Windows10の起動時に、パスワード(数値を含む)を入力しようとしたとき、テンキー(ノートパソコンの右手側にある電卓のような部分)を使って数値を打とうとしたら入力できないというご相談がありました。
ノートパソコンのテンキーが使えないときにチェックしてほしいところ。
ノートパソコンのキーボードには、テンキーの近くにあるNumLockキーがあります。そのキーにはランプが付くようになっているノートパソコンがありますが、そうではないノートパソコンもあります。NumLockキーを押してもらうたびにオンとオフが切り替わる設定になっています。NumLockキーを押してオフになれば数値入力が可能になります。
たまに、NumLockキーを押しても反応が無い場合があります。その時は、そのNumLockキーに他の文字が刻印されていないかをチェックしてみてください。
もし、他の文字が刻印されている場合、キーボードのFnキーを同時に押す仕様になっているかもしれません。
キーボードの不具合、あれこれ。
キーボードも長年使用していると壊れた!というほどではなくても何かしらの不具合が出ることもあります。
例えばキーを押したときにひっかかるような感じだったり、特定のキーだけ反応が悪かったり。
だからといって、ノートパソコンのキーボードをガバッと開けて…なんてことはしないでくださいね。キーボードの下にはパソコンの頭脳部分が入っているから。
パソコンメーカーのホームページにはQ&Aが掲載されていますので、ご自身のパソコンの型番を確認して該当するQ&Aをチェックするようにしてくださいね。
起こりがちな不具合はこんな感じではないかと思います。
- キーボードのキーに書かれている文字と違う文字が入力される
- 特定のキーが入力できない
- カーソルが勝手に移動する
下記のサイトに対処例が掲載されています。該当するものがあれば参考にしてもらえれば、と思います。

キーボードの入力スピードを上げたい方へ。
ちょっと横道それますが…。
生徒さんの中で入力スピードが上がらないという方からどうやったら早くなるの?というご質問をいただきましたが、これは練習してくださいとしか言えない部分もあります、正直なところ。
けれど、少しだけお話できるとすれば…ということで実際に入力しているところを見せて頂きました。
キーボード入力のスピードを上げるには変換のタイミングを変えてみる
気付いたところは、変換のタイミング。入力に集中し過ぎて長文を入力してしまっていました。変換した文字が思うように変換できずBackSpaceキーを何度も押している状態でした。
最近のパソコンは文字入力の際、携帯電話のように予測変換のような機能が動いているのをご存知でしょうか。
途中まで文字を入力すると、「これ?」という風に予測して、変換候補を表示してくれる機能です。ただ、この予測変換のような機能が動いていることに気付かず、そのまま入力を続けているのは少し勿体ない気がします。
文字を入力し始めたら画面を見て予測変換の候補が表示されていれば、キーボードのTabキーを使って該当する文字まで移動し、Enterキーで確定してもらうのも一つの手。
キーボード入力の変換のタイミングを単語ごとの変換にしてみる
それから、入力する文字は単語(ひと塊の言葉)を意識して入力→変換→確定。
昔、言われていた単語入力です。例えば、「今日は良い天気だ。」と入力したい場合は、「きょうは」で変換→確定。「よい」で変換→確定。「てんきだ。」で変換→確定、といった感じです。
これを繰り返していくことでパソコンが持つ学習機能がより育ち、ご自身がよく入力する文字が変換候補の上位(最初に)に上がりやすくなります。
ローマ字入力でよく使うキーの場所を指で覚える
あとは、ローマ字変換の方は、AIUEOの文字(母音)はよく入力に使用しますので、それらの場所を覚えられるように練習してもらうのも一つの手だと思います。
まとめ。
ノートパソコンのキーボードはそれほど壊れやすいものではないのですが、たまに指が触れて意図しない動きになってしまうことがあります。
キーボードがもし、故障してしまってもパソコンが使える状態であれば、市販のキーボードを取り付けて入力することはできます。
購入を検討される方は、ご自身のパソコンの型番を店頭で伝えてくださいね。