ある時から文字を入力・変換してEnterキーで確定すると、句読点の入った変換候補のようなものが出るようになってしまいました。

何か設定を変えた覚えがなく、強いてあげればWindows10のバージョンを上げたくらいです。文字変換や辞書などはMicrosoft IMEを使っていますが、IMEの設定が変わってしまったのでしょうか…。
文字を変換確定すると句読点の入った変換候補が出るようになった
Microsoft IMEのプロパティがなくなった?
Microsoft IMEの設定を確認するため、タスクバーにある「あ」または「A」にマウスポインタを合わせて右クリック、出てきたメニューの中から「設定」をクリックしてみます。

ざっと見た感じ、変換候補に関する設定項目が見つかりません。確か、「詳細設定」をクリックすれば、IMEに関する細かい設定ができたはずなのですが、どの項目を見ても詳細設定ができる画面を開くことができません。
もう一度、タスクバーにある「あ」または「A」を右クリックしてみたのですが、設定はありますが、以前はあった「プロパティ」が見つかりません。確か、「プロパティ」をクリックすれば詳細設定画面を開くことができたはず…。

Microsoft IMEの「互換性」にある「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」をオンにする
もう一度、タスクバーの「あ」または「A」にマウスポインタを合わせて右クリック→「設定」を開いてみます。どこから詳細設定を開くのだろうといろいろ開いているうちに「互換性」のところに「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」という項目があり、オフになっています。

タスクバーの「あ」または「A」を右クリック。プロパティは復活したけれど
「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」をオンにし、もう一度、タスクバーにある「あ」または「A」にマウスポインタを合わせて右クリックしてみると、表示が変わり「プロパティ」が見つかりました。

プロパティをクリックすると、「詳細設定」のボタンが見つかりました。

Microsoft IMEの詳細設定画面を開き、「変換」タブをクリックして設定を見直してみましたが、設定できそうな項目は見つかりませんでした。
なぜか句読点の入った変換候補が出なくなった
仕方がないのでこの画面は閉じ、もう一度文字を入力したり変換したりしてみると、句読点の入った変換候補が出なくなっています。

あ…、直った…。なんでだ…?
とりあえず、互換性の設定にある「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」をオンにしたことで文字変換後、Enterキーで文字を確定したところで句読点の入った変換候補が出なくなりました。
調べてみると、Windows10のバージョンを上げたことによって、Microsoft IMEの設定画面が変わったようで、その影響かもしれませんね…。