Wordでは、蛍光マーカーのように文字の後ろに色をつけて目立たせることができるのですが、文字の後ろについた色が消えなくて困った経験はないでしょうか。
先日のパソコン教室の休み時間に

先生、文字の後ろについた色が消えない。どうやって消すんだ?
と声をかけられました。見せていただいたものを再現したのがこちら。文字の背景に色(グレー)が付いています。

この記事では、Wordで文字の背景に色をつけた色が消えないときの対処法をかいています。
Wordで文字の背景につけた色が消えないときはどうする?
Wordで、蛍光マーカーのように文字の背景に色をつけるには、文字の網掛け、塗りつぶしの色、蛍光ペンがあります。

どれも見た目は同じなので見分けづらいのですが、どの方法で文字の背景に色をつけたかによって文字の背景につけた色の消し方が変わります。
背景に色をつけた文字を選択→「すべての書式をクリア」ボタンをクリックする
どの方法で文字の背景に色をつけたかが分からないときは、背景に色をつけた文字を選択し、「ホーム」タブをクリック、「すべての書式のクリア」ボタンをクリックすると背景色を消すことができます。

すべての書式をクリアでも文字の背景色が消えないときは?
「蛍光ペン」はすべての書式をクリアでも文字の背景色は消えない
文字の背景に色をつけるには「文字の網掛け」「塗りつぶしの色」「蛍光ペン」がありますが、「蛍光ペン」だけは、すべての書式をクリアでも文字の背景色を消すことができません。

すべての書式をクリアでも文字の背景色が消えないのは蛍光ペンで背景色を付けているからなので、背景に色をつけた文字を選択、「ホーム」タブにある「蛍光ペンの色」の横にある▼をクリック、「色なし」をクリックします。

Wordで文字の背景に蛍光マーカーのように色をつけたいときは、文字の網掛け、塗りつぶしの色、蛍光ペンの色、どれかを使います。
文字の網掛けを使うと選べる色は1つですが、蛍光ペンの色だと15色、塗りつぶしの色ならたくさんの色から選ぶことができます。
文字の背景につけたい色によって使うボタンは違ってきますし、消し方も違ってきます。