【Outlook】メールアカウントの設定が変更されていた?!

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いつもお世話になっている事務所の人から「メールの送受信エラーが出て送信も受信もできない」と電話がかかってきました。

以前書いた記事(【Outlook】突然メールの送受信ができなくなった)のように、送受信エラーのエラーコードで調べてみてとお伝えしたのですが、何が書いてあるのか分からないとのこと。仕事が終わってからでもいいから事務所に寄って見てくれないかと言われたので、仕事が終わってから事務所に立ち寄りました。

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【Outlook】メールアカウントの設定が変更されていた?!

昨日まではメール大丈夫やったんですけど…

と不安そうな事務員さん。メールの送受信ができなくなることはたまにはあることなので、と話しながら画面を見せていただきました。

その事務所はOCNというプロバイダと契約されていました。エラーを見ると、プロファイルに問題があるとあったので、プロファイルを確認してみたところ、原因が分かりました。

OCNのメールアカウント設定のページを確認したところ、思ったとおり入れなければいけない値が違っていたのです。

値が違っていたのは、POPおよびSMTPのポート番号。SMTPの暗号化方法も違っていました。

そこで、設定してある値をコピーしてから削除し、確認したポート番号とSMTPの暗号化方法に変更してテストしてみたところ、エラーが出ませんでした。

プロファイルを保存し、メールの送受信を試してみると無事メールは送受信できました。

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プロバイダの契約書や設定に必要な情報は大事です

それにしても、この設定を変更した覚えがないとのことでしたが、これだけの設定が勝手に変更されるとは考えづらい…とはいえ、Outlookのプロファイルが壊れた、という話はよく耳にするので、それだったのでしょうか。

いまの段階では送受信エラーがないのでこのまま使ってもらってもいいと思いますが、念のため、プロバイダのメール設定に使うパスワードは準備しておいてもらったほうがいいと思います。

え?それってどこにありますか?と聞かれても、設定に伺ったわけではないので分かりません。OCNの場合、

OCNの認証ID、認証パスワードはOCN会員登録証またはお申し込み内容のご案内に記載されています。

とホームページに書かれているので、それを探していただくかOCNのほうに連絡を取ってみると、再発行してもらえるかもしれませんとお伝えして帰りました。

メールの送受信に使うポート番号が変更された理由は?

ところで、POPやSMTPというサーバーにはポート番号というのを設定しましたが、少し前までは送信サーバーのポート番号は「25」、受信サーバーのポート番号は「110」が主流でした。

しかし、迷惑メールが増加したことでこれらのポート番号を使用しないようプロバイダが「Outbound Port 25 Blocking」を導入することになりました。

プロバイダからポート番号を変更するように、とメールなどで通知されたので受け取った人も多いのではないでしょうか。

送信サーバーのポート番号も受信サーバーのポート番号もプロバイダによって異なりますので、指定されたポート番号を設定することでメールの送受信が可能になることもあります。

メールの送受信エラー。修正できないときはアカウントを一旦削除し、新しく追加し直した方がうまくいくことのほうが多い

前回の記事と重複してしまいますが、プロバイダからのメール設定などを含んだ書類は失くさないように、でもどこに置いたかが分かるように、管理するようにしましょう。

Outlookに限らず、どんなメールソフトでも不具合が発生しある日突然メールの送受信ができなくなることはよくあります。

今回は、POPサーバーやSMTPサーバー、ポート番号の設定を変更することで送受信エラーはなくなり、メールの送受信ができるようになりましたが、いつ何時、Outlookのプロファイル(設定と思ってもらえばいいと思います)が壊れるか分かりません。

そうなったときは、アカウント(メール設定)を一旦削除し、新しく再設定したほうがよい場合もあります。そのとき、必要になるのがプロバイダとの契約情報です。

くれぐれも、失くさないように。大事だからとしまい込みすぎないように。

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