パソコン教室でインターネットの授業をしようと「Microsoft Edgeを起動してください」といったところで、一人の生徒さんが画面を見ながら「先生、Yahoo!(Yahoo!JAPAN)じゃないで!!」と大声をあげました。
画面を見せてもらうと、「GetFormsOnline」というページが開いています。
さらに画面の上部には「既定の検索が意図せず変更された可能性があります」とも表示されています。
この記事では、Microsoft Edgeを起動したらGetFormsOnlineという画面がでるようになったときの対処法についてご紹介します。
Microsoft Edgeを起動したらGetFormsOnlineという画面が開くようになった
この生徒さんは、Yahoo!JAPANというページが最初に開くように設定されていたのですが、何かの原因で「GetFormsOnline」というページが最初に開くように書き換えられてしまっているようです。
おそらく、広告か何かをクリックして操作を進めてしまったため、書き換えられたと思われます。
Microsoft Edgeで最初に開くページは、自分の好きなページやよく見るページに変更することができますが、それをしたとしてもおそらくまたこの画面になってしまうと思います。
まずは、この書き換えの原因になったGetFormsOnlineをパソコンから削除する必要があります。
GetFormsOnlineをアンインストールする
GetFormsOnlineがパソコンにインストールされていないかを確かめ、インストールされていれば削除するため、インターネットの接続を切ってから作業していきます。
スタートボタンをクリック→設定をクリックし、Windowsの設定画面を開き、「アプリ」をクリックします。
「アプリと機能」の画面が開いたら、「このリストを検索」と入った枠内をクリックしてカーソルを出し、「get」と入力してから虫眼鏡アイコンをクリックします。
GetFormsOnlineというアプリが見つかったら、クリックすると「アンインストール」ボタンが出てくるのでクリック、あとは指示通り操作します。
この作業を行う前に必ずパソコンをインターネットから切断しておきましょう。
インターネットに接続したままこの操作を行うとうまくアンインストールできません。アンインストールが完了したらパソコンを再起動し、不具合が発生しないか確認しましょう。
「既定の検索が意図せず変更された可能性があります」が消えないときは
Microsoft Edgeの検索エンジンがGetFormsOnlineに書き換えられているのを削除
パソコンを再起動後、Microsoft Edgeを起動してみたところ、GetFormsOnlineという表示は消えたのですが、既定の検索が意図せず変更された可能性がありますという表示は消えません。
Microsoft Edgeの検索エンジンを変更しようと操作していないのに変えられてしまっているということなので、検索エンジンがどうなっているのか確認してみます。
Microsoft Edgeの検索エンジンの設定を確認するには、Microsoft Edgeの右上にある「…(縦に3つの点)」をクリック、「設定」をクリックすると別のタブでMicrosoft Edgeの設定画面が開きます。
画面左に並んでいる「プライバシー、検索、サービス」をクリック、
画面を一番下までスクロールして「アドレスバーと検索」をクリック、
検索エンジンの管理をクリック、
よく見ると「ask」という検索エンジンが入っていました。askの右側にある「…」をクリック、「削除」をクリックすれば削除できます。
推奨・規定値に「Bing」が指定されているのを確認したら、一旦、Microsoft Edgeを終了し、再度起動して検索結果が「Bing」となればおそらく大丈夫かと。
以前、別の記事にも書いたのですが、インターネットから無料のソフトやアプリをインストールする際、既定の検索エンジンが書き換えられたり、Microsoft Edgeを起動したときに表示されるページが見たこともないページに変更されたりすることがあります。
確定はできませんが、おそらく何かをインストールしなければいけないような画面を見て指示に従って操作したところ、書き換えられたりページが変更されたりしたと思われます。
中には必要なものがあるかもしれませんが、インターネットから無料のソフトやアプリをインストールする必要があるかどうかはよく考えていただいてからにしたほうが今回のような事象に遭わなくて済むのではと思います。