パソコン教室で文字の入力練習をするため、昨日の出来事を入力していた時のことです。ある生徒さんから呼ばれ、席に行くと「改行すると行間が空いてしまう」とおっしゃいます。
文章を入力しているところでEnterキーで改行していただくと、次の行との間が1文字の半分くらいの高さで開いています。

何か設定したわけでもなく、設定を変更したわけでもないのに、Enterキーで改行すると行間が開いてしまうのでしょうか。
WordでEnterキーで改行すると勝手に行間が開いてしまうのはなぜ?
Enterキーで改行すると行間が開いてしまうということは、「段落後」に何か設定されている可能性があります。そこで、すべての行を選択した状態で「段落後」の設定を確認してみます。
「段落後」の設定を確認するには、「ホーム」タブをクリック、「段落の設定」をクリックし、段落画面を開きます。

段落の画面が開いたら、「インデントと行間隔」のタブが選択されていることを確認、間隔にある「段落後」の値を確認すると0.5行となっていました。

「段落後」に「0.5行」が設定されていると、Enterキーで改行すると0.5行分(1文字の半分の高さ)の開きが出る、ということになります。
この「0.5行」横の▼をクリック、「0行」に変更してOKボタンをクリックします。


この記事では、WordでEnterキーで改行すると段落と段落の間が空いてしまう原因と対処法について書きました。
日記を書いている途中で日ごとに間隔を空けようと設定したかもしれない、直し方が分かって良かったと言っていただけました。
今回は、段落と段落の間の空きについて設定する方法をご紹介しましたが、段落内の行間が急に広くなってしまうこともあります。こちらについては別記事に書きましたのでよかったら読んでみてくださいね。
あと、更新プログラムの影響で段落前・段落後、行間、既定のフォントサイズが変更されてしまった事例があります。





