Word2016でのハガキ印刷で「余白が印刷可能なページ範囲の外に設定されています」と表示されたら

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年もあと数日。年賀状の追い込みがかかっている人もいらっしゃるかもしれません。Word2016で年賀状を作り、さあ印刷というところでこんなメッセージが表示されたことはありませんか?

セクション1の余白が印刷可能なページ範囲の外に設定されています。印刷を継続しますか?

Wordのプレビュー画面を見ても何かしらはみ出しているような様子はないのに、このメッセージが表示されることが年賀状などの印刷時によくあります。

スポンサーリンク

セクション1の余白が印刷可能なページ範囲の外に設定されていますと表示される理由

実は、プリンタには最低限必要な余白「最小余白」というのがあります。

たとえば、プリンタの最小余白が5mmなら、Wordの余白設定を5mmより小さい数値を設定していると、「余白が印刷可能なページ範囲の外に設定されています」というメッセージが表示されてしまうのです。

Wordで「セクション1の余白が印刷可能なページ範囲の外に設定されています」と表示されたら?

印刷プレビューを確認し、見切れていない状態ならそのまま印刷続行

まずはファイル→印刷から印刷状態を確認してください。

上下左右の印刷結果が作ったとおりならそのまま印刷してもらっても大丈夫ですが、心配な人は本番のはがきを使わず、試し刷り用のはがきを使って試し印刷をしてみてください。

印刷画面で一部が欠けているなら余白を調整しなおす

万が一、ファイル→印刷で一部が欠けているなら余白を調整しなおす必要があります。

Word2016のレイアウト→余白→ユーザー設定の余白に進み、上下左右の余白をいったん全て「0」としてOKボタンをクリックしてみましょう。

すると「一部の余白が印刷可能なページ範囲の外に設定されています。余白を印刷可能な範囲に移動してください」という画面が表示されます。

このときに修正ボタンをクリックすると、プリンタが持つ最低限必要な余白の数値が自動的に上下左右の余白の欄に入力されます

あとは、その数値を下回らないように数値指定をし直せばOKです。

Wordの余白設定を「0mm」にしたい理由。「フチなし印刷がしたい」

Wordの余白設定を「0」にしたい理由の一つにはフチがない印刷(フチなし印刷)がしたいというものがあります。

実は、ほとんどのプリンタは用紙の余白設定を「0」にしただけではフチのない印刷はできません。

プリンタのプロパティでフチなし印刷を行うように設定しなければ、用紙いっぱいに印刷することはできないのです。

フチなし印刷の設定方法(Word2016でCannonのプリンタを使う場合)

Wordの画面からプリンタのフチなし印刷を設定するためには、ファイル→印刷へと進み、プリンタ名が表示されているところの下にある「プリンターのプロパティ」をクリックします。

Canonのプリンタの場合は、「クイック設定」タブ→追加する機能→フチなし全面印刷のチェックを入れます。

すると選択できる用紙の種類を設定する画面が表示されますので、該当する用紙(はがきとか)を選択してからOKボタンを押します。

このあと、OKボタンをクリックし、印刷してもらえば用紙いっぱいに印刷することが可能です。

フチなし印刷とは、印刷する要素を少し拡大して印刷するので、印刷したいものが見切れてしまうかもしれません。印刷結果として見切れては困るものは用紙の端に配置しないようにしましょう。

フチなし印刷はローラーを汚してしまうことがある

フチなし印刷は印刷領域を少し大きくして印刷する機能ですので、次にフチあり印刷をしたときに用紙の端に汚れが付着するかもしれません。

フチなし印刷をしたあとは、給紙ローラーの掃除(クリーニング)をしておくことをお勧めします。

ちなみに、Canonのプリンタには、「給紙ローラークリーニング」という機能が付いています。

プリンタのドライバ画面で「ユーティリティ」タブの中に「給紙ローラークリーニング」という項目があればそちらを使います。

必要なものはA4サイズの普通紙3枚です。

プリンタによっては操作方法が違いますので、プリンタについている取り扱い説明書かメーカーホームページでローラークリーニングの方法を調べてください。

Wordの用紙サイズに「はがき」がない?!その理由と対処法について

生徒さんのパソコンの中にはWord2016の用紙サイズに「はがき」がないときがあります。

実はWord2016の用紙サイズの設定は、プリンタが接続されているかどうかで設定できる用紙が異なります。

つまり、使用しているパソコンが一度もプリンタと接続されたことがない場合、Windowsが持っている用紙サイズの設定を使うことになります。

はがきって日本なら当たり前ですが、外国にはないんですよね。Windowsはアメリカ生まれですから、当然用紙サイズの種類はアメリカで使用されるものが設定されています。ということは、日本独自のはがきという用紙サイズはその設定に含まれてはいないのです。

パソコンにプリンタを接続する設定をしたことがある人ならご存知だと思いますが、パソコンとプリンタを物理的に接続するだけでは印刷することはできません。パソコンにプリンタのドライバを入れて、接続設定を行うことで初めて印刷可能な状態になるのです。

パソコンにプリンタドライバを入れてパソコンを接続して初めて日本の用紙設定をパソコンに取り入れることができるのです。

したがって、パソコンとプリンタを接続したことがない場合はレイアウト→用紙の中にはがきがないということになるのです。

もしも用紙サイズにはがきが無かったら、自分ではがきのサイズに数値を変更すればいい

こんなときは、数値を使ってはがきサイズを設定することで用紙設定は解決できます

Word2016のレイアウト→用紙→その他の用紙サイズへと進みます。

<用紙>タブをクリックし、幅と高さの値を以下の図のように入力します。

次に<余白>タブをクリックし、余白の上下左右の値を「0mm」にします。このとき、縦置きの印刷ならこのままOKボタンをクリックしますが、はがきを横長に使いたい場合は「印刷の向き」を「横」に設定してからOKボタンをクリックしましょう。

もし、「一部の余白が印刷可能なページ範囲の外に設定されています。余白を印刷可能な範囲内に移動してください。」と表示されたときは、フチなし印刷をするなら「無視」、フチなし印刷をしないなら「修正」ボタンをクリックしましょう。

まとめ。

プリンタには最小余白というものがあり、それを超えると「セクション1の余白が印刷可能なページ範囲の外に設定されています。印刷を継続しますか?」という確認画面が表示されます。印刷結果の一部が欠けてしまった場合もこの設定を確認してもらえればと思います。

往復はがきの場合も、同じようなメッセージが表示されることがあります。【Word2013】往復はがきの印刷時に「余白が印刷可能なページ範囲の外に設定されています」にまとめています。

年賀状どうしよう。年賀状作りに役立つサイトをご紹介
今年も年賀はがきが発売されました。今年のキャラクターは嵐さんと加藤一二三さんという異色のコラボに多少驚きつつも、コンビニエンスストアに年賀はがきが、書店には年賀状のMOOKが並び始めると、いよいよ今年も終わりかと少なからずあわただしくなって
著者情報
パソコン教室の先生

市内の60歳以上の方を対象としたパソコン教室でインストラクターをしています。授業の中でお話している内容やパソコン相談会でお受けするご相談などについて書いています。

高齢者のためのICT教室については本サイト「高齢者のためのICT教室」についてお読みください。お問い合わせには随時対応させていただいておりますが、時間がかかりますことをあらかじめご了承くださいませ。

お問い合わせ

にほんブログ村のブログランキングに参加しています。良かったらクリックお願いします

スポンサーリンク
こちらの記事も一緒に読まれています

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする