ある団体の会長さんから「400文字くらいで原稿書いてくれと頼まれた。印刷して数えんとあかんのか」と質問いただきました。
寄稿文を書くことになったそうで、指定された文字数になっているか、印刷して数えていたそう。
Wordには、文字を数える機能もありますし、400字詰め原稿用紙を設定することもできますとお伝えしました。
そこで、この記事では、Wordで入力した文字数になっているかを数える機能と400字詰め原稿用紙の設定方法についてご紹介します。
Wordで指定された文字数で文字を入力するときに覚えておきたい2つの操作
Wordで指定された文字数で文字を入力するときに文字数を数える方法と、指定された文字数で文字が入力できるよう、原稿用紙の用紙設定をしてから入力する方法があります。
Wordで文字数を「文字カウント」で数える
Wordで入力した文字数を数えるには、「校閲」タブにある「文字カウント」というボタンを使います。

文字カウント画面が開きます。
文字数(スペースを含めない)は空白文字を数えない、文字数(スペースを含める)は空白文字を含めて数えるようになっています。指定された文字数に空白を含めるか含めないかで見るところが変わります。

また、Wordの画面左下にある「ステータスバー」に文字カウントを表示させることでも文字数を数えることができます。

ステータスバーの何もないところにマウスポインタを合わせて右クリック、「文字カウント」にマウスポインタを合わせてクリックするとチェックが付き、ステータスバーに文字数が表示されるようになります。

400字詰め原稿用紙の用紙設定をしてから文字を入力する
400文字と文字数が指定されているのであれば、原稿用紙の用紙設定をしてから文字入力するといいかもしれません。
原稿用紙の用紙設定については別記事に書いています。
文章を書いてとお願いされると、たいてい文字数を指定されます。Wordでは文字カウントを使えば文字数を数えることができますし、400字詰め原稿用紙の設定をしてから文字を入力するのもいいと思います。
Wordで文字を数えたいとき、文章の一部だけ数えたいのであれば、数えたい文字を範囲選択し、「校閲」タブにある「文字カウント」ボタンをクリックすると、選択範囲の文字数を数えてくれます。



