MicrosoftアカウントがないとWord2016やExcel2016は使えない?

高齢者とパソコン
この記事は約7分で読めます。

先日、昔のお客さまから着信があり、「アカウントがどうたらこうたらって何回も出て困るんやけど」といきなり言われまして。いや、アカウントって今の時代どれだけの種類があると…なんて思いながら、どんなときに出るのかと聞くのだけれど的を得ない。

そういえばこの方、Excelの分からないところをよく聞いてきていたので「もしかしてExcelですか?」と聞くと「そうだ!」と。

Excelを操作しているときにMicrosoftアカウントに関するエラーか、アカウントが認証できていないといったようなことが表示されているのではないかと推測できます。

スポンサーリンク

MicrosoftアカウントがなければMicrosoft Office2016のライセンス認証はできない!

たしか、以前はExcel2010を使っておられたような記憶。「パソコン買い換えました?」と聞くとビンゴ!!

Excel2016になったんだと分かりました。

Microsoftアカウントを認証すればもうでなくなりますよ

なんや、そのなんたらアカウントって

パソコン立ち上げるときにパスワード打って入るときに使ってるやつだよ

そんなん電源入れたらすぐ使えるで、なんも打たんでも

(あ…)

パソコン買うたら設定せな使えんけど、誰にしてもらった?

 

パソコン買うた店や

なんか紙もらわんかった?それかメモしてって言われんかった?

メモ?!そんなもん知らんぞ

…ほんなら、パソコン買うたときに説明書とかあったやん。その中になんか入ってない?

 

なんかって・・・(ゴソゴソする音)なんも入ってへんで

これはまずい展開です。とにかく何かしらの手がかりを見つけなくちゃ、ということで訪問したのですが、結局、Microsoftアカウントは見つかりませんでした。

Microsoft Officeのライセンス認証が完了しているかを確認するには

とりあえず、Excel2016がライセンス認証が完了しているかどうかを確認してみることにしました。

Microsoft Officeのライセンス認証が完了しているかを確認するには、Excel(WordやPowerPointでもOK)を起動し、ファイル→「アカウント」をクリックすると画面右側に「製品情報」とある中に「ライセンス認証された製品」となっていればライセンス認証は完了しています。

が、やはりMicrosoft Officeのライセンス認証はできていないようで「ライセンス認証が必要です」と表示されていました。

Microsoft Officeのライセンス認証を30日以内に行わないと新しくファイルを作れなくなったり保存(上書き保存も含め)できなくなったりする「機能制限モード」になってしまうので注意しましょう。

この方の場合、パソコンを購入して3週間ほど経過していました。

とにかくMicrosoft Officeのライセンス認証を行わないといけないのですが、Microsoftアカウントが見つからない…。

Microsoftアカウントを新たに取得してみる

購入したパソコンはWindows10でしたが、どうやらローカルアカウントでログインするようになっているようで、Microsoftアカウント自体を取得しているかどうか分かりません。

Windows10のメールアプリを確認してみましたが、メールアカウントが設定されていなかったので、Microsoftアカウント自体を取得されていないかもしれません。

フリーメールアドレスを使っている痕跡もない。ご自身も記憶にないとおっしゃるので、新たにMicrosoftアカウントを取得してみることにしました。

設定途中に使っているメールアドレスでアカウントを取得しようとすると、「そのメールアドレスは使用されています」といったようなエラーメッセージが表示されます。もし、アカウントを取得していればあとはパスワードを再設定すれば対応できるはずと踏んで…。

Microsoft アカウントを取得していないときの手順

結果、あっさりと取得できてしまいました。フリーメールアドレスで取得していたら二重になってしまうかもしれませんが…。

それにしてもWordやExcelが使えるパソコンの設定でMicrosoft Officeのライセンス認証は含まれないんですかね…。30日以内に認証しないと機能制限がかかってしまうのに…。

普段使っているメールアドレスでMicrosoftアカウントを取得したほうがいい理由

Microsoftアカウントを取得するときにメールアドレスを新たに作れというような画面が表示されますが、ご自身が持っているプロバイダメールやフリーメールアドレスでもMicrosoftアカウントを取得することができます。

以前、パソコン相談会に「知らないメールアドレスが設定されている」と相談に来られた人がいたのですが、そのときの知らないメールアドレスというのがこのMicrosoftアカウントを取得するときに作成した「●●@outlook.jp」というものでした。

