文字入力には二種類の方法があります。あなたはどちらを選びますか?

BerckenGroep / Pixabay

パソコン操作の第2段階目…(1段階目はどこ?笑)。文字入力!ですが。

2種類の方法がありますね、ローマ字入力とかな入力。私がIT講習会の講師を担当させていただいたころ(10年以上前になりますが)は、ローマ字入力推奨でしたが、皆さんはどちらを採用されましたか?

どちらを選ぶにしても、必ずメリットとデメリットがあります。そのあたりを少しだけ。

スポンサーリンク
レクタングル広告大

かな入力のメリット・デメリット

メリットは1文字の入力に1つのキー。濁音や半濁音の時などを除けば、です。デメリットは、あいうえお順に並んでいないので、覚えるのがちょっと大変かもしれないこと。もうひとつは、アルファベット入力がどうしても必要になるインターネットやメール。このときはまたアルファベットの配置を覚えなきゃ、ってところでしょうか。

ローマ字入力のメリット・デメリット

メリットは、キーボードの配置を覚える量が少ない・・・かな。デメリットは、あ行はいいけど、それ以降は最低でも一文字入力するのに2つのキーを押す必要があることと、頭の中で「きゃ」が「KYA」だと変換してからキーを打つこと。
高齢者の場合、この頭の中で、っていうところがなかなか慣れないとおっしゃる方がいらっしゃいますね。よく入力する文字はなんとなく配置を覚えることができますが、めったに使わない「X」や「Z」なんかは、あれ?ってことも多いです。

ローマ字入力を覚えるには

ひたすら入力する!が一番なのですが、基本的に母音の場所を先に覚えるのが得策です。できれば両方の指を使って…が理想ですが、そうはいっても指がこんがらがる!とおっしゃる方もいらっしゃるので、私の講習では、両手を使うことをお約束。指は使いやすくて動きやすい人差し指1本ずつでOKとしています。

右の人差し指は「IUO」を担当。左の人差し指は「AE」。最初はそれだけをひたすら入力してもらって場所の感覚を覚えてもらいます。そのときに大事なのは親指の位置。両手の親指は、スペースキーの位置に。

それから入力しづらい(頭の中で変換しづらい)「きゃ」や「しゃ」など拗音が一緒になった文字。これには2つの入力方法がありますよね。ひとつは「KYA」と入力、もうひとつは「KILYA」。どちらでも結果は同じです。頭の中で変換しやすいほうを覚えてもらうのが一番かと。
ちなみに、「KYA」は「KI」と「YA」が合体したときに「I」が無くなる。
「KILYA」は「KI」はそのまま、「YA」を入力する前に「L」を付けて入力する。この「L」は「Little」の「L」だと覚えてくださいね、とお話します。

あと多いのは、耳には「お」と聞こえるけれど入力するのは「う」。例えば、「おおさま」と聞こえますが、「おうさま」と入力する、みたいな。

もうひとつ。
「救急車」と入力するときに「きゅう」の「う」を打ち忘れる、が多い事例。

予測変換に頼りすぎると…

最近のパソコンは、入力を始めると「予測変換」機能が働くものがありますね。これに頼りすぎちゃうと思わぬ変換ミスが起きたりします。できれば、単語単語で区切って自力で変換→確定と入力していかれたほうが変換ミスが少なくなりますよ。

例)今日は良い天気ですね。
今日は「変換→確定」良い「変換→確定」天気ですね。「変換→確定」

これを繰り返していくことで、自分の変換スタイルをパソコンに教えることができるので、変換が素早くなってくるかな、と。

もうひとつのコツは、句読点が入るときには、それまで入力して変換する、ってことでしょうか。そうすれば必ず変換範囲の最後が句読点になるので、そこまでは変換候補にはなりにくいから。たまに見られるのが、「、」が「,」になっていたり、「。」が「.」になったり。

日本語入力のオンとオフの切り替え

たまに見かけるのが、ツールバーを使って切り替える方。いけないというわけではなく、たまにこのツールバー・・・、消えるんです。そうすると切り替えができない!ってなります。そうならないようにキーボードの「半角/全角」で切り替えられるように場所だけは覚えておきましょう。

変換はスペースキーで、確定はEnterキーで

高齢者の方の1割ほど(自講座調べ)は、変換候補の中で目的の文字をマウスを合わせてクリックされます。これは、結構入力スピードに差が生じます。ちなみに変換を行うには「変換」キーもありますが、スペースキーはほかのキーに比べて大きいですし、身体の真ん中あたりに位置しているので、親指でポンポンと押していけます。そしてEnterキーは右手の小指で、と癖をつけてもらえるようにお話していただけるとよいかなと。

入力練習に私が使っていたもの

今ではキーボードを見ずに入力できるようになった私ですが、昔は皆さんと同じ、カルタ取り状態でキーボードと画面を交互に見る、そんな時代がありました。

入力練習に私が使っていたものは、「歌」です。

歌いながら文字を打つ、です。最初のうちは原型をとどめていない歌唱になりますが、そのうち、文字入力が追い付いてきます。実は、これ、私の首こりがひどくなり、でも練習しなくちゃいけない状況で考え付いたのですが(笑)
これなら画面とキーボードを交互に見るだけ。これにプラス、例文を見ながらっていうのが私には苦痛で。

要は、目の移動を減らして首のコリを減らそうとした、というオチ、です。童謡だと、打つ文字数が少ないし、スピードもそんなに速くない。これ、オススメです。

あとは、手紙を書く。思いついた言葉を頭でアルファベットに変換しながら入力する。あ、日記もいいですね。

キーボードの配置をなんとなく覚えたころから、例文見ながらっていうのを始めました。例文っていっても数に限りがあるので、新聞のコラムで練習しました。あれ、文字数は少ないですが、変換が結構あって練習にはもってこい!です。

入力練習にはゲームもあります

私がよく使っているサイトは、寿司打というサイトです。回転ずしの寿司が流れてくる中でひたすら文字を打ち続ける。予算でコースが選べます。

他には、e-typingというサイト。自分の入力スピードを判定してくれるサイトです。実は、タイピングスピードが問われる場合、このサイトの結果を送って、っていうところがあるくらいです。

さて、キーボードの入力について書いてきましたが、教えることは割と少なく、本人の努力でしかないのが実情です。だからこそ、例えば、メールのやり取りをしてもらうとか、入力した文章を読んであげて返事を書いてあげるとか、周りの人の励ましが、練習者のモチベーションにつながるかな、と思います。入力・変換の負担が減れば、他の操作に対する興味が高くなっていきます。初めは大変なことも多いかもしれませんが、ご自身のペースで頑張ってみてくださいね。

記事下
高齢者対象のパソコン教室の先生

今日もお読みいただきありがとうございます。
お問い合わせ、ご質問などはお問い合わせより承っております。
この記事を書いている人に関することは本サイト「高齢者のためのICT教室」についてに書かせていただいております。

ブログランキングに参加しています。応援ぽちっとお願いいたします<(_ _)>

スポンサーリンク
レクタングル広告大
レクタングル広告大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする