今日のパソコン教室での授業はWord。Wordを起動した生徒さんから呼ばれて席に向かうと、この最近使ったアイテムに並んでいるのが気になるので消す方法を知りたいと質問がありました。
「最近使ったアイテム」とは、その名の通り、Wordを起動し開いたり編集したり新規作成したりしたファイル名が並ぶエリアのこと。並んでいるだけなのでそのままにしておいても問題ないですよとお伝えしたのですが、気になるから消したいとおっしゃいます。
この記事ではWordの最初の画面に並ぶ「最近使ったアイテム」を消す方法について紹介しています。
Wordの「最近使ったアイテム」を消すにはどうする?
「最近使ったアイテム」に並ぶファイル名を削除するには
「最近使ったアイテム」の一覧からファイル名を消すには、削除したいファイル名の上にマウスポインタを合わせて右クリック→「この一覧から削除」をクリックします。
Wordの「最近使ったアイテム」の一覧すべてのファイル名を消すには
これをひとつずつ右クリックして削除するのは面倒だ、一度に削除することはできないのかと質問されました。
Wordの「最近使ったアイテム」の一覧すべてのファイル名を消すには、Wordを起動した直後、ホーム画面の左側に並ぶ「開く」ボタンをクリックします。
すると、先ほどとは少し表現が変わり、「今週」とか「しばらく前」などといった項目にファイル名が並んでいますが、どのファイル名でも構わないのでマウスポインタを合わせて右クリック→「固定されていない項目をクリア」をクリックすれば、「最近使ったアイテム」の一覧が消えます。
Wordの「最近使ったアイテム」はなんのためにあるかというと、その名の通り、最近使ったファイルが並んでいるので、使いたいファイル名が表示されていればクリックするだけでファイルを開いて編集できる状態になります。
わざわざ保存先から使いたいファイルを探して開く必要がないのでひと手間省けます。
ただし、最近使ったアイテムに並ぶファイルの数は決められているので、新しくファイルを開き編集を行えば、順々に更新されていくので「最近使ったアイテム」に表示されなくなります。
また、ファイル名をクリックしても「見つかりません」とエラーメッセージが出ることがあります。
これは作業した後にファイルを移動した場合やUSBメモリなど外部記憶装置に保存されたファイルの場合、OneDriveに保存した場合、その場所にファイルがない、USBメモリなど外部記憶装置がパソコンに挿入されていない、インターネット接続されていないとエラーになります。