マイナンバーの「通知カード」が2020年5月末をもって廃止に。マイナンバーカードを作る方法

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新型コロナウイルスの感染拡大予防措置で外出自粛や休業要請など人々の生活状況が著しく低下している中で政府が発表したのが「定額給付金」。この「定額給付金」を受け取るには申請が必要なのですが、その方法は2つ。オンライン申請と郵送による申請なのですが、オンライン申請に必要となるのが「マイナンバーカード」。

この「マイナンバーカード」をどれくらいの人が取得しているのかは定かではありませんが、恐らく自分を証明するためのもの、たとえば運転免許証やパスポートなど顔写真がついているものを持っている人は、マイナンバーカードを取得されていないのではないでしょうか。

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マイナンバーを確認できる「通知カード」が2020年5月末で廃止に?!

マイナンバーに関しては、「通知カード」で分かるようになっています。今は就職や各種申請、確定申告などで必ずマイナンバーを記入しなければなりませんが、この「通知カード」を持っていればそれらには対応することができました。

ところがこのマイナンバーが記載されている「通知カード」を2020年5月末で廃止するというニュースが飛び込んできました。

マイナンバーの「通知カード」が5月末に廃止へ--マイナンバーカードはネットで申請可能
マイナンバーを知らせるための紙製のカードである「通知カード」が、5月下旬に廃止される予定だ。マイナンバーカードの申請自体はオンラインからできる。

マイナンバーの通知カードが廃止されるとどうなる?

マイナンバーの通知カードが廃止されると、通知カードの新規発行や再発行、通知カードに記載されている住所や氏名などの変更ができなくなります。

ただし、しばらくは通知カードに記載された氏名や生年月日、住所などに変更がなければ今まで通りマイナンバーを証明する書類として使えるようです。

しばらくってどれくらいなんでしょうか…。

今回給付される「定額給付金」の申請を郵送で行う際、本人確認書類としてこの「通知カード」は使えない(運転免許証・マイナンバーカード・健康保険証・パスポート・年金手帳などは利用可)ようです。
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マイナンバーカードを取得するにはどうすればいい?

マイナンバーの通知カードについてきた「申請書」と顔写真、本人確認書類をもって行政機関の窓口に行けば申請は完了します。が、現在、定額給付金の申請のためマイナンバーカードを取得しようとする人がたくさんいらっしゃるようで、手元にマイナンバーカードが届くのは2か月前後かかるのでは?と言われています。

行政機関の窓口に行く時間がないという人は、申請書に印字されているQRコードをスマホで読み取り、スマホを使って申請することもできます。その際、スマホで撮影した顔写真をアップロードしなくちゃいけないんですが、顔写真を撮影するとき、無背景じゃないとダメらしいです。

マイナンバーカードは10年間(誕生日)まで利用できますが、取得後5回目の誕生日までに更新しなければなりません。

証明写真機「Ki-Re-i」なら顔写真撮影と申請が一度でできる

運転免許証取得や更新のときに必要な顔写真は、更新する場所で撮影できることもありますが、もしかしたらカメラ屋さんや町中にある証明写真機で撮影するかもしれません。

実は町中にある証明写真を撮影できる証明写真機「Ki-Re‐i」では、マイナンバーの通知カードについてくる「申請書」にあるQRコードを読み取って証明写真を撮影→送信できるものがあるようです。

マイナンバーカードの顔写真はKi-Re-iで納得の一枚を!|証明写真機Ki-Re-i|株式会社DNPフォトイメージングジャパン
キレイな証明写真・スピード写真で人気の”Ki-Re-i”。マイナンバーカードは身分証明書にもなる大切なカードです。”Ki-Re-i”で納得の一枚を!

家の中ではなかなか無背景で顔写真が撮影できないという方はこの「Ki-Re-i」で顔写真を撮影し、直接申請するのもいいかもしれません。

マイナンバーカード用の顔写真が撮影できて直接申請できる「Ki-Re-i」があるのはどこかを探すには、DNP 証明写真機Ki-Re-i設置先検索で調べることができます。

2020年9月から2021年3月までの期間限定で行われる「マイナポイント」にも使える

ところで、マイナンバーカードを作ったはいいけれど、どんなことに使えるの?と質問があったので、簡単にまとめるとマイナンバーカードでできることは

  • マイナンバーを証明することができる
  • 各種行政手続きがオンラインで可能になる
    ※市区町村によってできることが異なる
  • 電子申請(e-Taxなど)
  • 本人確認の身分証明書として
  • オンライン取引
  • コンビニで住民票や印鑑登録証明書など公的な証明書を取得できる

まとめてみましたが、個人的にはe-Taxとコンビニで証明書が取得できるのはありがたいです。

今は使えなくなってしまいましたが、ICカードリーダーを使って確定申告していた身ですので、住基カードが使えなくなって不便だなと。

住基カードがオンライン申請などに利用できたころにICカードリーダーを使っていたという人は、マイナンバーカードを読み取るためにICカードリーダーのドライバと読み取るために必要なソフトを最新の状態にしなければならないようです。
ICカードリーダライタのご用意 | 公的個人認証サービス ポータルサイト
公的個人認証サービスとは、電子証明書などの安全性が高い技術を利用し、他人によるなりすまし申請や電子データが通信途中で改ざんされることを防ぐための機能を、安い費用で提供するものです。

ところで、マイナンバーカードを使ったポイント制度「マイナポイント事業」が2020年9月から2021年3月までの期間限定で行われるのをご存知でしょうか。

https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/

マイナポイントとは、マイナンバーカードとキャッシュレス決済を紐づけることで決済利用代金もしくはチャージ額の25%(5000円が上限なので20000円の買い物をするかチャージをするか)のプレミアムポイントが付与される仕組みだそうですが、詳細はあまり分かっていません。

恐らく、マイナンバーカードを取得する人が少ないこと、キャッシュレス決済をもっと普及させたいという意図があるんじゃないかとは思いますが…。

マイナンバーカードの交付はいまのところ無料。申請だけでも済ませておくといいかも

今回の定額給付金申請で注目度が急上昇した「マイナンバーカード」。いろいろ思惑はあるかもしれませんが、一度取得すれば10年は利用することができますし、今のところ交付手数料は無料(再発行は有料です)なので、今回の申請には間に合いませんが、マイナンバーカードの申請だけでも済ませておくのがいいのかもしれません。

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