ノートパソコンを持ち運ぶときに気を付けてほしいこと

スポンサーリンク
高齢者とパソコン
高齢者とパソコン
この記事は約5分で読めます。
記事内にプロモーションが含まれています

わたしが担当しているパソコン教室は、ご自身のパソコンを持ち込んでもらっています。というのも、以前はこちらで準備したパソコンを使ってもらっていたのですが、「家で使っているパソコンと画面が違う」という声が多く聞かれるようになったため、ご自身のパソコンを持ってきてもらってもいいということにしました。

が、ノートパソコンを持ち運んでいる際に落としたり移動中の振動も心配です。ノートパソコンを持ち運ぶということは、やはり家で使っているときより故障の確率が高まってしまいます。

そこで、今日はパソコンを持ち運ぶときに気を付けてほしいところを書きます。

スポンサーリンク

ノートパソコンを持ち運ぶときはシャットダウンしてから

パソコンを移動させるとき、これは外に持ち出すだけではなく、部屋から部屋への移動であっても同じことが言えますが、必ずパソコンを持ち運ぶときはシャットダウンした状態で移動してほしいと思います。

というのも、最近のパソコンにはぱっと見、電源が切れているように見える「スリープ」と言う機能があります。このスリープとは、電源が通電してはいるけれどパソコン自体の動作は一旦停止した状態です。つまり、いつでも操作を再続行させることができる、操作中の画面をそのまま継続した状態でもあります。

この状態で移動させるということは、ハードディスクが動いているのに移動させている、もしこの状態で落としたり、落としはしないまでも余計な振動を与えてしまうと、ハードディスクに傷が付いてしまいます。

ハードディスクに傷がついてしまうと、最悪の場合パソコン自体を起動させることができなくなってしまいます。

それでなくてもノートパソコンを持ち運ぶということは、据え置きのパソコンに比べて故障の確率が高いもの。

部屋から部屋への移動も、もちろん屋外への持ち運び時、ノートパソコンは必ずシャットダウンしてから持ち運ぶようにしてください。

スポンサーリンク

カバンやリュックにノートパソコンをそのまま入れない

大きなカバン(トートバック)にそのままノートパソコンを入れて来られた人がいましたが、これは相当危険です。

パソコン専用のバックを買わなければいけないのかとよく聞かれますが、できればインナーバックと呼ばれているパソコンだけを収納できるバックがおすすめですとお伝えしています。

パソコン専用のバックはビジネス用が多いですよね。一般の人にはあの黒くて大きなバックは敬遠されやすいものですが、パソコン専用をうたっているだけあってノートパソコンに関するすべての機器がひとつのカバンに収まるという点では評価できます。

が、やはり見た目が…ということであれば、せめてパソコン専用のインナーバッグをおすすめしたいと思います。クッション素材が使われています(だからといって衝撃を受けても絶対大丈夫とは言い切れませんが)し、ノートパソコンだけを収めることができます。電源ケーブルやマウスを一緒に入れることができないのですが、これが逆にいうといいところで。

ノートパソコン以外に電源ケーブルやマウスなどを一緒に入れるとき、パソコン専用のバッグなら外側のポケットに入れませんか?下

手をしたらノートパソコン本体の上にデン!と電源ケーブルを乗っけているなんてことはないでしょうか。これ、大変危険です。何かにぶつかった拍子に画面を傷つけてしまうことがあります。

パソコン専用のバックはどうも…という方はせめてインナーバックにノートパソコンに入れて持ち運んでもらえたらと思います。

電源ケーブル・マウスなどはすべて外しておく

ノートパソコンに付属するものとして電源ケーブルやマウスがありますが、以前パソコン相談会に来た人が電源ケーブルやマウスを挿したまま持って来られたことがありました。

ノートパソコンを持ち運ぶなら電源ケーブルやマウスを必ず外して移動してください。

もし移動中に何かにぶつかり、ケーブルやマウスの挿し口が壊れてしまったら修理に多額の費用がかかります。下手をしたらノートパソコンを初期化しなければならないことだってあります(中身のデータは救出できないことがある)。

電源ケーブルやマウスを外してしまうとどこに挿していたのかが分からなくなるという理由なら、挿し口と電源ケーブル、挿し口とマウスと対になっているもの同士に同じ色もしくは柄のシールを貼るといいと思います。

挿し口のところで折れてしまうと修理が大変です。すべて取り外して持ち運ぶようにしてくださいね。

車の座席に立てかけない

車でノートパソコンを持ち運ぶときは座席に立てかけないようにしましょう。急ブレーキやカーブや角を曲がるときに倒れてしまうと、運転に集中できなくなり大変危険ですし、ノートパソコン自体も座席から落ちてしまうと故障の原因になります。

わたしは仕事柄パソコンを持って車で移動することが多いので、ノートパソコンをインナーバックに入れてカバンに入れ、それを助手席のシートベルトで固定しています。

車内に置いておかない

車での移動について触れたので、もうひとつお伝えしておきたいことがあります。それは、ノートパソコンを車内に置いたまま車から離れないようにしてほしいということ。

先ほども書きましたが、ノートパソコン専用のバックは見た目が「ノートパソコンが入っています」と宣言しているようなものです。

これは地元の警察の方にお話しいただいたことなのですが、車内にノートパソコンを置いたまま車から離れている間に車上狙いに遭ったという事件が多発しているとのこと。

くれぐれも車内にノートパソコンを置いたまま車を離れることがないように。

ノートパソコンを持ち運ぶときに気を付けてほしいことのまとめ。

パソコン教室でお話している内容は上に書いたものですが、教室に通うという持ち運び以外にも修理に出すとか、もちろん部屋から部屋への移動なども含め、一番気を付けてほしいのは、ノートパソコンをシャットダウンせずに動かすことは絶対に避けてほしいということです。

中には大丈夫と言っている人もいますが、念には念を入れよ、です。

タイトルとURLをコピーしました