Wordで表を作成するにはいくつかの方法がありますが、罫線を引いて表を作成する方法もあります。マウスで線(罫線)を引いて表を作成する方法が分かれば、行や列の数が異なる複雑な表が作成しやすくなります。
この記事では、マウスで線(罫線)を引いて表を作成する方法をご紹介しています。
Wordの「罫線を引く」を使ってドラッグで表を作成するには
Wordでマウスで線(罫線)を引いて表を作成するには、「罫線を引く」を使って表の外枠を描き、罫線で行や列を区切るように線を引いていきます。
「罫線を引く」を使って表の外枠を描く
マウスで線(罫線)を引いて表を作成するには、「挿入」タブをクリック、「表」ボタンをクリック、「罫線を引く」をクリックします。

「罫線を引く」をクリックすると、マウスポインタが鉛筆の形に変わります。

下の図のように表の外枠を斜めにドラッグして描きます。

表の外枠の中を区切っていく
今描いた表の外枠を罫線で区切っていきます。例として、横に罫線を2本引いて3行の表にしていきます。
マウスポインタが鉛筆の形になっていることを確認し、罫線を横に2本ドラッグして引きます。
ポイントとしては、外枠の縦の線にマウスポインタの鉛筆の先がつくようにおき、

そのまま右方向へドラッグしていくと、

途中で薄い線が右の線まで延びるのでドラッグをやめます。


今度は、縦に罫線を3本引いて4列にしてみます。
これも、同じように外枠の上の線にマウスポインタの鉛筆の先がつくように置き、そのまま下方向にドラッグ、途中、薄い線が一番下の罫線まで延びるのでドラッグをやめます。


適当にドラッグして罫線を引いて表を区切ってきましたが、下の図の赤く囲ったところに罫線を追加して区切ることもできます。

ほしいところにほしい罫線を引くことができるのがドラッグして表を描く一番のメリットです。
不要な罫線を消すにはどうする?
罫線を消すには「消しゴム」を使います。
表内のどこかでクリックし、カーソルを出しておき、「レイアウト」タブをクリック、「消しゴム」ボタンをクリックします。
※「レイアウト」タブは表内のどこかにカーソルを出しておかないと出てきません。

消したい罫線の上に消しゴムの先端を合わせクリックすれば、罫線を消すことができます。

Wordで表を作るにはいろいろな方法がありますが、「罫線を引く」の使い方を知っておいたほうがいいと思います。
特に、行または列ごとにセルの数が違う複雑な表なら、Wordの「罫線を引く」で作成したほうが任意の場所で区切ることも、「消しゴム」で不要な線を消すことも操作しやすいと思います。