高齢者のパソコン選び。買って後悔しない選び方。

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教室で「高齢者が使いやすいパソコンはどんなパソコン?」と聞かれることがよくあります。

確かにパソコン選びは種類があり過ぎて、店頭に並ぶのを見るだけでも一苦労。おまけに何やら数値やら専門用語が並ぶPOP。店員さんのアドバイスに、家族の一声。そのうち選ぶのに疲れたり、混乱してきたりして、「もういいや…」っていう方おられませんか?

高齢者が使うパソコンを購入するときにこういうことをチェックしてもらえたらいいなと思うことを今日は書いてみようと思います。

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高齢者にノートパソコンをおすすめしたい理由

ひと口にパソコンといっても種類は大きく分けて4つありますね。デスクトップ型とノート型、あとはモバイルパソコンやタブレット型パソコン。

だいたい同じ性能を持つなら価格的にいうとモバイルパソコンやタブレット型が高くてデスクトップ型は安い、と言われていますが、高齢者におすすめしたいのはやっぱりノート型パソコンです。

ノートパソコンなら持ち運びやすい

ノートパソコンならデスクトップ型パソコンより持ち運びやすいですね。ただ、持ち運び安いだけならモバイルパソコンやタブレット型パソコンでも良いのではという人もいますが、最低限必要なドライブ(最低でもDVDが読み書きできるもの)が付いていたほうがいいのでノートパソコンをおすすめしています。

ではなぜ、持ち運びしやすいノートパソコンをおすすめしているのかというと、操作に迷ったり不具合が起きた時に持っていきやすいからです。

ノートパソコンを持ち運ぶときに気を付けてほしいこと
ノートパソコンの持ち運びについて気を付けてほしいことを書きました。ノートパソコンをカバンにぽいっと入れて運んでいませんか?

高齢者が使いやすいノートパソコンとは

では、実際に店頭にずらっと並んだパソコンのどこをチェックしてもらえばいいかを書いていこうと思います。

Windows10のパソコンを買うならメモリは「8GB以上」!

公式サイトではWindows10ならメモリは4GBあればいいと書かれていますが、生徒さんの利用状況を見ているとその倍の8GBは最低あったほうがいいと思います。

というのも、メモリというのはざっくり言うと、作業台の大きさ。たとえば机の上でいろいろな作業をしているときを想像してもらって。机が小さすぎると物を置くのも大変だし、ノートや本、書類などを広げておくこともしづらいです。

メモリの数値が小さいということは作業台が小さい状態と同じなので、負荷のかかる作業をすると反応が遅くなります。反応が悪いとイライラしますよね。

付け替えることが難しいので「CPU」だけはしっかりチェックしてほしい

もうひとつ、機械的な話になりますが、POPに書かれているCPU。先ほどのメモリは後から追加することができますが、CPUは付け替えることは難しいです。

比較的手に入りやすい価格帯のパソコンに採用されているのがCeleronやCore i3ですが、このふたつを比べるなら価格は少し高くなりますが、Core i3をおすすめしたいと思います。

もしもお財布に余裕があるなら、Core i5をおすすめしたいところではありますが、WordやExcelを使ったりインターネットでホームページを見たりメールをやり取りする程度なら、Core i3でも十分だと思います。

画面の大きさと重さ

これは実際に手で持ってもらった実感しかないと思います。15.6だとちょっと大きいかもしれないですが…。

ただひとつ気を付けてもらいたいのは画面解像度です。解像度というのは粒の細かさ。細かければ細かいほどキレイに見えます。

が、細かすぎると高齢者には見づらいので、せっかく解像度が高いパソコンを購入しても見づらいからと解像度を下げることがよくあるのです。

店頭で見ているときれいな方がいいように見えますよね。ただ見ているのと実際に作業するのとは全然違いますので、あまりにも高過ぎるものは選ばない方がよいと思います。

ハードディスクの容量はさほど気にしなくてもいい

ノートパソコンの保存領域の容量はぐんと増えましたし、パソコン本体に保存するだけじゃなく、USBメモリやDVD、クラウドサービスも使えるようになりましたので、さほど容量を気にする必要はないかな、と思います。

