「Wordで(右上にある)×ボタンをクリックすると、保存先がOneDriveになっている。これをドキュメントにする方法はないか」「Excelで名前を付けて保存をクリックすると保存先がOneDriveになっている。最初からパソコンのドキュメントにする方法はないか」と質問いただくことがあります。
WordでもExcelでも、PowerPointがインストールされていればPowerPointも、右上の×ボタンをクリックしたり、名前を付けて保存をクリックしたりして保存しようとすると、OneDriveが優先される保存先になっています。
OneDriveを利用しない、またはパソコンのドキュメントに保存したい方からすれば、保存先をOneDriveからドキュメントに切り替える操作が必要になるため、最初からパソコンのドキュメントに保存されるように変更できないかと考える方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、この記事では、WordやExcel、PowerPointで優先される保存先をOneDriveからパソコンのドキュメントに変更する方法をご紹介します。
今回はWordで手順を説明しますが、どのソフトでも同じ操作で設定できます。また、WordやExcel、PowerPointのどれかでこの設定をすればWordやExcel、PowerPointに設定が反映されます。
WordやExcel、PowerPointで優先される保存先をOneDriveからパソコンのドキュメントに変更する方法
Wordのオプションで「既定でコンピューターに保存する」にチェックを入れる
Wordの「ファイル」をクリック、「オプション」をクリックし、Wordのオプション画面を開きます。左にある「保存」をクリック、文書の保存にある「既定でコンピューターに保存する」の下にある「既定のローカルファイルの保存場所」が「C:¥Users¥(ユーザー名)¥Documents¥」となっているのを確認してチェックを入れてOKボタンをクリックします。
これで、名前を付けて保存をクリックしても、
右上の×ボタンをクリックしても、優先される保存先はパソコン内のドキュメントになります。
この記事では、WordやExcel、PowerPointで優先される保存先をOneDriveからパソコン内のドキュメントに変更する方法をご紹介しました。
今回は、WordでOneDriveからパソコン内のドキュメントに変更する方法をご紹介しましたが、WordやExcel、PowerPointのどれかで設定すれば、他のソフトでも「既定でコンピューターに保存する」設定は反映されます。