Word2016で左右の余白が表示されなくなったのは「Webレイアウトモード」になっているから

スポンサーリンク
高齢者のためのワード教室
高齢者のためのワード教室
この記事は約4分で読めます。

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

先生、Word開いたら真っ白なんやけど!

画面を見ると、普段なら左右に余白が見えていてグレーの下地のようなものが見えているはずなんですが、おっしゃるとおり、画面の大きさいっぱいに用紙が拡大されているようにも見えます。

初めは、Wordの拡大表示が原因かなと思ったのですが、拡大表示は100%のままです。

スポンサーリンク

Word2016で左右の余白が表示されなくなったのは表示モードが変更されていたから

Wordの(用紙)画面が横に広がって見える、左右の余白もないとはこのような状態です。

WordのWebレイアウトモード

ちなみに、Word2016を起動した普段の様子はこちらの画像です。

Word2016の印刷レイアウトモード。上下左右に余白が見え、グレーの背景色が見えている

よく見ると上下の余白もないですし、グレーの背景色?もありません。

Word2016の表示モードが「Webレイアウトモード」になっていたから上下左右の余白もグレーの背景色も表示されなくなった

実は、この上下左右に余白もグレーの背景色もない状態は、Word2016の表示モードが印刷レイアウトモードではなく、Webレイアウトモードになっていたためです。

上下左右の余白もグレーの背景色も表示されている状態が「印刷レイアウトモード」、表示されなくなっている状態が「Webレイアウトモード」です。

Word2016で印刷レイアウトモードに表示を切り替えるには

Webレイアウトモードを解除し、印刷レイアウトモードに戻すには、Word2016の画面右下にある「印刷レイアウトモード」ボタンをクリックします。

スポンサーリンク

Word2016の表示モードについて

Word2016の表示モードには、印刷レイアウトのほかにWebレイアウト、閲覧モードがあります。

Word2016で作成する文書の多くは印刷目的ですので、通常は印刷レイアウトモードになっているのですが、間違って印刷レイアウト以外のボタンをクリックしてしまい、表示モードが切り替わってしまうことはよくあることです。

ちなみに、Word2016の3つの表示モードにはそれぞれ意味があります。

  • 印刷レイアウト・・・印刷した状態を確認しながら文書を作成できる
  • Webレイアウト・・・Word2016でウェブページ(ホームページ)をつくるときに使用する
  • 閲覧モード・・・Word2016で作成した文書を読むことに集中できる状態にする

とはいえ、先ほども書いたとおり、Word2016では文書を印刷する目的で作成することがほとんどなので、Webレイアウトや閲覧モードはあまり使うことはないので見た目の表示がおかしいなと思ったら、Word2016の画面右下にあるこの表示モードを確認してみてくださいね。

Word2016で上下の余白が表示されなくなったら

今回は、上下左右の余白もグレーの背景色も表示されなくなる「Webレイアウトモード」に切り替わってしまっていたからというのが原因でしたが、上下の余白だけが表示されなくなることもあります。

上の画像が上下の余白が表示されている状態で下の画像が上下の余白が表示されていない状態です。

これは、上の余白とルーラーの間にマウスポインタを合わせてダブルクリックすると、上下の余白を表示するかしないかを切り替えられるのを気付かないうちに操作してしまったことが原因です。

上下の余白がない分、画面を広く(高く)表示することができるのでこの部分を非表示にする人も多いのですが、そうしようと思って操作したわけではないのに…というのはよくあることです。

Word2016で上下の余白を表示しないようにするには、ルーラーと上の余白の中間くらいにマウスポインタを合わせてダブルクリックします。

Word2016で上下の余白を表示したい場合はその逆、ルーラーと余白の間くらいにマウスポインタを合わせてダブルクリックします。

Word2016で左右の余白やグレーの背景色が表示されなくなったのは「Webレイアウトモード」になっているから

今回は、左右の余白もグレーの背景色も表示されなくなった原因と対処法、上下の余白が表示されなくなった原因と対処法についてまとめました。

どちらの現象も、自分がそうしようと思って操作したわけではなく、偶然そうなってしまったという状態でした。Word2016に限らず、パソコンを使っていればよく起こること。

マウスポインタをそこに合わせたつもりが少しずれてしまうこともありますし、クリックのつもりがダブルクリックになってしまうこともありますので、焦らずに操作するようにしてくださいね。