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Word(ワード)で旅行のしおりをA42つ折りの大きさで作りたい

Wordで冊子印刷。旅のしおりやイベント案内パンフレットもこの方法で印刷できる 高齢者のためのワード教室
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パソコン教室に通う生徒さんたちが旅行に行こうと計画を立てられていました。「旅行のしおりを作ってみたい」とある生徒さんから要望がありました。

表紙があって中身(旅行の行程とか持ち物とか)と裏表紙(メモ欄があるといい)の4ページを作成してそのまま普通にA4用紙に両面印刷するだけは、2つ折りにしたときにページの順番がうまくできません。

そこで、この記事では、A4用紙に表紙・内容・裏表紙の4ページ分を印刷し、2つ折りして持ち運ぶことができる旅行のしおりを作るための用紙設定と印刷設定をご紹介します。

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WordでA4用紙2つ折りの大きさで作る旅行のしおりを作るための用紙設定と印刷設定は?

まず、旅行のしおりを作り始める前に、用紙設定を行います。

1枚の用紙に表紙と裏表紙、行程や持ち物などの中身を作成できるよう、次のように設定してから旅行のしおりを作り始めます。

「レイアウト」タブで用紙はA4、印刷の向きは「横」、余白は「狭い」に設定する

レイアウトタブにある「サイズ」ボタンをクリック、「A4」になっているのを確認、

用紙サイズはA4

「印刷の向き」ボタンをクリック→「横」をクリック、

2つ折りにするため、印刷の向きは横に設定

「余白」ボタンをクリック→「狭い」をクリックします。

余白は狭いを設定

文字を縦書きにするなら、用紙サイズを設定後、「文字列の方向」をクリックし「縦書き」をクリックすると用紙の向きが自動的に「縦」になりますので、あとは余白の「狭い」をクリックしてください。

ページ設定で「本(縦方向に谷折り)」を設定する

用紙の設定が完了したら、ページ設定を開いて本のようにレイアウトするように設定します。

レイアウトタブの「ページ設定」にあるオプションボタンにマウスポインタを合わせると「ページ設定」と出るのでクリックします。

本(冊子)のように印刷するには、ページ設定をクリック

「余白」タブをクリックし、複数ページの印刷設定にある「印刷の形式」の▼をクリック、「本(縦方向に谷折り)」をクリックし、OKボタンをクリックします。

余白タブをクリック
印刷の形式を「本(縦方向に谷折り)」に設定
本(縦方向に谷折り)にすると右開き(左綴じ)になる
A4用紙2枚以上(5ページ以上)作成するなら

とじしろが「0mm」になっているので、ホッチキスなどで綴じる場合は10mm程度とじしろを設定しておくとよいでしょう。

ホッチキスで留める場合はとじしろに10mmくらい入れてもいい

これで、用紙の設定は終わりました。

先ほど印刷の向きを「横」に設定しましたが、「本(縦方向に谷折り)」の設定を行うと作成画面では用紙が縦向きになります。

これはA4用紙を横においたときの半分の大きさになりますのでこのまま表紙、中身、裏表紙と作成していきます。

印刷の向きを横にしたのに用紙が縦向きになるが、A4の半分なのでこのまま順番通り作成していく
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「印刷」で「両面印刷(短辺で綴じます)」を選択して印刷。

表紙、行程、持ち物、裏表紙の計4ページの作成が終わったら、印刷設定を変更して印刷します。

4ページ分できたら印刷

「ファイル」をクリック→「印刷」をクリックし、「片面印刷」横の▼をクリック→「両面印刷」短辺を綴じますをクリックしてから「印刷」ボタンをクリックすると印刷が始まります。

ファイルをクリック、印刷をクリック、片面印刷の▼をクリック、両面印刷(短辺を綴じます)をクリックしてから印刷ボタンをクリック

上の操作は自動で両面印刷ができるプリンタの設定となります。

何も設定をしていませんが、表紙と裏表紙、中身(2ページ目と3ページ目)という並びで印刷できました。

表紙と裏表紙
中身

あとは、左綴じになるように2つ折りにすれば、旅行のしおりの完成です。

A4用紙2つ折りで左綴じの旅行のしおりが完成
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今回は、WordでA42つ折りで旅行のしおりを作成するための用紙設定と印刷設定をご紹介しました。

4ページ分を作って印刷ボタンをクリックしただけではこのような印刷はできませんので、作り始める前の用紙設定と、印刷時の設定を忘れずに設定するようにしましょう。

これを応用すれば、イベントなどの配布物や写真をたくさん入れたアルバムなども作ることができるのではないでしょうか?

できれば、用紙も少しいいものを準備するといいかもしれませんね。

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