今日は令和元年最後のパソコン教室。続々と教室に入ってくる生徒さん。

先生!ちょっと聞いてくれる?だんなに(Windows)7はもうサポート終わるからネット使えなくなるよ!って言っても大丈夫やって取り合ってくれないの。もうパソコン買い換えようって言うんやけどね、大丈夫やって…
Windows7をサポートが終わっても使い続けるにはインターネットに接続しないことが大前提
以前、Windows7のサポート終了について記事にしましたが、同じ内容を授業でもお話させていただきました。
教室に通う生徒さんのパソコンはほぼ、Windows8以上なので問題ないのですが、この生徒さんの自宅にはWindows7のデスクトップのパソコンがあり、そのパソコンを使ってネットゲームやネットショッピングをご主人がやっているそうです。
Windows10にアップグレードするにはパソコンのスペック確認が必須
困りましたね…、この利用状況から考えると間違いなくサポートが終了する時点でインターネットから切断しないといけないのですが、ネットゲームやネットショッピングはこの時点で利用できなくなりますし…。
巷では、今でもWindows10へ無償でアップグレードできるという情報もありますが、この方のパソコンは購入してから9年が経過しているとのこと。
もしかしたら、Windows10へアップグレードしても動作が不安定になる可能性があります。

このような状況だとパソコンを買い替えるかタブレットを購入してもらったほうがいいのではないかと個人的には考えますが…。

Windows7からWindows10へのアップグレードは簡単にできるという人もいますが、時間がかかりますし、Windows7で使用していたソフトの中にはWindows10に対応しないからとアップグレードの最中に削除されてしまうことがあります。
よく使っているソフトがWindows10に対応しているかは必ず確認したほうがいいです。
セキュリティソフトが入っていてもWindows7のサポートが終われば危険な状況になるかもしれない
それともうひとつ心配なのが、セキュリティソフトが入っているから大丈夫と言っている点。
セキュリティソフト自体もWindows7のサポートを終了してしまう可能性があります。Windows7のサポートを終了してしまうということは、セキュリティ情報やウイルス情報なども送られてこない(更新されない)可能性も大きくあります。
サポートが切れてしまったOSやソフトをインターネットに接続したパソコンで使用するというのはあまりに危険です。せめてインターネットから切断した状態で使用していただけるならまだいいのですが、使っている状況がインターネット無しではできませんよね。
もう少し話してみるね、ということでお話は終わったのですが、気になります…。