下のように、まだページの途中なんだけれど次のページを追加したいときがあります。次のページが追加される(改行マークが次のページに行く)までEnterキーを押している人、いませんか?
Enterキーを次のページに改行マークが出るまで押しても次のページを追加することはできますが、別の方法でページを追加することができます。
この記事では、ページの途中で新しいページを追加したいとき、Enterキーを次のページに改行マークが移動するまで押す方法ではない方法をご紹介します。
Wordでページの途中だけれど次のページを追加するにはどうする?Enterキーを使わずに新しいページを追加する方法
「ページ区切り」を使うとページの途中から新しいページを追加できる
最後の改行マークがあるところにカーソルを置き、[挿入]タブにある「ページ区切り」ボタンをクリックすると新しくページが追加され、改行マークが追加されたページに移動します。
Enterキーを何度か押して新しいページを追加したのが下の図、
たとえば、1行目に文章を追加してみると、2ページ目の頭にまで改行マークがずれてしまいますが、
ページ区切りで新しいページを追加すると、文字を増やしても2ページ目の位置はずれません。
「ページ区切り」を使用した位置には「改ページ」という文字が出てきます。この文字は印刷されません。もし、「ページ区切り」を使ったのに「改ページ」と表示されないのであれば、[ホーム]タブにある「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリックしてみてください。
改ページを削除するには?
改ページは両端に線があります。改ページの後ろにある線の最後(改行マークの前)にカーソルを置いてキーボードのBackSpaceキーを押すと改ページを削除することができます。
ページ区切りと空白のページの違いは?
ページ区切りも空白のページも新しいページを追加する操作なのですが、新しいページの増え方が違います。ページ区切りは次のページとして新しいページを1ページ追加しますが、空白のページは次のページを空白とし、もうひとつ新しいページを追加します。要はページ区切りを2回行ったと同じ操作になります。
新しいページが削除できないのは?
空白のページで追加した場合、ページが2ページ追加されます。削除したいのが空白のページの1ページ目だとするなら、空白のページを追加した(この例だと1ページ目)ところの改ページを削除します。
[ホーム]タブにある「編集記号の表示/非表示」をオンにしておくとどの改ページという文字を削除すればいいのかが分かると思います。