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WordでSpaceキーを使わずに文字の位置を揃える方法を喫茶店のメニュー表を作りながらお話ししてみた

高齢者のためのワード教室
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よく行く喫茶店のマスターさんから「メニュー表を新しくしようと思ってWordで作っているが、文字が揃わなくて困っている。何かいい方法はないか?」と聞かれました。

試し印刷したメニュー表を見せてもらったので再現してみました。メニューの頭の文字は揃っていますが、価格の「円」の位置が揃っていないのが気になるそうです。

これは、選んでいるフォントにもよりますが、メニューと価格の間をSpaceキーで開けているのが原因です。

参考 文字の位置がずれる原因は「プロポーショナルフォント」を使っているから、かも

そこで、この記事では文字の位置をSpaceキーを使わずに揃える方法について紹介します。

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WordでSpaceキーで文字の位置を調整していない?

Wordで文字と文字の間を開けたり、上または下の行と文字の位置を揃えたりするのにSpaceキーを何度か押していませんか?

Spaceキーは苗字と名前の間を開けたりするような1文字分程度なら便利ですが、文字の位置を揃えるのに使うとなかなかうまくいきません。

文字と文字の間を2文字分以上開けるならSpaceキーを使わずTabキーを使おう

メニュー表のメニューと価格のように数文字分間を開けたい場合は、SpaceキーではなくTabキーを使ったほうが文字の位置を揃えやすくなります。

メニュー表のメニューと価格の間をSpaceキーを数回押して開けていたので、Spaceキーで入れた空白文字は削除し、メニューと価格の間にカーソルを置いてTabキーを1回押します。

編集記号が表示されていれば、メニューと価格の間には右向きの矢印が出てきます。

Spaceキーで開けた時よりも文字の位置がずれてしまいますが、次の操作をすれば解消されます。

編集記号を表示するには、「ホーム」タブにある「編集記号の表示/非表示」ボタンをオンにします。

編集記号の表示非表示

文字の文字の間をTabキーで開けるとルーラーで文字の位置が調整できるようになる

メニューと価格の間をTabキーで開けられたら、すべて選択し、ルーラーを使って行頭の位置、行末の位置を調整していきます。

まず、ルーラーを使って行頭の位置を揃えるには、ルーラーにある「左インデント」にマウスポインタを合わせて右方向へドラッグします。

次に、行末の文字(円)の位置を揃えます。

ルーラーの左端にある「左揃えタブ」にマウスポインタを合わせて2回クリックし、「右揃えタブ」に切り替えます。

左揃えタブを2回クリック
右揃えタブに切り替わった

行末の文字(円)を揃えたいところをルーラーの上にマウスポインタを合わせてクリックすると、行末の文字「円」の位置がルーラーをクリックした位置に揃います。

右揃えタブに切り替え、ルーラーをクリックした位置にはのマークがつきます。このにマウスポインタを合わせてドラッグすることで行末の文字「円」の位置を再調整することができます。

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今回は、Wordでメニュー表を作ったら文字と文字の間を空けると金額の位置がずれる場合の対処法をご紹介しました。

文字と文字の間を1文字以上空けるときは、spaceキーを何度か押して空けるより、Tabキーを1回押した後、行を選択した状態で「ルーラー」で大体の位置をクリックすると、後の文字の始まり位置を揃えることができました。

また、メニュー表の金額が3桁だったり4桁だったりとバラバラだった場合、金額の始まり位置を揃えるより、金額の終わり、円の位置を揃える、「右揃え」を使ったほうが見た目がよくなります。

文字の位置が揃わない理由の多くはSpaceキーを使って文字と文字の間を空けたときが多いのですが、それ以外にも選択しているフォントの種類によって文字の位置が揃わないこともあります。

参考 文字の位置がずれる原因は「プロポーショナルフォント」を使っているから、かも

Wordを操作する上で「文字の位置が揃わない」というのはたくさんご質問・ご相談を受けるものです。文字の位置が揃わないときは「使っているフォントに起因している」ものなのか、「Spaceキーを使用していることに起因する」ものなのかによって対処法が違ってきます。

いろいろな文字揃えを試してみて、自分の用途に合った操作方法を見つけていただければと思います。

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