パソコンがフリーズ?!パソコンがフリーズしたときに試したいこと、やってはいけないことは?

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高齢者とパソコントラブル
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パソコン操作中、急に画面がうっすら曇ったようになり、マウスポインタがくるくる回ったままでマウスやキーボードを操作しても反応しなくなる、タイトルバーに「応答なし」と出ている、この状態を「フリーズ」と呼んでいます。

パソコンに関する相談の中で多いのが、パソコンがフリーズしたときにどうすればいいのか、フリーズしたときにやってはいけないことはあるのかということです。

この記事では、パソコンの操作中、フリーズしてしまった時に試してもらいたいこと、フリーズしたときにやらないでほしいことをまとめています。

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パソコンがフリーズしたときに試したいこと、やらないでほしいこと

フリーズしたように見えて動作していることもある

上で書いたように、画面が少し曇ったようになり、マウスやキーボードの操作を受け付けない状態になっても、実際は動作している場合もあります。

パソコンに負担がかかる操作をしたとき、パソコンのスペックによっては動作が追い付かない、反応が遅いことがあります。フリーズしたかもしれないときは数分待ってみると動作が追い付いてくることもあります。

もうひとつ、パソコンが動作している間、点灯している「アクセスランプ」がありますが、こちらが点灯していれば、動作途中である可能性があるのでしばらく待ってみましょう。

最近のパソコンは静音化されているので感じにくいかもしれませんが、パソコンが動作中だとファンが回るような音がします。このファンが回るような音が聞こえているなら動作中なので、マウスやキーボードには触れず、動き出すのを待ってみるといいと思います。

パソコン操作中にフリーズしたら、「タスクの終了」をやってみよう

パソコンがフリーズしている、もしくはタイトルバーに「応答なし」と出ている場合は、「応答なし」となっているソフトを強制終了できるかやってみます。

ソフトの強制終了にはタスクマネージャーを使用します。マウスポインタが動いていればタスクバーにマウスポインタを合わせて右クリック→「タスクマネージャー」をクリックし、タスクマネージャーを開きます。

マウス操作ができない場合は、キーボードでタスクマネージャーが起動できるかを試してみましょう。キーボードのCTRLキーを押しながらALTキーを押し、Deleteキーを一度押すと、タスクマネージャーを起動することができます。
キーボードのCTRLキーを押してもうまくいかないときは、ESCキーを押しながらALTキーを押し、Deleteキーを一度押してタスクマネージャーが開くかを試してみてください。

タスクマネージャーを開くことができたら、反応しなくなったソフトまたは「応答なし」とタイトルバーに出ているソフト名を見つけて右クリック→「タスクの終了」をクリックすれば、ソフトを強制終了することができます。

応答なしのソフトが終了させられないときは「Windowsのシャットダウン」を試そう

ほとんどの場合、上の操作でタスクマネージャーを使ってフリーズしたソフトを終了させれば、フリーズ状態は解消されますが、何らかの理由で応答なしになっているソフトを終了させらないときは、Windowsを強制終了させてみます。

キーボードのCtrlキーとAltキーを押しながらDeleteキーを押して画面を切り替え、画面右下にあるシャットダウンボタンをクリック→「シャットダウン」をクリックします。

操作中、「強制的にシャットダウン」と表示されたら「強制的にシャットダウン」を選択してください。ただし、強制的にシャットダウンを選択すると作業中のものは保存されません。それは困る!と思われるかもしれませんが、ここはフリーズを解消することを優先してください。

シャットダウンの操作が完了すれば、パソコンの電源が落ちます。電源が落ちたのを確認し、10分ほど置いてパソコンの電源を入れ、正常に起動するかを確認してください。

パソコンがフリーズしたときの最終手段はパソコンの強制終了

もし、タスクマネージャーも使えない、Windowsの強制終了もできない、またはマウスやキーボードが使えないなら、最終手段としてパソコンの電源ボタンを使ってパソコンを強制終了させます。

パソコンの電源ボタンを使ってパソコンを強制終了させるときは、ハードディスクのアクセスランプがチカチカしていないか、パソコン(ハードディスク)の動作音がしないかを必ず確認してください。チカチカ、または動作音が聞こえている場合はそのまましばらく様子を見てください。

パソコンの電源ボタンを使って強制終了させるには、パソコンの電源ボタンを4秒以上押します。

このとき、必要以上に力を入れてパソコンの電源ボタンを押さないようにしてください。最悪の場合、電源ボタンが壊れ、修理が必要になることがあります。
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パソコンのフリーズが頻発するようになったら大事なファイルをバックアップしておこう

パソコンのフリーズが頻発するようになったら、パソコンの状態があまり良くないと考えられるので、早急に大事なファイルをバックアップ(DVD-RやCD-R、一時保存先としてUSBメモリ)しておきましょう。

他にも、インターネット上で利用しているIDやアカウント、パスワードなどもメモしておくなり、バックアップするようにしましょう。また、メールソフトの設定やメールアドレスもバックアップできるならしておくようにする、メールソフトの設定に必要な事項がすぐに手に取れる場所にあるかも確認しておきましょう。

パソコンが反応しない、フリーズした時の対応についてまとめ。

パソコンを長期間使用していれば何かしらの不具合が発生するのは仕方ありません。ただし、パソコンがフリーズしやすいという場合、同時に複数のソフトを起動させ操作しているなら使い方を工夫してもらったほうがいいかもしれません。

大事なファイルは定期的にバックアップしておいたほうが万が一のときに慌てなくても済みます。一時的な保存であればUSBメモリでも構いませんが、長期的な保存であるならDVD-RやCD-R、または外付けハードディスクなどにバックアップしておかれたほうがいいと思います。

最近のパソコンには、パソコンメーカーが準備したバックアップソフト(富士通のFMかんたんバックアップやNECのおてがるバックアップなど)が入っていることがありますので、取扱説明書などに目を通していただいて、ソフトが入っているならその設定を行っておくようにしましょう。

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