その方だけかもしれませんが、メールアドレスがふたつあるというのがそもそも分かりづらく、いくら説明しても気味が悪いと繰り返されてしまったことがあったので、メールアドレスはひとつ、にしたほうが今回も良さそうだと思い、プロバイダのメールアドレスでMicrosoftアカウントを作成することにしました。

Microsoftアカウントでサインインという画面で「アカウントの作成」ボタンをクリックすると、アカウントを作成する人の名前やパスワードを入力する画面が開いてきます。

この方はMicrosoftアカウントを持っておられないので「Microsoftアカウント名」の下に表示されている「新しいメールアドレスを作成する」という文字をクリックします。

すると、Microsofが準備しているドメイン名を選択できるようになるのですが、その下に「普段使っているメールを使う」という文字があるのでそちらをクリックします。

そこにプロバイダのメールアドレスを入力し、操作を進めていけばOKです。

Microsoftアカウント作成画面にある電話番号は「国コード」が日本になっていることを確認し、携帯電話番号(ハイフンなし)を入力しておくことをお勧めします。

Windows10へのログインに使っているのはローカルアカウント?Microsoftアカウント?

この方はパソコンを起動するときにログインするユーザー種別は「ローカルアカウント」でした。

Windows10へのログイン方法としてはこの方のようにローカルアカウントを使う方法とMicrosoftアカウントを使う方法があります。

ローカルアカウントでログインするということは、従来のパソコンの起動方法とよく似ていて、そのパソコンだけに通用するユーザー名とパスワードを使う形になります。

Microsoftアカウントを使ってログインするとどうなるかというと、たとえば自宅と会社で同じMicrosoftアカウントでログインすれば、ファイルを共有することができる(OneDriveの設定は必須)のです。また、個人設定やブラウザのお気に入りやアプリも共有できるようになります。

ただし、ローカルアカウントでWindows10を起動させたとしても、Microsoftアカウントさえ取得しておけば、アプリをダウンロードしたり、ファイル共有(OneDrive)をしたりはできます。

ローカルアカウント、Microsoftアカウントのどちらを使ってログインしてもらってもパソコンを起動し、操作することは可能。

ですが、Microsoftが提供する様々なサービスを利用するとき、ローカルアカウントだとMicrosoftアカウントでのログインが必要になる、そして、Microsoft Officeを利用し続けるためにはMicrosoftアカウントを使ってライセンス認証を行う必要があるということです。

個人的には、アカウントがふたつ存在するとややこしいので、ログインするのもMicrosoftアカウントで行ったほうが手間はかからないかなと考えます。

Windows10へのログインがローカルアカウントなのかMicrosoftアカウントなのかを調べる方法

現在、パソコンを起動するときローカルアカウントでログインしているのかMicrosoftアカウントでログインしているのかが分からないという方は以下の方法で確認できます。

スタートボタンをクリック→設定(歯車のようなアイコン)をクリック→「アカウント」をクリック

ユーザーの情報という欄に「ローカルアカウント」と表示されていれば「ローカルアカウント」、メールアドレスが表示されていれば「Microsoftアカウント」でログインしていることが分かります。

今回の方のように、パソコンを購入した店舗でパソコン設定をお願いする場合は、Microsoftアカウントでログインしたいとお伝えいただいたうえで設定料金を確認されるといいと思います。

また、各種設定をお願いした際、ユーザー名やアカウント、パスワードなどは必ずメモしておきましょう。

お問い合わせ・ご質問はこちらから
投稿に関するお問い合わせやご質問はメールフォームからお願いいたします。
スポンサーリンク
高齢者とパソコン
スポンサーリンク
この記事を書いている人
パソコン教室の先生

市内の60歳以上の方を対象としたパソコン教室でインストラクターをしています。授業の中でお話している内容やパソコン相談会でお受けするご相談などについて書いています。
高齢者のためのICT教室については本サイト「高齢者のためのICT教室」についてお読みください。お問い合わせには随時対応させていただいておりますが、時間がかかりますことをあらかじめご了承くださいませ。

パソコン教室の先生をフォローする
パソコン教室の先生をフォローする
高齢者のためのICT教室
タイトルとURLをコピーしました