Windows10のアプリ「メール」で、メニューが英語表記(送信者、メール件名・本文は日本語表記)になったと問い合わせがありました。
この記事では、Windows10のアプリ「メール」でメニューが英語表記になってしまったときの対処方法について書いています。
Windows10の「メール」アプリがメールタイトルと本文以外が英語になっている!?

Windows10のアプリ「メール」を開いた画面です。左側にあるメニューがすべて英語表記になっています。「メール」の設定画面も開いてみましたが、項目すべてが英語表記になっています。

Windows10の「メール」のようなアプリに不具合が起きるのはよくあることなのですが、メールタイトルとメール本文以外がすべて英語表記とは初めての現象です。
Windows10の「メール」が英語になってしまった原因は?
Windows10のアプリ「メール」のメニューがすべて英語表記になってしまう前、思い当たることといえばWindows10の更新プログラムがインストールされたことくらいだというお話。
検索してみると、Windows10のアプリ「メール」のメニューがすべて英語表記になってしまったという事例で多かったのがWindowsの更新プログラム適用後とのこと。
Windowsの更新プログラムを適用したことで、「メール」アプリの表記が英語になってしまったと断定することができませんが、可能性があるとは言えます。
Windowsの更新プログラムを適用する際、使用している「アプリ」も自動で更新されるようになっているのですが、お問い合わせいただいた方の更新プログラムの設定を確認したところ、アプリの自動更新がオフになっていました。
Windows10のアプリ「メール」を更新すれば改善されるかもしれません。
Windows10のアプリ「メール」を更新する方法
Windows10のアプリ「Microsoft Store」で「メール」が更新対象になっているかを確認する
Windows10で使用することができるアプリを管理するのは、「Microsoft Store」というアプリになります。Microsoft Storeを起動し、「メール」アプリに更新がないかをチェックしてみます。
Windowsアプリ「Microsoft Store」は、スタートメニューにピン留めされているか、タスクバーにアイコンがあればそちらから、もしどこにも見つからなければ、スタートボタンをクリック→「Microsoft Store」を探してクリックすれば、起動することができます。
Microsoft Storeが起動できたら、アプリの更新がないかをチェックします。Microsoft Storeでアプリの更新がないかを確認するには、画面左下にある「ライブラリ」をクリック

更新できるアプリの一覧が並んでいるので、「メール/カレンダー」に更新ボタンが表記されていました。
Windows10のアプリ「メール」を更新してみる
これは更新が必要な状態ということ。右側にある「更新」ボタンをクリック。ダウンロードが開始されます。ダウンロードが完了したらインストールが始まります。
Windows10のアプリ「メール」の更新が完了したので起動してみましたが、やはりメニューのみが英語表記のままです。
次に、Windows10のアプリ「メール」のリセットも試してみましたが、メニューは相変わらず英語表記のままです。
Windows10のアプリ「Microsoft Store」が更新対象になっていたので更新してみた
もう一度、Windows10のアプリ「Microsoft Store」を起動し、「ライブラリ」に表示されている更新可能なアプリ一覧を見てみると、Windows10のアプリを管理するこの「Microsoft Store」自体も更新可能な状態になっています。
Windows10のアプリ「Microsoft Store」も更新してみました。更新が完了したら、一旦、Microsoft Storeを終了、再度、Microsoft Storeを起動し、「ライブラリ」を開き、「メール/カレンダー」を更新しました。
Windows10のアプリ「メール」を起動してみると、メニューがすべて日本語表記に戻っていました。
Windows10のアプリ「メール」のメニューがすべて英語表記になってしまった場合、Windows10のアプリ「Microsoft Store」で更新がないかをチェックし、更新があれば更新してみましょう。
ただし、Windows10の「Microsoft Store」自体に更新があるのであれば、先に更新してから「メール」を更新します。
Windows10のアプリを自動更新するかしないかの設定については下記のサイトに書かれていましたのでシェアしておきます。