デジタルカメラやスマホで撮影した写真をパソコンに取り込む授業をしているときのことです。「どんな写真か開かなくても分かったはずなんだけれど、(アイコンが)こんなふうになって開かないとどんな写真か分からないようになってしまった」と生徒さんから言われました。
通常、下のように写真ファイルのアイコンはその写真がアイコンとして表示される(サムネイル表示といいます)はずなのですが、
生徒さんのパソコンでは、サムネイル表示されずに下のようなアイコンが表示され、ファイルを開かないとどんな写真なのか分からないようになってしまっています。
この記事では、写真ファイルのアイコンがサムネイル表示されなくなってしまったときの対処法について紹介しています。
写真ファイルのアイコンがおかしくなった。ファイルを開かなくてもどんな写真か分かるようにサムネイル表示に戻すにはどうする?
写真ファイルのアイコンは、実際の写真が縮小表示されるようになっているため、ファイルを開かなくてもどんな写真かが分かるようになっているのですが、下のようにアイコンだけではどんな写真かが分からないような状態になることがあります。
写真ファイルのアイコンがサムネイル表示されなくなる原因はいくつか考えられますが、まずは、写真ファイルのアイコンがサムネイル表示されるよう設定されているかを確認していきます。
「サムネイル(縮小表示)」の設定を確認しよう
サムネイル(縮小表示)の設定を確認するには、スタートボタン横に表示されている黄色いアイコン「エクスプローラー」をクリックしてエクスプローラーを開きます。
エクスプローラー画面の上部にある「表示」タブをクリック、右端にある「オプション」ボタンをクリックします。
フォルダーオプション画面が開きます。「表示」タブをクリックします。
「表示」タブにある詳細設定の中から「常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない」にチェックが入っていると写真アイコンのサムネイル表示がオフになります。
「常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない」のチェックを外すと写真ファイルのアイコンがサムネイル表示されてファイルを開かなくてもどんな写真か分かるようになります。
最後にOKボタンをクリックして画面を閉じましょう。
無事、写真ファイルのアイコンがサムネイル表示に戻りましたが、このような設定はやったことがないということでした。何かがきっかけとなって設定が変わってしまったのかもしれませんが、何がきっかけは結局分からずじまいでした。
アイコンのサムネイル表示ができなくなったときはフォルダーオプションで「常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない」にチェックが入っていないか確認いただいてから、チェックが入っていれば外して状況が改善されるか確認してみてください。