月に2回のパソコン相談会に来られた方から「変なマークが付くようになった」と見せていただいたのがUSBメモリのアイコン。USBメモリのアイコンに盾マークが付いています。
アイコンに「!」や数字がついたのは見たことがありましたが、盾マークがついているのは初めて見ました。
USBメモリのアイコンに盾マークがついたのはセキュリティソフトの機能のひとつ、かも
USBメモリなどのアイコンに盾マークがついたのは初めて見たのですが、この盾マーク、どこかで見たことがあります。記憶を辿ると市販されているセキュリティソフトのひとつ「ウイルスバスター」です。
ウイルスバスターの公式ページを開いて調べてみると、ウイルスバスタークラウドの「フォルダシールド」という機能であることが分かりました。
そこで、このパソコンにウイルスバスターがインストールされているかを確認すると、やはりウイルスバスタークラウドが動作中でした。
どうやら、ウイルスバスタークラウドのバージョン12からUSBメモリなども保護の対象になったようです。
フォルダシールドは、あらかじめ指定されたフォルダを監視することで、未知のランサムウェアなどの疑わしいプログラムがフォルダ内のファイルにアクセスするのをブロックし、大事なデータを保護します。 また、バージョン12 からは、コンピュータに接続されているUSBメモリ等の外付けストレージも保護対象にできます。引用 ウイルスバスター クラウド「フォルダシールド」機能を有効/無効にする方法
「ウイルスバスターがUSBメモリのデータに悪さをされないように監視するシステムになったようですよ」と伝えると、最近、ウイルスバスターをインストールしたことを思い出していただけたようで安心して帰られました。
今回のご相談は、ウイルスバスターの「フォルダシールド」という機能がUSBメモリにまで拡張したため、USBメモリのアイコンに盾のようなマークが付いたということでした。
セキュリティ対策ソフトによってはこのようにソフト独自の設定や表示があることを知っておくと驚かずに済んだのかもしれませんが、事前に知ることは難しいかもしれません。
ウイルスバスターの「フォルダシールド」機能はフォルダごとに有効にするか無効にするかを設定できるようです。ご自身が使っておられるウイルスバスターのバージョンによって設定方法が異なるようですので、よく確認して行うようにしてください。
ウイルスバスター クラウド「フォルダシールド」機能を有効/無効にする方法
ウイルスバスターのバージョンは、デスクトップ上にある「ウイルスバスタークラウド」のアイコンをダブルクリックしてメイン画面を開き、画面右上にある、人の形のアイコンをクリック→「バージョン情報」で確認できます。
- ウイルスバスタークラウド バージョン12/15 バージョン番号が「15」で始まる
- ウイルスバスタークラウド バージョン11 バージョン番号が「11」で始まる