ただ、保存領域を表すものにはHDDというのがありますが、そのほかにSSDが登場したので、どちらを選ぶという選択は必要になるかもしれません。

HDDとSSDについての説明は、以下のサイトが分かりやすかったのでリンクを貼り付けておきますね。

周辺機器選びのチェックポイント | SSDとHDDはどう違うの? どうやって選べばいいの?
ビギナーのための周辺機器情報サイト。用語説明や周辺機器製品の情報も満載。

最低でもDVDドライブは付いていてほしい

「DVD見ないからいらないよね」と言われがちなDVDドライブですが、ソフトのインストールで使うことがありますので最低でも付いているものを選んでほしいというのがあって。

ソフトのインストールなんてしない!とDVDドライブが付いていない(CDドライブも)パソコンを購入したという人から、セキュリティ対策ソフトをインストールして!と言われたことがあったので(汗)。

Blu-rayまでは読めなくてもいいかな、とは思いますが、最低限DVDドライブ(DVD-RW)は付いていてくれると、サポートする立場としてはありがたいです。

DVDドライブが付いていれば、パソコンに保存してあるデータのバックアップにも使えます。

キーボード。実際に指を置いて試してみてほしい

パソコンの使い辛さを感じる時で意外と多いのがキーボード入力をしているとき、です。

キーボードって微妙にキーとキーの間の距離って違っているんです。同じ大きさのノート型パソコンでも、です。

なので、実際に指を置いてみて。キーボードのFのキーに左手の人差し指を置いて、Jのキーに右手の人差し指を置く。そのままキーに各指を乗せてみると分かります。

これをホームポジションと呼ぶのですが、もうこれは実際にキーボードに指を置いてもらわないと分からない。できれば試し入力もしてもらいたいくらいです。

これと同じ理由でマウスも実際に触れてほしい。握った感じが全然違うんです。あとは重さとか丸みとか。手のどこにも無理がかからない状態でボタンに指が自然に乗るか。これ大事です。

とはいえ、マウスは買い替えられますからそこまで入念なチェックはいらないかな。

USBポートは最低でも3つ

ノートパソコンをおすすめしたい理由でも書きましたが、USBポートは最低でも3つはあったほうがいいです。

最近のマウスは無線タイプが多くなりましたね。無線にはUSBポートに受信器を入れなければならない機種が多いので、ひとつはマウス専用と考えて。

プリンタも無線対応のものが増えてきたけれど、プリンタによってはUSBポートにケーブル接続しかできないプリンタもあります。

あとは、USBメモリやデジタルカメラ、あとはスマホも接続することがありますよね。

USBポート自体は抜き差しにそこまで気を配る必要はないので使わない時は外しておけばいいし、必要な時に付け替えられるので、機器の分だけポートが必要かというとそうではないから、最低3つUSBポートはあればいいかな、と思います。

WordやExcelが入っていると活用範囲は広がる

WordやExcelがインストールされているパソコン(厳密には自分で最後の仕上げはしなくちゃいけないのですが)よりインストールされていないパソコンのほうがお値段的にはお安いのですが、やっぱりパソコンを使っていく中で活用範囲を広げたいのであれば、WordやExcelは最低限入っていたほうがいいかな、と思います。

WordやExcelと同じような機能を持つソフトもありますが、活用が進むと物足りなくなるという意見が多いです。

ですが、別記事にまとめたようにWordやExcelには2タイプあるので、どちらを使うかというところを考えてもらえるといいかなと思います。

office365とoffice2016の違いって?
パソコンを購入しようと店頭やチラシなどを見ていると、office365とoffice2016という言葉が目に入ってくるようになりました。 ...

WordやExcelは、パソコンを購入した後にでも購入してもらえばインストールは可能です(ただし、インターネット回線とMicrosoftアカウントは必須です)。

パソコンを買い替えるならここも合わせてチェック

著者情報
パソコン教室の先生

市内の60歳以上の方を対象としたパソコン教室でインストラクターをしています。授業の中でお話している内容やパソコン相談会でお受けするご相談などについて書いています。

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