よく聞かれる「パソコン操作をどうやって覚えたの?」について

geralt / Pixabay

パソコン操作ってどうやって覚えたの?学校に行ったの?と本当によく聞かれます。学校には行ったことはないですし、講習会にも行ったことはないですし。どうやって…と聞かれると、自分の興味関心の赴くまま、パソコンを操作していたら覚えたとしか言いようがないのですが。

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覚えるというとハードルが上がる。パソコン操作に慣れるところから始めた

パソコンの操作をし始めたころ、仕事でどうしても必要になったとかそういうのではなくて、あることがあってそれを解決するためにパソコンとパソコン通信があれば…と思いつき、店頭に並ぶ現品限りのパソコンを購入したのがきっかけでしかなく。

そんな自分がまさか、職業訓練校で再就職に向けて頑張っている人たちにパソコン操作を教える立場になるとは思っていなかったです。ご縁というのはなかなか面白いところからやってくるものです。

初めはパソコン購入でさえ大反対されました。そりゃそうですよね、文字入力すらできないし、マウスってなに?くらいの知識量でしたから。

書店にさえパソコンの操作方法が載っている本もほとんど並んでいないような時代でしたから、専門用語にあふれた本を読み始めると眩暈がしました。

すぐわかりました!覚えるのは無理だと。

そこで慣れようと時間を見つけては操作してみることから始めました。

パソコンを操作したい目的がはっきりしていたから慣れていった

あることを解決するために始めたのがチャット(画面上で言葉を入力し会話をするもの)。

チャットは文字入力とインターネット操作が必要でしたので、そればかりをひたすらやり続けました。文字入力に関して、チャットはスピードが速くて、お返事がすぐに来ちゃいますから、スピードを上げようと、普段目にする言葉を頭の中でローマ字に置き換えることもずっとやっていました。

歌いながら歌詞を画面に入力するとか、日記をつけるとか。とにかく操作するというのを毎日続けました。10分でもいい、パソコンの電源を入れて操作する。それに慣れるようにひたすら繰り返しました。

仕事もしていたし、3人の子どもの育児(一番下の子は1歳)もしていたし、時間はなかなか作れませんでしたが、それでも毎日、少しでも、と操作し続けました。

それはパソコン操作を覚えたいという目的ではなく、問題を解決したいという目的だったから継続できたことだったと思います。

教室に通うという選択肢がなかったから、自分で頑張るしかなかった

仕事で使うわけじゃなかったので、教室に通うという自己投資はできなかったです。それに、わたしが住む街にはパソコン教室やパソコン操作を教えてくれるところはありましたが、どこも仕事に使う操作を教えてくれるところばかり。

何度も書きますが、仕事で使うわけじゃないから習いに行っても投資した金額を回収できないなと思ったことが、今の活動や授業をやろうと思ったきっかけにもなりました。

といってもそのころはそんな未来が待っていることなど知る由もなく。ひとつひとつクリアしていくことが楽しくて仕方ない。完全な自己満足の世界でした。

覚えるのが先じゃなくて、やりたいことが先にあった

ある日、子どもが通う学校から配られたチラシを見て、こんなの作ってみたいと思いました。このチラシを作るためにはどうしたらいいんだろう…、何を使えば作れるのだろう、といろいろ考えて操作して、出来上がった時の満足感。これも自己満足ですよね(笑)

操作を覚えたいと思ったんじゃなくて、作りたいなと思ったものが先にあって。それを作るためにはどんな操作をすればいいのかと考えて実現できたのが楽しかったから、どんどん操作を覚えていきました。

出来上がったものを印刷して、どんな操作をしたのか忘れないようにメモしていました。それを見れば同じものがまた作り出せました。やりたいことが先にあって、手段が後だったから覚えられたんだと思います。

覚えるために聞くのではなく、解決したいから聞く

と書きましたが、聞くことができる人が周りにいなかったので、これはあまり覚えた過程に含まれないかなと思います。だけど、やっぱりパソコン操作に慣れるのを苦にしない人たちを見るとこの「人に聞く、教えてもらう」という時の姿勢が違うような気がします。

覚えられないんだと言ってしまう人がいますが、これは相手の教えを導き出す言葉ではないような気がします。相手に「覚えられない」と言われてしまったら教えても…みたいな感情になる人もいるんじゃないかと思うのです。

実は、わたしが担当するパソコン教室の生徒さんには、初めてお会いした時に「覚えようと思わないでほしい。慣れてほしい。そして、分からないから、知らないから習いに来ているんです。分からないことも知らないこともあっていいんです」とお伝えします。

中には覚えるためにここにきているという人がいます。そりゃそうです。当たり前です。その人には覚えるためにご自身ができることを考えてください、とお伝えします。

そして一番大切なことは、自分と人とは違うということを認めてほしい。自分がそうだからといって他の人がそうであるとは限らない、その人なりのペースでパソコン操作に向き合ってくれたらいい、それを責めたり、自分で卑下したりは絶対にしないでほしいとお伝えします。

パソコン操作がどうしても必要な人とそうではない人が存在するのです。どちらも正しい、その人なりの向き合い方です。わたしはそれでいいと思うんです。

と言いながら、たまには仕事で必要な人にパソコン操作を教える時もあります。その時は、どういうことができればいいかという到達目標を自分で決めてもらいます。

そこへ向かうために必要な技術を見極め、順序だてて話をさせていただきます。その人の感性に合わせて組み立ても変えています(マンツーマン指導のときは、です)。

やみくもにテキストどおりに事を進めても、それがなぜこの操作になるのかという点が理解できないと、身につかないことが多い人もいらっしゃるのです。

卵が先か鶏が先かじゃないですが、結果は同じですけれど、そこへ向かう道はいくつもあっていいとわたしは思っています。

パソコン操作を覚えた方法、私の場合のまとめ。

最後まで読んでくださった方、これはわたしの覚え方…というよりそうしていたら覚えたというだけなので、参考にはならないかと思いますが、もしも今、覚えられないことが苦痛になっている人がいるなら、アプローチを変えてみるのもありかもしれません。

たくさん操作すればそれだけ引き出しも増える。引き出しが増えれば、組み合わせることで実現できることが増える。これがわたしの実感でもあります。

操作ができるというより思ったものを作ることができると楽しいし、自己満足できます。その満足感、達成感を積み重ねていくと(もしかしたらできるかも…)が増えていくんじゃないかと思います。あなたなりのアプローチがきっとあります。それが見つかることを祈っています。

記事下
高齢者対象のパソコン教室の先生

今日もお読みいただきありがとうございます。
お問い合わせ、ご質問などはお問い合わせより承っております。
この記事を書いている人に関することは本サイト「高齢者のためのICT教室」についてに書かせていただいております。

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