【Word】A4用紙に祝という文字を1文字、大きく印刷したい

スポンサーリンク
A4用紙に文字を1文字大きく印刷したい高齢者のためのワード教室
高齢者のためのワード教室
この記事は約5分で読めます。

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

今度、祝いの会があってな、「祝」っていう文字をA4の紙に大きく印刷したいんや

とある会の代表の方から問い合わせがありました。

Wordで「祝」の一文字を入力して文字の大きさを大きくしようと「フォントのサイズ」横の▽をクリックすると選べる一番大きな文字サイズは72pt。

Wordでは72ptより大きくすることはできないのかとのことでしたので、「フォントのサイズ」横にある「フォントサイズの拡大」ボタンをクリックすると72ptより文字のサイズを大きくすることができますとお伝えしました。

フォントサイズの枠内に直接、Pt数を入力しても72ptより文字を大きくすることができます。

なかなかいい感じに大きくすることができました。が、もっと大きくしたい、できればもう少し太文字にしたいとのことでしたので、ワードアートを使ってA4用紙1枚に一文字を大きく印刷する方法をお伝えすることにしました。

この記事では、WordでA4用紙いっぱいに大きく一文字を入力する方法としてワードアートを使う操作方法をご紹介します。この方法を使えば、文字の大きさを図形と同じようにドラッグで調整できるようになります。

スポンサーリンク

【Word】A4用紙いっぱいに大きく一文字だけ入力して印刷したい

準備

用紙の余白を上下左右「狭い」に変更しておこう

祝という一文字をA4用紙いっぱいに大きく入力するため、ワードアートを挿入します。ワードアートにはいくつか種類がありますが、

ワードアートを挿入。文字を入力する

ワードアートを挿入します。「挿入」タブをクリック→「ワードアート」ボタンをクリック。

ワードアートにはいくつか種類がありますが、左上のもの(マウスポインタを合わせると塗りつぶし:黒 文字色:1 影と吹き出しが出る)にマウスポインタを合わせてクリックします。

「ここに文字を入力」と入った枠が出てきます。文字が反転しているのでそのまま「祝」と文字を入力します。

「祝」と入力できたら、文字の周りを囲っている線の上にマウスポインタを合わせてクリックしておきます。

ワードアートはそのままだとドラッグしても枠が大きくなるだけ。文字も一緒に大きくしたいならワードアートの効果から「変形」を適用しよう

ワードアートに入力した文字を大きくしたり小さくしたりするには、通常の文字と同様に「フォントのサイズ」で数値指定するか「フォントサイズの拡大」または「フォントサイズの縮小」をクリックするかになります。

フォントサイズを調整するのではなく、ワードアートの周囲にある〇にマウスポインタを合わせてドラッグすることで文字を大きくすることはできないのでしょうか。

実は、Wordの古いバージョンではワードアートの周囲にある〇にマウスポインタを合わせてドラッグすれば文字の大きさを変えることができました。

Wordの古いバージョンのワードアートのように〇にマウスポインタを合わせてドラッグすることで文字の大きさを調整できるようにするには、ワードアートの効果にある「変形」を使用します。

ワードアートに変形という効果を設定し、ドラッグで文字の大きさを調整できるようにするには、ワードアートを選択した状態で、「図形の書式」タブにある「ワードアートの効果」ボタンをクリック→「変形」→形状にある「四角」をクリックします。

これで、ワードアートの枠の大きさをドラッグで調整すれば、文字も同じように大きさを調整できるようになります。

マウスポインタをワードアートの周りにある〇に合わせて斜め下にドラッグすると、枠の大きさが大きくなるに伴い、文字も大きくすることができます。

ポイント!

文字のサイズをドラッグで調整するため、用紙全体が見えていたほうが操作しやすいです。Wordの表示倍率を「ページ全体」に変更しておきましょう!

ポイント!!

ワードアートを用紙の中心に配置したいときはドラッグで調整するより、「図形の書式」タブにある「位置」ボタンをクリック→文字列の折り返しにある「中心に配置し、四角の枠に沿って文字列を折り返す」をクリックすれば用紙の中心にワードアートを配置することができます。

印刷プレビューで確認してみたのがこちら。左側は文字を入力してフォントサイズを上げただけのもの、右側はワードアートを使ったものです。

ワードアートの線の太さを変更すれば文字をより太くすることができる

ただ文字を入力しただけだと、文字を太くしたい場合、太く見えるフォントを使うか、太字の設定をするしかありませんが、ワードアートで文字を入力すれば、線の太さを変えることができるので文字をより太くすることができます。

また、ワードアートを使えば文字の周りに縁取り(袋文字)を設定することもできます。

文字自体の色を変える
文字の周りに線を入れることもできる
文字の周りに入れた線を太くすることで文字を縁取ることができる
スポンサーリンク

この記事では、A4用紙に文字を一文字大きく印刷する方法について書いてきました。

Wordで文字の大きさを変えるには「ホーム」タブにある「フォントのサイズ」を使うと72ptが一番大きな文字サイズになりますが、隣にある「フォントサイズの拡大」ボタンをクリックすれば、72pt以上の大きさにすることができます。

ワードアートを使えば、線の太さを変えることで文字をより大きくすることができます。

ワードアートの文字の大きさを変えるには、通常の文字と同じように「フォントのサイズ」か「フォントサイズの拡大」ボタンを使いますが、ワードアートの枠をドラッグで調整することによって文字の大きさを変えられるようにすることもできます。

ワードアートの枠をドラッグして文字の大きさを変えられるようにするには、ワードアートの効果にある「変形」の「四角」を使います。