パソコン教室でExcelで作った表をコピーしてWordに貼り付ける操作をしたときに使用した「貼り付けオプション」にある「リンク」はどんな時に使うのと質問が出ました。
Wordの貼り付けオプションにある「リンク」を使うと元の表に変更があったら自動反映させることができる
リンクとは「つなぐ」「結びつける」という意味なのですが、Wordの貼り付けオプションのリンクとは、コピーした元の表に変更があった場合、貼り付けた表にも反映させられるようにすることをいいます。
以前ご紹介した記事の方法で、Excelで作成した表を選択→コピー、

Wordを起動し、「ホーム」タブにある「貼り付け」ボタン下にある▼をクリックしたら、「リンク(貼り付け先のスタイルを使用)」をクリックしてみましょう。

Excelで作成した表が貼り付けられましたが、文字に網掛けがかかっていますね。これは、元の表(今回はExcelで作成した)とリンクしていますよという印。

Excelの表もWordの表も開いている状態なのを確認して、Excelの表に変更を加えてみると、

Wordに貼り付けられた表に変更した内容が自動反映されました。

上の操作ではExcelの表もWordの表も開いている状態なので自動反映させられましたが、今度は、Wordの表を一旦閉じ、Excelの表だけが開いている状態で変更を加えてみます。

一旦閉じたWordの表を開いてみると「この文書には、他のファイルへのリンクが含まれています。リンクされたファイルのデータでこの文書を更新しますか?」とメッセージが表示されます。「はい」をクリックすると、先ほどExcelの表に加えた内容が反映されました。
