パソコンもそうですが、スマホでも頻繁に入力する言葉や単語は文字を入力し始めると「これかな?」と変換候補を出してくれる「予測変換」が使えるようになったので、昔に比べれば入力しやすくはなったと思います。
それでも入力することに対して苦手意識を持つ人もおられるかもしれません。
特に多いのがメールアドレス。何かのサービスを利用する際、入力を求められることが多いメールアドレス。普段使う機会の少ない英数字の入力に加え、記号の入力も含まれてくるため、苦手意識が高めになっているように感じます。
また、珍しい苗字や地名などは読みを入力して変換しても変換候補に出てこないので、一文字ずつ読みを入力し確定していかないと入力できないこともあります。
そういうときにお勧めしているのがパソコンでもスマホでも使える「辞書登録」。指定した文字を入力すれば、変換候補に出てくるようにできるのが「辞書登録」と呼ばれる機能です。
今回は、パソコンやスマホでよく使う言葉や単語を辞書登録して変換候補に呼び出す方法をご紹介してみます。
よく使う言葉や単語を辞書登録して変換候補に出るようにするには
試しにメールアドレスを「めあど」という読み方で辞書登録してみます。
Windows10のパソコンで辞書登録する方法
Windows10の場合は、タスクバーの右側、日付や時間が出ている左側にアルファベットの「A」もしくは「あ」という文字(IMEオプション)があります。
「A」もしくは「あ」にマウスポインタを合わせて右クリック→「単語の追加」をクリックします。
単語の登録画面が開いてくるので、「単語」の枠にはメールアドレス、「よみ」の枠には「めあど」(カッコは入力不要)と入力します。「登録と同時に単語情報を送信する」のチェックが外れているのを確認して「登録」ボタンをクリックすれば辞書登録が完了です。単語の登録画面を閉じておきましょう。
これで、「めあど」と入力して変換すると辞書に登録したメールアドレスが変換候補に入ってくるようになります。
Androidスマホで辞書登録する方法
Androidスマホはキーボードの種類がいくつかあるようで、種類ごとに辞書登録する方法が少しずつ違うようです。詳しく書かれているページを見つけたのでシェアします。
iPhoneで辞書登録する方法
iPhoneの「設定」アプリをタップ→「一般」をタップ→「キーボード」をタップ→「ユーザー辞書」をタップします。
画面右上にある+をタップ→ユーザー辞書の登録画面が開きます。
単語に登録したい単語(今回はメールアドレス)、どう入力してその単語を呼び出すかをよみに入力(今回はめあど)できたら、画面右上にある「保存」をタップで辞書登録完了です。
頻繁に入力する機会があるのだけれど、入力しづらい、覚えづらい言葉や単語を自分なりの読み方で変換できるようにするのが「辞書登録」「単語登録」についての紹介でした。