Excelで町内の行事予定表を作成している方から、毎月1日の曜日をカレンダーで見て入力して(オートフィルで)ドラッグしているが、日付入れたらパッと曜日が出るようにはできないか」と問い合わせがありました。
たとえば、2020年1月1日と入力したら隣のセルに水曜日の「水」と表示されるようにしたいとのこと。
この記事では、日付を入力したら隣のセルに曜日が自動で出るようにする方法をご紹介しています。
Excelで日付を入力したら隣のセルに曜日が自動で出るようにするには?
「TEXT」関数を使えば日付を元に曜日を呼び出すことができる
日付を入力すると隣のセルに曜日が自動で出るようにするには「TEXT」という関数を使います。
曜日を表示したいセルを選択した状態で、「ホーム」タブをクリック、「オートSUM」ボタン横の▼をクリック、「その他の関数」をクリックします。
「関数の挿入」画面が開いたら、TEXT関数を探します。「関数の分類」横の▼をクリックし、「文字列操作」をクリック、
「関数名」の中にある「TEXT」関数を見つけたら選択(クリック)してOKボタンをクリックします。
関数の引数画面には、値と表示形式という枠がありますのでそれぞれ入力していきます。
値の枠内にカーソルがあることを確認してから、日付の入ったセル(例では1月1日と入力されているセル)をクリックすると、値の枠内にセル番地が入力されます。
次に、「表示形式」の枠内に「”aaa”」と入力してOKボタンをクリックすると、
日付を元に自動で曜日を呼び出して表示させることができました。
あとは、今入力したTEXT関数をすべての日付に反映させるため、「水」と入ったセルを選択、右下の角に合わせてダブルクリックすれば、入力されている日付の分だけ曜日が自動で入力されます。
参照 Excelで「〇月〇日(〇)」とひとつのセルに日付と曜日を入れたい。
日付を入れ替えれば曜日も自動で入れ替わる
TEXT関数を使って日付を元に曜日を呼び出すことができたのですが、この作業を毎月やらなければいけないのかと質問がありました。
試しに日付を2020年2月1日にしてみると曜日も自動で入れ替わりました。
これなら日付を入れ直せば、勝手に曜日も入れ替わる!ということだねと喜んでいただけました。
もう一工夫しておくと、毎月1日の日付を入れ直すだけで日付も曜日も自動で入れ替わるようにすることができますよとご提案したところ、やってみたいとのことでしたので追加でお伝えすることに。
日付を入れるのに、毎月1日の日付を入れてオートフィルを使っておられたので、1日の日付の下に「=〇(一つ上のセルをクリックするとセル番地が入る)+1」という計算式を入れてEnterキーで確定、
この計算式が入ったセルをオートフィルで下方にコピーしてもらうと
日付が入りました。2020年2月1日を2020年3月1日に入れ替えてみると、2日目以降の日付も曜日も自動で入れ替わるようになりました。
これなら毎月1日の日付さえ入れ替えたら後は自動で入るようになるんだね!と喜んでいただけました。