
先生、血圧、毎日測ってExcelに入力してるんやけどな、数字だけやとなんか分かりづらいんやわ、なんかええ方法ないか?
Excelで毎日血圧の数値を入力してるんですね。それは素晴らしいですね。病院にかかるときも血圧の変化が伝わりやすいですし、いい取り組みですね。
ただ、数字だけだとその変化が目で見て分かりづらいかもしれませんね。数字の変化が分かりやすいものということなら折れ線グラフを作ってみるといいかもしれません。
ということで、サンプルデータ(ざっくりした数値ですが)を使って折れ線グラフを作ってみようと思います。
Excelで毎日測っている血圧をグラフにしてみよう
Excelで折れ線グラフに使う表を作る
まず、下の図のように入力します。
日付はひとつずつ入力してもいいですが、オートフィルを使うとドラッグするだけで日付が入力できます。
オートフィルで日付を入力するには、元となる日付が入ったセルを選択し、右下角にある■にマウスポインタを合わせるとマウスポインタが「+」に変わります。
マウスポインタが「+」になったら必要な分だけドラッグします。
ドラッグしている間、吹き出しに日付が出ますので入力したい日付が吹き出しに出てくるまでドラッグしましょう。
日付が入力できたら血圧を入力していきます。
血圧の平均を求めると基準が分かりやすくなる

先生、血圧の平均って出せるか?
Excelで平均を求めるには、AVERAGEという関数を使いますが、Excelでは平均を求めることが多いので、オートSUMのボタンの中に入っています。
まず、平均の欄を作ってから
平均を求めたいセルを選択した状態で、「ホーム」タブの中にある「オートSUM」ボタン横にある▼をクリック→「平均」をクリックします。
すると、元の表の数値が入っている部分が点線で囲まれます。点線で囲まれている範囲が平均を求める数値の範囲の元であることを確認したら、キーボードのEnterキーを押してセルを確定させます。
下のセルも同じ計算になるので、オートフィルを使って計算式をコピーします。


毎日測っている血圧を折れ線グラフにしよう
いよいよ折れ線グラフです。
折れ線グラフに使用する範囲をドラッグして選択します。
「挿入」タブの中にある「折れ線グラフ」ボタンをクリック→「マーカー付き折れ線」をクリックします。
折れ線グラフが完成しました。
折れ線グラフの中に表の数字を表示するにはデータラベルを使おう

先生、この●のところに表の数字って出せるんか?
出せますよ。ちなみに、グラフに元の表にある数字を表示させるために使うのは「データラベル」といいます。
グラフ上に表の数字を出すには、グラフを選択した状態で右上にある「+」ボタンをクリックし、
グラフ要素の中にある「データラベル」にチェックを入れます。
血圧を毎日測って折れ線グラフにしてみよう、のまとめ

グラフにすると目で見るだけで高いとか低いとか分かりやすいな、しかも思ったより簡単やし
良かったですね。数値だと「読む」もの、グラフにすると「見る」ものになり、視覚的にも伝わりやすくなるのがグラフです。
今回は、数値の変化が分かりやすい折れ線グラフを使いましたが、Excelではほかにもいろんなグラフを作ることができますので、いろんな数値を入れてグラフにしてみるといいかもしれません。


もしできれば、ですが、血圧を測った時の状態もメモしておくとどんな時に血圧が上がったのかを分析することができるかもしれませんね。