ホームページを見ていたらカメラのシャッター音が聞こえて「情報を登録した」と画面に出た?!

高齢者とインターネット
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困ったことになった…

と暗い表情で相談に来られました。どうしたのかと聞くと

ネット見てたら「カシャ」って音がしたんや。カメラのシャッターみたいな音や。そしたら「情報が登録できた。解除したかったら30分以内に電話するように」ってパソコンの画面に出てきたんや…

とのこと。

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ホームページを見ていたらカメラのシャッター音が鳴り、「登録した、解除したかったら連絡しろ」と画面に表示されてしまう原因は?

実はこのようにホームページを見ていたらカメラのシャッター音のような音が聞こえ、解除したかったら連絡しろ、みたいな画面が表示されることはパソコンだけじゃなくてスマホやタブレットでもあるんです。

わたしが受けた相談の事例では、解除したかったら連絡しろという画面にスマホの情報が表示されることもありました。

相談者の多くは何かしらのボタンをクリックもしくはタップしたらカメラのシャッター音が聞こえたと言っています。この件について、同じような相談事例があったので引用すると

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の担当者によると、「ウェブサイトを閲覧するだけでスマホのカメラを操作したり、撮影した画像を送信させたりすることはできない」。
企業などのサイトを見た場合にBGMが流れたりするのと同じ仕組みで、請求画面を表示する際にカメラのシャッター音が再生されるよう仕組んでいるだけという。
引用 【衝撃事件の核心】 アダルトサイト見てたら突然シャッター音、ついにここまで…スマホ対応で進化するワンクリック詐欺

ということ。

つまり、見ているホームページのボタンをクリックまたはタップするとカメラのシャッター音が鳴るように設定しているだけ、もちろん、パソコンやスマホ、タブレットについているカメラを動作させることはできませんので、あなたの顔を撮影されることはありません。

ただ、最近のパソコンにはWebカメラが搭載されていたり、スマホやタブレットにもインカメラが搭載されているため、自分の顔を撮影できる(自撮り)ことを知っているんですよね。

ということは、Webカメラやインカメラで自分の顔を撮影できる=写真を撮られたと思ってしまうのも無理はありません。

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ホームページを見ているときにカメラのシャッター音が聞こえて連絡を取れという画面が表示されたら

では、ホームページを見ているときにカメラのシャッター音が聞こえて連絡を取れという画面が表示されてしまったらどうすればいいのでしょうか。

絶対に連絡を取らない。支払わない。

先ほども書いたとおり、自分の顔が撮影されてはいませんので安心してもらうのがまず一番。

それから、絶対に連絡を取ってはいけません。

一度でも連絡を取ってしまっては相手の思うつぼです。他の手を使ってあらゆる罠を仕掛けてきます。連絡してきた電話番号を売られてしまうかもしれません。

基本的には放置してもらえばいいのですが、どうしても心配だという場合は国民生活センターに相談されるといいかもしれません。

全国の消費生活センター等_国民生活センター

スマホやタブレットで請求画面が消えないときは閲覧履歴の削除を試してみる

上に書いたことはパソコンでもスマホでもタブレットでも同じなのですが、スマホやタブレットの場合、請求画面が消えないことがあるようです。

スマホやタブレットでカメラのシャッター音が聞こえて請求画面が消えなくなってしまった場合は、閲覧履歴の削除を試してみてください。

スマホやタブレットで閲覧履歴を削除する方法は以下のページが分かりやすかったのでリンクしておきます。

参考 スマホユーザーを狙うワンクリック詐欺、「シャッター音を鳴らす」など新しい手口に要注意

請求画面が表示されてしまったと打ち明けられても叱らないで

以前、パソコン教室に通う方のお孫さんが「自分を特定したって画面が出て電話をしてしまったらお金を請求された」と泣きながら打ち明けられたと電話がかかってきたことがあります。

おばあちゃんはその画面を直接見ていないらしいのですが、お孫さんが言うにはスマホの端末情報が表示されたので自分のスマホが特定された、逃げられないと思って連絡してしまったようです。

その画面は消してしまったので詳細は分かりませんが、たぶん、以下のページで紹介されている事例と同じ状態になったのではないかと思われます。

ユーザーに不安を覚えさせるため、請求画面に携帯端末情報とともに脅迫めいた文言を記載するパターンが多く見受けられます。ユーザーの心理的な弱みにつけ込み、請求に応じさせる悪質な手口と言えます。また被害に遭ったユーザーが、やましさや後ろめたさから誰にも相談しない傾向にあるのもワンクリック詐欺の特徴の1つです。
参考 スマートフォンでのワンクリック詐欺|正しい対処方法と予防

この引用文にもあるように、やましさや後ろめたさを感じ、誰にも相談できないという心理状態を利用して詐欺を働く手口です。

怖いかもしれませんが、絶対に連絡を取ってはいけません。

そして、このお孫さんのようにこのような画面が出てしまったと打ち明けてきても、できるだけ叱らないであげてください。恐怖や恥ずかしさ、後ろめたさを感じているうえに叱ってしまうともし何かがまた起きた時に叱られるから言えないとなってしまわないように。

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年々巧妙になる詐欺の手口。「自分は大丈夫」という過信は捨てたほうがいい

今回のように明らかにおかしいと分かる事例もありますが、年々ワンクリック詐欺の手口は巧妙になってきています。また、こういう事例はニュースで報道されやすいのですが、報道されているにも関わらず、被害にあってしまう人が後を絶たないというのも事実です。

それは、「自分は大丈夫」だという気持ち。いろんな事例を耳にしていても被害にあわない確証はありません。現に、わたしの周りにも「そんなバカなことにはひっかからないよ」と言っていた人が被害にあったという事例がたくさんあります。

おかしいなと思ったら家族や友達、知人に相談すること。それが難しいなら公的機関へ相談すること。決して一人で抱え込まないようにしましょうね。

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