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ウイルス対策ソフトなしは危険?考えられるリスクと対策を解説

パソコンにウイルス対策ソフトはいらない? 高齢者とインターネット
高齢者とインターネット

わたしたちの暮らしの中でインターネットは生活に欠かせないインフラのひとつになりました。

しかし、その利便性の裏側には、ウイルス感染やサイバー攻撃を受ける可能性が潜んでいます。

この記事では、パソコンにウイルス対策ソフトを導入しない場合に考えられるリスクとその対策について書いています。

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パソコンにウイルス対策ソフトを導入しない場合に考えられるリスクとは

ウイルス感染による被害

まず一番に考えられるリスクは「ウイルス感染」です。パソコンに悪意のあるプログラムが侵入し、さまざまな被害をもたらす原因がウイルス感染です。

ウイルス感染による被害の一例
  • 個人情報漏洩
    クレジットカード情報、住所、氏名などの個人情報が盗まれ、不正利用される
  • ファイル破壊
    大切なファイルが破壊されたり開くことができなくなる。復旧は困難。
  • パソコンの動作不良
    パソコンの動作が遅くなったり、頻繁にフリーズしたりするようになる
  • 金銭的な被害
    ランサムウェア(ウイルスの一種)に感染すると、データを人質に身代金を要求される
  • パソコンの乗っ取り
    パソコンを乗っ取られ、攻撃者の思うままに操作されてしまう

サイバー攻撃

サイバー攻撃は、年々巧妙化・多様化しており、その手口も様々です。代表的なサイバー攻撃の種類としては、以下のようなものが挙げられます。

サイバー攻撃の種類
  • ウイルス
    コンピュータウイルス、ワーム、トロイの木馬など
  • ランサムウェア
    感染したパソコンのデータを暗号化。復号と引き換えに身代金を要求する
  • フィッシング詐欺
    実在する企業や人物になりすまし、偽のメールやホームページに誘導して個人情報をだまし取る
  • スパイウェア
    知らないうちにパソコンに侵入し、個人情報や閲覧履歴などを収集する
  • DoS攻撃・DDoS攻撃
    大量のデータを送り付け、ホームページやサーバーをダウンさせる
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ウイルス対策ソフトの役割は?

上のようなリスクを理解したうえで、ウイルス対策ソフトは何をしてくれるのかについてまとめると、

ウイルス対策ソフトの役割
  • ウイルススキャン
    パソコン内のウイルスを検出、駆除する
  • リアルタイム保護
    ウイルスの侵入を常に監視、防御する
  • ファイアウォール
    不正アクセスを遮断し、外部からの攻撃を防ぐ
  • フィッシング対策
    偽のホームページへのアクセスを警告し、個人情報の搾取を防ぐ
  • 迷惑メール対策
    迷惑メールや詐欺メールを自動検出、隔離する

ウイルス対策ソフトの選び方

ウイルス対策ソフトは、製品によって機能や性能が異なります。以下のポイントを参考に、自分に合った製品を選びましょう。

ウイルス対策だけじゃなく複数のセキュリティ機能を併せ持つソフトを選ぶ

ウイルス対策ソフトはたくさんありますし、無料版・有料版があります。一口に有料版だからより安心、無料版だからウイルス検出率が低いといったことはありません。

できれば、第三者機関の評価を参考にウイルス対策ソフトを選ぶといいのですが、ウイルス対策以外に複数のセキュリティ機能(マルウェア・プライバシー保護・ファイアウォールなど)を併せ持つソフトがお勧めです。

家庭ユーザーに最適な Windows ウイルス対策ソフトウェア|AV-TEST(ドイツの独立系セキュリティ評価機関)

パソコンのOSに合わせて選ぶ

ウイルス対策ソフトはパソコンのOSに合わせて選ぶ必要があります。これも無料版・有料版それぞれで多くのウイルス対策ソフトがあります。

あらかじめパソコンに期間限定でお試しできるウイルス対策ソフト(【ウイルスバスタークラウド】 定番のセキュリティソフト ノートン 360 など)がインストールされていることがあり、試用期間を経て契約するかしないかを選ぶことができる場合もあります。

何台まで利用できるか

現在、家庭でもパソコンが複数台あったりスマホやタブレットなどインターネットに接続できる端末が1台だけということが少なくなっています。

1つの契約で何台まで、パソコンだけじゃなくスマホやタブレットでも使えるのかという点も確認しましょう。せっかく、1つの契約でスマホやタブレットでも利用できるのに利用していないことが多いので、契約内容をよく確認しておきましょう。

利用できる期間で選ぶ

ウイルス対策ソフトには無期限で利用できるものもありますが、その多くは1年から3年程度ごとに契約を更新する必要があります。

1年契約であれば初期投資を抑えることができ、別のウイルス対策ソフトに乗り換えやすくなる利点があります。また、2年・3年と複数年契約であれば初期投資は大きくなりますが、契約更新の手間は省ける利点があります。

複数年契約のほうが年払いに換算すると安くなる傾向ですが、契約を更新し忘れることも考えられます。

ウイルス対策ソフトの会社から契約更新のメールが来ても気づかずに更新期限が過ぎてしまったという事例も多いので、メールの確認を怠らないようにしましょう。

ウイルス対策ソフトを導入すれば安心?ウイルス対策ソフトの導入以外にできることはしておこう

ウイルス対策ソフトを導入するだけでなく、以下の対策も併せて行うことで、より安全にインターネットを利用できます。

OSやソフト・アプリを常に最新の状態に保つ

時々、更新プログラムをインストールしていますという画面が出てくることがありますが、パソコンのセキュリティを保つために必要なことなので、必ず実行しましょう。

不審なホームページやメールは開かない

ウイルス対策ソフトにリアルタイム保護の機能があれば、ホームページ閲覧中に偽物や危険なホームページへのアクセスを遮断してくれますが、最低限、不審なホームページやメールは開かないにしましょう。特に、メールに記載されているURL(ホームページのアドレス)をクリックしてホームページを開くのは信頼できるメール以外では行わないようにしましょう。

パスワードを強化する

パスワードは忘れるといけないと同じパスワードを使いまわしている方が非常に多いですが、ひとつのパスワードが漏洩しただけで、成りすまして会員専用ページに入られ、クレジットカード情報や氏名、住所などを盗まれる可能性があります。

推測されにくいパスワードを設定し、できれば定期的に変更すると安全性が高くなります。

データのバックアップを定期的に行う

大切なデータは定期的にバックアップを行いましょう。万が一、パソコンがウイルスに感染してもバックアップしたデータがあれば復旧できる可能性があります。

データのバックアップ方法は、外付けHDDやSDDなどに直接コピーする、バックアップソフトを使う、クラウドサービスを使うなどがあります。

セキュリティ意識を高める

最新のサイバー攻撃の手口や対策について常に情報を集めるようにしましょう。知っているのと知らないのとでは大きく違ってきます。

最新のサイバー攻撃の手口や対策などの情報は、公的機関であるIPA(情報処理推進機構)JPCERT/CC(一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター)、また、利用しているウイルス対策ソフトを販売する会社のホームページなどから入手できます。

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ウイルス対策ソフトは、サイバー攻撃からデバイスを守るための重要なツールです。しかし、ウイルス対策ソフトを導入するだけでなく、日頃からセキュリティ意識を高め、適切な対策を行うことが重要です。安全なインターネット環境を構築し、快適なデジタルライフを送りましょう。

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