お年玉付き年賀はがきが63円から85円へ大幅引き上げ。年賀状じまいを考える人が増えるのではないか

2024年10月より郵便料金が値上げされました。今年は据え置くのでは…と予想しておりましたが、お年玉付き年賀はがきも63円から85円へと大幅に引き上げられました。パソコン教室では「（年賀はがきが）値上げしたから、もう年賀状はやめようかと思う」という声が多く聞かれるようになりました。

とはいえ、いきなり年賀状を送らないというのも失礼なのでは…と今年は年賀状じまいとして送ろうという話も出てきています。年賀状作成ソフトの中には年賀状じまいの文面がない場合もあるので、文面を考えるのが難しいよねという話になりました。

そこで、この記事では、年賀状じまいを考えている方に、年賀状じまいの文面なども含めてお伝えしたいことをまとめておきたいと思います。

年賀状じまいしようかと考えている方へ

個人的には、年に一度、相手の近況を知る機会であり自分の近況を知らせる機会でもある年賀状は続けられる限り続けたいと考えてはいますが、費用面だけではなく作ること自体も負担に感じるというのであれば、年賀状を送るのを辞めること、送ってもらっても返事ができないことは相手にお伝えしたほうがいいと思っています。

今は、メールやLINE、Instagram、Facebookなどデジタルツールでコミュニケーションを取ることができるので、環境が整っているのであればデジタルツールでのコミュニケーションに移行するのもひとつの手です。

年賀状じまいを知らせる時期については、可能であれば12月初旬には相手に届くように送ったほうがいいと思いますが、年賀状で「今年の年賀状で送るのを辞める」と伝えても問題はないように思います。

文面についてもこれといって決まりごとはないようなので、「年賀状じまい　文面」とYahoo!JAPANやBing、Googleなどの検索サイトで検索してもいいかもしれません。

参考までに、年賀状じまいについて書かれているホームページをがありましたので掲載しておきます。

また、Windowsのパソコンであれば、Copilot（コパイロット）で検索してみるのもありかもしれません。

Copilotを使うには、Microsoft Edgeを起動し、右上にあるCopilotのアイコンをクリックします。

画面下側に出てくる「Copilotへメッセージを送る」と出ている枠内をクリックしてカーソルを置き、

検索したい文言を入力して「メッセージを送信」をクリックします。

たとえば、「令和7年の年賀状で年賀状じまいを知らせたい。文面を考えてほしい」とメッセージを送信すると、

下の図のようにCopilotが考えた文面が出てきます。

文面を年賀状作成ソフトやWordなどで使いたいなら、文面をマウスポインタを合わせてドラッグして選択、右クリックして「コピー」をクリック、年賀状作成ソフトやWordなどの画面上で「貼り付け」をすればOKです。

タスクバーにCopilotのアイコンがあれば、Microsoft Edgeを起動しなくても利用することができます。

タスクバーのCopilotのアイコンをクリックするとCopilotが起動します。

「あなたの名」と出てきますが本名を入れる必要はありませんので、愛称などを入力してもらって矢印ボタンをクリックすると、メッセージが送信できる画面に切り替わります。

2024年10月に郵便料金が一斉値上げされた影響からか、年賀状じまいの文面が印刷されたはがきが多く発売されています。ショッピングサイトで有名なAmazonでも年賀状じまいの文面で作成されたはがきが10枚セットで販売されていました。

他にも、年賀状の裏面を選ぶだけで印刷してくれるだけではなく、宛名印刷や投函の代行もしてくれる年賀状印刷ならネット印刷のラクスルなどのサービスがあります。

はがきを購入して自宅で印刷するより費用はかかってしまうかもしれませんが、手間を考えればこういうサービスを利用するのもよいかもしれません。

2024年10月の郵便料金の値上げが影響して年賀状じまいを考える方が増えるかもしれませんが、年賀状というのは普段交流が少ない人の近況が知れたり、近況を知らせることによって交流が増えたりすることもあるので年賀状のやり取りをやめるかどうか悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

わたし自身は、親戚には年賀状を送ろうと考えていますが、友人や知り合いにはLINEやSNSで新年のあいさつを送っていますが、年に一度、元日に届く年賀状を見ながら近況を読み、その人に思いを寄せる時間は新しい年を迎えた皆さんの幸せを祈ることができる時間でもあるので大切にしたいとも考えます。