ランサムウェアとは?セキュリティ対策ソフトをインストールすれば感染は防げる?

高齢者とパソコントラブル
methodshop / Pixabay

ランサムウェアという言葉を耳にしたことはあるでしょうか。

ランサムウェアの感染経路として取り上げられているものをいくつかご紹介しながらどういうところに気を付けると感染を防げるのかをお伝えしたいと思います。

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ランサムウェアに感染したらパソコンはどうなる?

ランサムウェアに感染すると、パソコンをロックされたりパソコン内に保存してあるファイルを暗号化されてしまい、開くことができなくなったりします。暗号化されてしまったファイルを開くためにお金を払えと脅迫めいた文面が表示されるそうです。

セキュリティ対策ソフトをインストールしているから安心と思われている人が多いのですが、セキュリティ宅策ソフトをインストールしていても感染してしまうことがあるのがこのランサムウェアなのです。

ランサムウェアに感染しないようにするためには

「コンピュータウイルス感染しないように気を付けること」という話を耳にしたことがあると思います。

  1. パソコンを最新の状態にしておく
  2. セキュリティ対策ソフトをしっかりと動作させる
  3. メールに添付されているファイルをむやみに開かない
  4. メールに記載されているURL(ホームページのアドレス)をむやみにクリックしない

これらはすべてコンピュータウイルスに感染しないように日頃から気をつけること、なのですが、ランサムウェアに感染しないようにするのもこれらと基本的には同じになります。

パソコンを最新の状態に保つ

まず、1つめの「パソコンを最新の状態にしておく」ですが、パソコンをシャットダウンしようとするときに目にすることがある「更新プログラム」を適用させ、常に最新の状態を保つことになります。

更新プログラムは基本的に自動更新されるようになっているのですが、中には更新プログラムを自動で更新させないように設定を変更している人もいます。

更新プログラムを適用したことで不具合が発生することもあるので、ということだと思いますが、できれば定期的に更新プログラムを確認し、適用してもらえたらと思います。

OS以外にもソフト自体の更新プログラム、パソコン自体の更新プログラムもあります。

セキュリティ対策ソフトをしっかり動作させる

2つめの「セキュリティ対策ソフトをしっかりと動作させる」ですが、以前、こんなことがありました。

セキュリティ対策ソフトを削除してしまったという事例

ある日、ウイルスに感染したかもしれないというパソコンが持ち込まれました。セキュリティ対策ソフトは使っているか確認すると「(セキュリティ対策)ソフトは入っとる!金も払っとる!なんでウイルスに感染するんや!」とえらい剣幕で…。

とりあえずパソコンを立ち上げてもらわないと分からないので、となだめながらパソコンを起動してもらい、セキュリティ対策ソフトが動作しているかをタスクバーの常駐アイコンを確認してみると無い…。

セキュリティ対策ソフトが入っていても常駐させていない人もいるので、とすべてのプログラムを確認してみたけれど見つかりません。

「あのー、(セキュリティ対策)ソフト入っていませんが…」

そんなはずはない、とおっしゃるので画面を一緒に確認していただき、ソフトが入っていないことを確認してもらいました。

結果、ウイルスに感染してはおらず、ウイルスに感染したという偽の画面を表示させるものを入れてしまったということだったのですが。

セキュリティ対策ソフトをインストールしていた、お金も払ったとおっしゃっていたのが気になり、さらに話を聞いてみると、どうやらパソコンを購入したときにインストールされていたことは間違いないようで。

ただ、期間が限定されているソフトだったらしく更新する方法が分からず放置していたということ、更新手続き(要は更新料の支払い)を促す画面がしつこいのでご自身でアンインストールしたことを思い出していただけました。

現在、お使いのパソコンにはセキュリティ対策ソフトは入っていないということをご理解いただき、プロバイダが提供しているセキュリティプランや市販されているセキュリティ対策ソフトの購入方法などをお話しして、プロバイダが提供しているセキュリティプランへの加入を決められてお帰りになりました。

