孫が描いてくれた絵をTシャツに印刷したいとカメラ屋さんに持っていったら印刷できないって言われた
と生徒さん。聞けば、お孫さんが描いてくれた絵を写真で送ってもらったのでTシャツにプリントしたいとカメラ屋さんに写真データを持っていったら印刷できないと言われたとのこと。
印刷できない?変だな、カメラ屋さんに持っていけばプリントしてくれるサービスがあったはず。もちろんこの生徒さんもそのお店に行ったと言っています。
どんな絵だったんですか?
孫が描いた絵にキャラクターが写ってるからダメやって
あー、それはだめですね、著作権かな。
お孫さんが描いてくれた絵をTシャツにプリントする方法
お孫さんが描いてくれた絵をTシャツとかエコバックとかに印刷したい、という要望は時々ありますが、一番手間がかからないのはカメラ屋さんに写真データを持っていくとTシャツにプリントしてくれるサービスを利用すること。このサービスを利用すればできもいいし、何より手間がかかりません。
お孫さんが描いてくれた絵を画像データにする
お孫さんが描いてくれた絵をデジカメやスマホで撮影すると自分やカメラ・スマホの影が写り込んでしまったり、傾いたりしてしまいます。もし、自宅にあるプリンタにスキャナ機能がついていて、お孫さんの描いてくれた絵がA4サイズより小さいならスキャナでパソコンに取り込んでしまうのが一番きれいにデータにできます。
不要な部分は削除する
さて、今回の場合はさらに、キャラクターが写り込んでいるためそのままではカメラ屋さんに持って行ってもプリントしてくれません。さて、どうしたものか。
お孫さんが描いてくれた絵の写真の状態を確認したわけじゃないのでどれが適切かは判断しづらいところではありますが、現段階でできそうな方法は2つ。
お孫さんが描いてくれた絵からキャラクターを消すか、その写真を自宅でアイロンプリント用紙に印刷してキャラクターの部分を切ってしまうか。
お孫さんが描いてくれた絵の写真からキャラクターを消すには、一般的なパソコンにインストールされているものだけで考えると、「ペイント」というのが使えそうです。といっても、写真を見ていないので何とも言えないのですが…。
ペイントで写真の不要なところを削除するには、「不要なところを消しゴムで消す」か「不要なところを囲ってDeleteキーで削除する」という2つの方法があります。
ひとつめの「不要なところを消しゴムで消す」には、写真をペイントで開いて、消しゴムツールをクリック→不要なところにマウスポインタ(消しゴムの形になっている)を合わせてドラッグして消します。
もうひとつの「不要なところを囲ってDeleteキーで削除する」には、写真をペイントで開いて、「選択」ボタンをクリック→「自由選択」をクリック、
不要なところを囲むようにドラッグ
Deleteキーで削除、です。
ペイントで操作したあと、この状態を保存したい場合は、別の名前に付け替えて保存しておきましょう。ペイントで別の名前に付け替えて保存するには、「ファイル」をクリック→「名前を付けて保存」をクリックし、今ついている名前ではないものに変更して保存します。
おそらく、上の操作ができれば、カメラ屋さんに持って行ってTシャツにプリントしてくれるのではないかと思われますが、それでもだめなら、ご自身でアイロンプリント用紙に印刷してアイロンでTシャツにプリントするしかないかもしれません。
アイロンプリント用紙に印刷してTシャツにプリントする方法は?
アイロンプリント用紙に写真をそのまま印刷し、必要なところだけをハサミで切り取り、アイロンでTシャツにプリントする、という流れですが、アイロンプリント用紙に書かれている手順通りにやればプリントはできるんじゃないかと思います。
ちなみに、上でご紹介したアイロンプリント用紙だと印刷できる布に制限(白もしくは淡色。綿100%~50%、ポリエステル50%の混紡率まで。トレーナーやマスクなどはできない)がありますので、印刷したいTシャツの素材を必ず確認してください。
また、アイロンプリントは印刷面をTシャツに転写するため、印刷時には反転印刷を行う必要があります。EPSONのプリンタなら「アイロンプリントペーパー」、キャノンのプリンタなら「Tシャツ転写紙」などを選択しましょう。
布製品にアイロンプリントをしたものはそのまま洗濯せずに裏返して(プリント面が内側になるように)洗濯ネットに入れて洗濯すると少しはもちが良くなるような気がします。
お孫さんが描いてくれた絵をTシャツにプリントしたい、のまとめ
お孫さんが描いてくれた絵をTシャツにプリントしたいというお問い合わせから今回の記事を書きました。お孫さんが描いてくれた絵を画像データにすることができれば、Tシャツ 写真プリントはカメラのキタムラというページから、Tシャツにプリントすることができます(店頭に画像データを持ち込んでも依頼できる)。
また、アイロンプリント用紙に印刷し、Tシャツにプリントすることもできます。今回はTシャツということでしたが、お孫さんがお稽古などに持っていくようなバッグにもプリントできそうですね。
画像データになれば、不要な部分を削除することもできます。ただし、必ず別の名前をつけてほぞんしてください。別の名前をつけておけば、不要な部分を削除したものと削除する前のものの両方をパソコンに残しておくことができますよ。