いろいろあった2020年が終わり、希望をもって迎えた2021年。
今年は会いたい人に会えない、移動自粛の流れがあって、せめて年賀状くらい、年賀状出すのをやめようかと思っていたけれどやっぱり出すことにした、などいろんな声が聞かれた年末。
年賀状を受け取り、年賀状作成ソフトに受け取ったことをメモしようと筆ぐるめを起動したという方からこんなLINEが。
この記事では、筆ぐるめの機能のひとつ「送受信履歴」が2020年までしか残せるようになっていない、2021年以降の履歴を残すことはできるのかについてまとめています。
筆ぐるめの送受信履歴が2021年以降残せるようになっていない。2021年以降の送受信履歴を残せるようにする方法は?
筆ぐるめの送受信履歴とは
筆ぐるめで年賀状の宛名を印刷する際、送信履歴に残しますか?というメッセージが出るので「はい」をクリックすると住所録に登録している人の「メモ」というタブの中にある送受信履歴に〇が入る仕組みになっています。
質問いただいた方の画面には、送信記録を残しますか?というメッセージが出たとのことでしたが、どこにも記録は残っていません。
筆ぐるめ24では送受信履歴が2021年以降は残すことができない
筆ぐるめの古いバージョンでは送受信履歴を延ばすことができたという情報もあったのですが、お問い合わせいただいた方が使用している筆ぐるめ(バージョン24)では、送受信履歴を延ばすような設定画面を見つけることができませんでした。
私が使っている筆ぐるめでアップデートすれば送受信履歴の年度は変更されるかと思いやってみましたが、送受信履歴の年度は変わることはありませんでした。
筆ぐるめで2021年以降も送受信履歴を記録できるようにするには
Excelなどに住所録を移し、送受信履歴を控えておくということもできますが、年賀状を送った人をチェックしていく作業が発生します。
それだと面倒だ、ほかに方法はないかという話になり、一番いいのは新しいバージョンの筆ぐるめを購入・インストールすれば2021年以降の送受信履歴を記録することはできる(ただし制限はあります)とお伝えしました。
新しいバージョンの筆ぐるめをインストールすれば送受信履歴を延ばすことができる
それならソフトのインストールから教えてほしいということになり、ソフトを購入したら連絡くださいとお伝えしました。
数日後、ソフトを購入されたとの連絡が入り、LINEのビデオ通話で画面を見ながら操作支援を行ったところ、無事、筆ぐるめのインストール・データの引継ぎを終えたところで送受信履歴の年度を確認してもらったところ、2025年まで残すことができるようになりました。
もう少し手頃に筆ぐるめを使いたいなら、MOOK版についてくる特別版を使うというのもいいかもしれません。MOOK版は使ったことがないのでわからないのですが、製品版と比べて何かしら機能に制限があったり同梱されている年賀状素材(特に干支)が少なかったりするかもしれません。
DVDドライブがないパソコンで筆ぐるめはインストールできる?
インターネットに接続できるパソコンなら「ダウンロード版」を購入しよう
筆ぐるめには従来の販売方法である「パッケージ版」とインターネットを介して筆ぐるめをダウンロードする「ダウンロード版」があります。
パッケージ版にはインストール用のDVDが同梱されていますが、パソコンにDVDドライブがないとインストールすることができません。
パソコンに外付けのDVDドライブを接続してパッケージ版に同梱されているDVDが再生できれば筆ぐるめをインストールすることができますが、パソコンにもDVDドライブがない、外付けのDVDドライブもない場合は、ダウンロード版を購入すればDVDドライブや外付けDVDドライブがなくても、筆ぐるめをインストールすることはできます。
筆ぐるめで年賀状の送受信履歴が2020年までしか記録できないのを延ばすには、調べた限りでは新しいバージョンの筆ぐるめをインストールするしかありませんでした。
年賀状作成ソフト自体は一度インストールすればずっと使い続けられるのですが、こういったちょっとしたこと(送受信履歴の記録制限や干支イラストの数など)に制限がかかることがあるんですね。