今日は約1か月ぶりの授業の日。休みの間何してた?と雑談に花が咲いている中「先生、カメラがおかしいんじゃないかな」とスマホを片手に生徒さんが。
iPhoneを横にして写真を撮影するといつもではないけれど、横長の写真ではなく縦長の写真が撮れてしまうとのこと。
「こうやってカメラを構えて~」と実演していただいたのですが、その様子を見て、あれ?もしかして…と思ったことがありまして。
iPhoneを横に構えて横長の写真を撮ろうとしたのに縦長の写真が撮れてしまう理由についてまとめます。
iPhoneのカメラで写真を撮るとき、横に構えても縦長の写真が撮れてしまう理由は
生徒さんがカメラを構える動作。実はここに横長の写真を撮ろうとしたのに縦長の写真が撮れてしまった理由がありました。
たとえば先生、ここに(足元の方)お花があったとするでしょ?それをこうやって写真に撮るでしょ(とiPhoneのカメラアプリの画面に出ているシャッターをタップ)、それでね写真を見ると…あれ?横(長)になってる…
もう一回やるね、こうやって写真を撮ると…、ほら!写真が縦(長)になってるでしょ?!
そうなんですよね、iPhoneを横に構えて写真を撮ったらすべてが縦長になるわけじゃないんです。生徒さん曰く、「たまに」なるらしいんです。
なんでだろう…と思いながら自分もiPhoneを出して撮影してみたのですが、iPhoneを縦に構えれば縦長に、横に構えれば横長に撮影できるんですよね…。
縦長に撮影することを固定する、みたいな話は聞いたことないし…と思いながら、生徒さんの動きを見ていると気になるところがあったんです。
iPhoneを足元のほうに向けた後に横に構え直すと縦長の写真が撮れてしまう
それは、縦に構えていたiPhoneを足元のほうへ向けてから横に構え直してる動作。その状態でiPhoneの画面を確認してみたら、横に構えたのに縦長の写真が撮れてしまった理由がわかりました。
今からiPhoneのカメラアプリの画面を2枚お見せします。2枚とも見てほしいところに赤い丸をいれてあります。
赤い丸で囲ったところにあるのは、背面と前面のカメラを切り替えるボタンなのですが、画面を横に向けているのと並行になっているのはどちらかというと2枚目の画像。
この状態で撮影すれば、横長の写真が撮影できるですが、1枚目の写真はどうなっているかというと並行ではなく、垂直になっていますよね。
つまり、これはiPhone自体は横に構えているけれど撮影できるのは縦長の写真、ということなんです。
iPhoneのカメラで撮影するときはカメラの切り替えボタンの向きをチェック
iPhoneで横長の写真を撮影するためには、このカメラの切り替えのボタンが画面に対して平行になっていなければならないのです。
ところが、このカメラの切り替えボタンが画面に対して垂直、寝ている状態のようになっていると、縦長に撮影されてしまうのです。
そんな風に設定したことは恐らくないと思います。
ちょっと文章では伝わりにくいかもしれませんが、足元にある花を撮影しようとするとき、カメラを横に構えてから足元にある花を撮影すれば上のような動作にはならないんです。
縦に構えた状態でiPhoneのカメラをタップし、そのまま足元にある花にカメラを向けて、それからカメラを横に構えて撮影すると、写真が縦長になってしまうんです。
カメラの切り替えボタンが水平ではなかったらどうする?
実は、iPhoneというのはどっちが上でどっちが下かというのを感知するためのセンサーが内蔵されています。縦に構えていたiPhoneを足元のほうに向けてから横に構え直すと、そのセンサーがiPhoneの上下をうまく認識できないことがあるんです。
もし、iPhoneで撮影した写真が、iPhoneを横に構えていたにもかかわらず横長に撮影されてしまったら、画面上に出ているカメラの切り替えボタンがiPhoneの向きと並行になっているかを確認してみてください。
もし、iPhoneの向きとカメラの切り替えボタンが平行になっていなければ、iPhoneをそのまま立ててみましょう。
カメラの切り替えボタンが平行になり、横長の写真が撮影できると思います。
iPhoneを横に構えているのに縦長の写真が撮れてしまうのは、構える前の動作が原因でした。
iPhoneで写真を撮影するときは、カメラの切り替えボタンが画面に対して平行になっているかを必ず確認するようにしましょう。