先日のパソコン教室で話題に挙がったのが「ドコモ口座の不正引き出し」について。疑問に思うことを発言していただくことは生徒さんそれぞれの理解・関心が深まるので大いにありがたい時間です。
そんななか、もうひとつ話題に挙がったのが「マイナポイント」。マイナンバーカードを取得することでもらえるのが「マイナポイント」。
コロナ渦で10万円の定額給付金の申請が始まったころにもマイナンバーカードを作るか作らないかと話題になりました。
マイナンバーカードを作るのが面倒、申請が難しそう、申請してもなかなか手に入らない…などあまりよいイメージを持つ人がおられませんでした。
マイナンバーカードに対して感じる疑問だったり心配事だったりを発言し合いながら理解を深めていき、理解した上で作るか作らないかを選択してもらうのが一番だと思います。
この記事では、パソコン教室で皆さんとお話した内容をもとにマイナンバーカードについて触れていきたいと思います。
マイナンバーカードとマイナンバー通知カードの違いは?
マイナンバー通知カードはナンバーの確認のみ。マイナンバーカードは身分証として利用できる
私たち国民ひとりひとりに割り当てられているのが「マイナンバー」。以前あった住民基本台帳とは少し仕組みが違うのですが、生まれてすぐの赤ちゃんにもこの「マイナンバー」は付与されています。
そしてこの「マイナンバー」が記載されているのが「マイナンバー通知カード」。これは各自治体から個人あてに自分に付与されているマイナンバーが通知されるものです。自分に割り当てられたナンバーを確認することができるだけで他に使用できるのはマイナンバーカードを申請する時のみです。
マイナンバーカードの使い道は徐々に増えていく
マイナンバーカードには顔写真がついているため、公的に身分を証明するために利用することができます。たとえば、マイナンバーカードがあれば、コンビニで住民票や印鑑証明書などを取得できたり、インターネットを利用して確定申告ができたりします。
また、2022年からマイナンバーカードを健康保険証として利用することができるようになりました。
公的に身分を証明できる顔写真入りのもの(ex.運転免許証など)を持っていない方は、これを機に取得するとよいのではないでしょうか。