Microsoft Edgeで調べ物をしようと検索したときに、検索結果に戻ろうとすると「戻る」ボタンが使えなくなっていると問い合わせがありました。
たとえば、Microsoft Edgeで「検索」という言葉で検索すると下の図のように検索結果が出てきます。一番上に出ている「goo検索」をクリックしてみます。

goo検索というページが開いたのですが、検索結果に戻ろうと画面左上に出ている「戻る」のボタンをクリックしようとしたらクリックできないというのです。

実は、Microsoft Edgeは検索結果のひとつをクリックすると、そのページは別のタブで開く仕組みになっています。下の図で左側のタブは検索結果のページ、右側のタブは検索結果のページをひとつ開いています。

Microsoft Edgeで検索したときに検索結果のページに戻るには、左側のタブをクリックしてタブを切り替えます。

Microsoft Edgeで検索したとき、検索結果をクリックしても新しいタブで開かないようにしたい
Microsoft Edgeはタブブラウザといってタブを切り替えることで効率よくページの移動ができるようになっています。タブを切り替えることで検索結果のページを残しつつ、タブを新しく開いてページを開くようになっています。
もし、タブを開かずに同じタブで検索結果に「戻る」ボタンを使って戻るようにしたいのであれば、設定を変更する必要があります。
ただ、この設定はMicrosoft Edgeの設定画面に項目がないので、Microsoft Bingで行うことになります。
Microsoft Bingの設定を変更して検索結果を別のタブで開かないようにする
まずは、Microsoft EdgeでMicrosoft Bingのホームページを開きます。
画面右上にある三本線のアイコンをクリック、「設定」をクリックし、「詳細」をクリックします。

「検索結果」を探して「新しいタブまたはウィンドウに検索結果のリンク先を開きます」にチェックが入っているのを確認してください。

この「新しいタブまたはウィンドウに検索結果のリンク先を開きます」にチェックが入っていると、検索結果のページを新しいタブで開くようになるので、このチェックを外して画面下にある「保存」ボタンをクリックします。

一旦、Microsoft Edgeを閉じ、再度、Microsoft Edgeを開いて先ほどと同様に検索してみます。検索結果をクリックすると、同じタブ内で検索結果のページが開くようになり、画面左上にある戻るボタンをクリックすることで検索結果のページに戻れるようになります。

Microsoft Edgeで検索したとき、検索結果に表示されたページ名をクリックすると、新しく別のタブが開くのは、検索結果の表示されたページを残したまま、いろいろなページを移動しやすくするための仕様なのですが、タブの操作に慣れていないと検索結果に戻れない、タブがいっぱい開くのが分かりづらいという声もあります。
タブの移動をマスターすれば、Microsoft Edgeの使いづらさも少しは解消されるのではないかと思いますが、念のため、検索結果をクリックするたびに新しくタブが開かないように設定する方法をご紹介させていただきました。
このタブの設定が、Microsoft Edgeの設定では変更できるようにしてもらえるとありがたいのですが…。