セキュリティ対策ソフトを常駐させていない

セキュリティ対策ソフトは以前、動作が非常に重く常駐させることを嫌がられる傾向にありましたが、最近のセキュリティ対策ソフトは動作環境がだいぶ改善されてきました。

セキュリティ対策ソフトはインストールしただけではその機能を発揮することはできず、常駐させておく、常に動作させておくことで機能が発揮されます。

さらに、セキュリティ対策ソフト自体にも更新プログラムがあり、新しいウイルス情報やセキュリティに関する情報を取り込む必要があります。

通常は自動的に更新されるようになっていますが、うまく更新できないこともあるので更新できなかったと通知が表示されたら対応するようにしましょう。

セキュリティ対策ソフトの契約更新を忘れている

それと、最近のセキュリティ対策ソフトは1年、3年、5年と対応期間がいくつか選べるようになっていたり、一度支払えばずっと更新料を支払う必要がないものもあったりするようですので、ご自身が購入または利用しているソフトについてもう一度確認いただければ、と思います。

メールに添付されているファイルや記載されているURLをむやみに開かない

3つめの「メールに添付されているファイルをむやみに開かない」、4つめの「メールに記載されているURL(ホームページのアドレス)をむやみにクリックしない」は、今さらな話だとおっしゃる人のほうが多いですよね。

だけど、この手のメールを送ってくる相手はありとあらゆる手段でメールや添付ファイルを開かせようとしたり、URLをクリックさせようとしたりしてきます。

まず多いのが、相手は有名な企業やショッピングモール、銀行などを騙ってきます。有名な企業やショッピングモール、銀行がメールの送り主だとついこちらも警戒心が薄れてしまいがちです。

さらにすぐにメールを開いて中身を確認したくなるような件名(請求書とか不正ログインがあったとか)ですので、ついメールの中身を確認してしまいます。

ホームページを見ているときにランサムウェアに感染したという事例もある

上の4つには挙げませんでしたが、最後にひとつ。

ホームページを見ているときにランサムウェアに感染した事例があります。

ホームページを見ているときに、何か(プログラムやフォントなど)をインストールしないと正常な状態で見ることができないと表示されるそうです。

自分は大丈夫、セキュリティ対策ソフトが入っているから大丈夫という過信がいちばん怖い

以上がランサムウェアの感染経路なのですが、どれも以前からコンピュータウイルスに感染しないようにする方法として知られていることです。

コンピュータウイルスに感染することがどういうことなのか分かっているけれど、心のどこかで自分は大丈夫と思っていたり自分には関係ないと思っていたりすることはありませんか?

ましてやセキュリティ対策ソフトをインストールしているんだからコンピュータウイルスに感染するはずがないと思っている人もいらっしゃるかもしれません。

ランサムウェアも他のコンピュータウイルスも1つだけということはありません。次から次へと新たなウイルスが作られている、それが現状です。

  • パソコンやセキュリティ対策ソフトを最新の状態に保つこと
  • メールの添付ファイルやURLはむやみに開かないこと
  • ホームページを見ているときに何かをインストールするように促されたとしてもそれ以上進まないこと

これらを守っていただくことで少しは危険から遠ざかることができるのではないかと思います。

大事なファイルはパソコン以外に保管しておく(バックアップも兼ねて)

あとひとつ、パソコン内に保存してある大切なファイルをパソコン以外のもの、たとえばUSBメモリや外付けハードディスク、DVDなどにコピーしておきましょう。

万が一、ランサムウェアに感染しファイルを暗号化されたとしてもコピーしておいたファイルがあれば安心です。

ランサムウェアに感染してしまったら

万が一、ランサムウェアに感染してしまったら

  1. お金を要求されても支払わないこと
  2. インターネットへの接続を切る
    LANケーブルでインターネットに接続している場合はケーブルをパソコンから抜く。無線LANの場合はパソコンの無線LAN機能をオフにする
  3. セキュリティ対策ソフトや復元ツールで駆除・復元を試みる

「2」のLANケーブルでインターネットに接続している場合は物理的にケーブルを抜けばいいのでわかりやすいですが、無線LANの場合はパソコンの操作が必要です。

Windows10の場合は、

タスクバーの一番右端にある吹き出しのようなボタン「通知アイコン」をクリック→「ネットワーク」をクリック→接続しているルータの「切断」ボタンをクリック

すれば無線LANへの接続を切ることができます。

「3」の「セキュリティ対策ソフトや復元ツールで駆除・復元を試みる」ですが、パソコンに詳しくない、あるいは心配だという場合はやはり専門家やパソコンを購入したお店などにパソコンを見てもらうことをお勧めします。

参考 もしもの時にどうすればよい? ランサムウェアの対策と感染時に行うべきこと インターネット セキュリティ ナレッジ

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