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Excel(エクセル)で計算式が入っているセル以外を選択する方法

Exceldで計算式が入っていないセルだけを選択して削除する方法 高齢者のためのエクセル教室
高齢者のためのエクセル教室

Excelでセルに入っている計算式を誤って削除してしまった経験があるという人は多いのではないでしょうか。

計算式を誤って削除してしまってもすぐに「元に戻す」をクリックすれば計算式を削除する前に戻ることができますが、計算式が入っていないセルだけを選択して削除できればいいのに…と思ったことはありませんか?

この記事では、Excelで計算式が入っているセル以外を選択して削除する方法について紹介します。

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Excelで計算式が入っているセルを誤って削除しないように、計算式が入っているセル以外を選択して削除する方法は?

例として以下のような表があるとします。黄色く塗りつぶしたセルには計算式が入っています。月が変わったので項目と計算式を残して、日付・商品名・単価・個数に入力したものを削除したいとします。

この表であれば、1行目に入力している項目と計算式が入っているセル以外を選択することはそこまで操作しづらいことはないと思いますが、数値は入力したものか計算式で求めたものかが分かりづらいという時があるかもしれません。

その時に覚えておきたいのが、検索と選択にあるジャンプという機能を使って、自分で数値を入力したセルだけを選択するという操作です。

検索と選択にある「ジャンプ」を使って計算式が入っていないセルだけを選択する

表内のどこでもいいので、セルをひとつ選択した状態で、【ホーム】タブにある「検索と選択」ボタンをクリック、「ジャンプ」をクリックします。

表内の任意のセルを選択、ホームタブにある検索と選択ボタンをクリック、ジャンプをクリック

ジャンプ画面が開いたら、画面の左下にある「セル選択」ボタンをクリックします。

セル選択ボタンをクリック

選択オプション画面に切り替わるので、「定数」をクリックして選択、

定数をクリックすると選択肢が選べるようになる

オプションの「数値」以外に入っているチェックを外してOKボタンをクリックすると、

数値以外のチェックを外してOKボタンをクリック

表内の数値が入ったセルだけを選択することができました。

自分で入力した数値だけを選択できた。計算式は数値として出ているが選択範囲には含まれていない

この状態で、Deleteキーを押せば、選択したセルに入っている数値を削除することができましたが、商品名の入ったセルが選択範囲に含まれていません。

そこで、商品名も選択範囲に加えようと、定数のオプションで「数値」と商品名は文字なので「文字列」も選択すると、

商品名も範囲に加えたいので、数値と文字列にチェックを入れてOKボタンをクリックすると…

項目名まで選択範囲に含まれてしまいます。

表の項目名も一緒に選択してしまう

この場合は、最初に計算式が入ったセルも一緒に範囲選択した状態で「検索と選択」ボタンをクリック、「ジャンプ」をクリック。

ジャンプ画面で「定数」を選択、「数値」と「文字列」にチェックを入れてOKボタンをクリックすれば、項目を含めずに範囲選択できます。

項目以外のセルを選択してからジャンプの数値と文字列でOKボタンをクリックすれば、項目と計算式を含めず選択することはできる
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毎回同じ範囲を選択するならセルに名前を付けるとクリックだけで選択できるようになって便利

毎回同じ範囲を選択するなら、選択範囲に名前を付けてあげるとクリックだけで選択できるようになります。

選択したセル範囲に名前を付けるには、名前を付けたいセルを範囲選択した状態で、数式バーの左側にある名前ボックス内にマウスポインタを合わせてクリック、

任意の名前を入力してEnterキーで確定します。

名前を付けたセル範囲を選択するには、名前ボックス横の▼をクリック、先ほど付けた名前がリストに出てくるのでクリックします。

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この記事では、Excelで計算式を誤って削除しないよう、自分で入力した数値や文字列だけを選択し削除する方法について書いてきました。

Excelでは、一度作った表の中身だけを削除したり入れ替えたりすることが多いので、計算式が入っているセルを誤って選択して削除してしまうことがよくあります。

そうならないように、計算式が入っているセルを塗りつぶしておいたりすることもありますが、それでも誤って選択してしまうことがあるので、ジャンプという機能を使った選択方法を覚えておくといいと思います。

また、毎回、同じセルを範囲選択するなら、選択したセル範囲に任意の名前を付けておくと、クリックするだけで範囲選択できるのであわせて覚えておくとセルを選択する手間が省けると思います。

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