PowerPointを使ってスライドを作成していた方から「PowerPointでもWordのように文字数を指定した均等割り付けはできるのか」とご質問いただきました。
以前、別の記事(【Word】均等割り付けが文字数で指定できない。均等割り付けの文字数を指定する画面が出ないのはなぜ?、【Excel】均等割り付けはできる?どこにある?)で均等割り付けについて書きましたが、PowerPointでも均等割り付けはできるのでしょうか。
Wordの場合、文字の選択の仕方によって指定した文字数の範囲内にもじを均等に割り付けることができたり、行内で均等に割り付けたりすることができました。
PowerPointにも均等割り付けはあるのでしょうか。
PowerPointで均等割り付けはできる?
PowerPointでも均等割り付けはできるが、Wordのように指定した文字数の範囲での均等割り付けはできない
結論から書くと、PowerPointでも均等割り付けはできます。が、Wordのように何文字分と文字数を指定した均等割り付けはできません。あくまでも枠内での均等割り付けです。
PowerPointは「レイアウト」によって文字や画像、グラフなどを挿入することができる枠があらかじめ準備されています。この文字や画像、グラフなどを挿入することができる枠のことを「プレースホルダ」とよんでいます。
PowerPointでの文字の均等割り付けは、プレースホルダの枠幅内で行われることになります。
PowerPointで均等割り付けを行う方法
PowerPointのプレースホルダに入力した文字に均等割り付けをするには
例として、PowerPointのレイアウトで一番よく使われる「タイトルとコンテンツ」で、タイトル部分を均等割り付けにしてみます。

レイアウト「タイトルとコンテンツ」の「タイトルを入力」と入っているプレースホルダ内をクリックしてカーソルを置いておきます。
次に、【ホーム】タブの中にある「均等割り付け」ボタンをクリックすると

プレースホルダの枠の幅に合わせて文字が均等に割り付けられました。

この記事ではPowerPointでの均等割り付けの操作方法について書きました。指定した文字数の範囲内で文字を均等に割り付けることができるのはWordだけでした。
PowerPointの場合、プレースホルダの幅を調整することで均等割り付けの状態を調整することができます。Excelの場合はセルの幅になります。
文字を均等に割り付けることができれば、文字間をうまく調整することができ、ゆとりを持った文字の配置ができますので活用してみてください。