Wordでページの途中だけど次のページへ移りたい、カーソルを次のページの先頭に移動させたいとき、次のページへカーソルが移動するまでEnterキーを押すよりも、「改ページ」を使ったほうが手間がかかりません。
Wordでページの途中から次のページへ。カーソルを新しいページに移動するには「改ページ」を使おう
ページの途中から次のページにカーソルを移動させるとき、次のページにカーソルが移動するまでEnterキーを押してもいいのですが、改行マークを削除してしまうと行がずれてしまい、修正が必要になります。
ページの途中から次のページへカーソルを移動させるには、「改ページ」を使うと修正する手間が省けます。
Word2016で改ページを挿入するには「ページ区切り」ボタンを使う
ページの途中で次のページへカーソルを移動するには、改ページを挿入したい位置にカーソルを置いた状態で、
「挿入」タブをクリック→「ページ区切り」ボタンをクリックします。
これで、次のページにカーソルを移動させることができました。
改ページを削除するには
改ページを挿入した位置に「改ページ」という文字が入っているのですが、これを削除すれば改ページは削除できます。
改ページをキーボードだけで挿入する方法(改ページのショートカットキー)
上の操作では「ページ区切り」ボタンを使いましたが、キーボードだけでも改ページを挿入することができます。
改ページを挿入したいところにカーソルを置き、キーボードのCtrlキーを押しながらEnterキーを押します。
ショートカットキーってどういう意味?
ところで、改ページを挿入するためにショートカットキーを使う方法もあるよとご紹介しましたが、この「ショートカットキー」とはどういうものなのでしょうか。
「ショートカット」とは、複数の個所をクリックして行う操作の流れを「ショートカット」して実行するという意味なのですが、「ショートカット」には今回ご紹介した、キーボードのキーを組み合わせることで操作を実行する「ショートカットキー」、マウスポインタを合わせたところで右クリックしてメニューを表示させる「ショートカットメニュー」があります。
覚えておくとよいショートカットキーはある?
今回、ご紹介したWordで改ページを挿入するためのショートカットキー以外にも、パソコンを操作するときに覚えておくといいショートカットキーがあります。
たとえば、Ctrlキーを押しながら
- Aを押すと「すべて選択」
- Zを押すと「元に戻す」
- Cを押すと「コピー」
- Xを押すと「切り取り」
- Vを押すと「貼り付け」
などがよく使われるショートカットキーになります。
Wordの改ページを使えば好きなところから次のページへカーソルを移動できる、のまとめ

改ページ使ったら、Enter(キー)を何回も押さんでも次のページができるんやな!
Enterキーを何度も押すことでも次のページにカーソルを移動することができますが、改ページを使うことでその手間を省くことができます。
Enterキーを何度か押して次のページにカーソルを移動させると修正などで行数が変わってしまうと、すべてのページの行がずれてしまい、それを修正する手間もかかりますが、改ページを使ってあれば、改ページを削除するだけでいいので修正の手間も省けます。
改ページはページ区切りを使う以外にも、キーボードのショートカットキーを使えばマウスを使わなくても操作できます。
1ページだけの文書であれば使う機会は少ないかもしれませんが、2ページ以上の文書であれば覚えておいて損はない操作だと思います。