先日、町内会の役員になったという方から、前任者からUSBメモリでファイルをもらったけれど、どう扱えばいいのか分からないと問いあわせがありました。
最近では、WordやExcelなどで作成した報告書やチラシ、収支計算などのファイルをUSBメモリに入れて次の担当者へ引き継ぐというのが増えてきましたね。
USBメモリは、持ち運びやすく扱いやすいので、ファイルの受け渡しに使われる機会が多くなりましたが、USBメモリに入っているファイルを直接開いて操作している方が多いのではないでしょうか。
別の記事にも書きましたが、USBメモリは半永久的に使用できるものではないので、USBメモリで受け取ったファイルはパソコンにコピーして、操作するときはパソコンにコピーしたファイルを開くようにしたほうがファイルを開けなくなってしまうリスクを避けることができます。
この記事では、USBメモリからパソコンにファイルをコピーする方法のうち、「コピー先」ボタンを使った方法について書いています。
USBメモリからパソコンにファイルをコピーする方法は?
USBメモリに保存されているファイルをパソコンにコピーする方法はいくつかあります。
この中から、USBメモリの画面で「コピー先」をクリックしてファイルをコピーする方法をご紹介します。
「コピー先」を使ってUSBメモリからパソコンにファイルをコピーするには
例として、USBメモリのファイルをパソコンのドキュメントにコピーしてみます。
事前準備 USBメモリのファイルをコピーする場所(フォルダー)を作成する
事前準備として、ドキュメントの画面を開き、「ホーム」タブをクリック、「新しいフォルダー」ボタンをクリック、
ドキュメントの画面内に「新しいフォルダー」と出ます。フォルダー名(分かりやすい名前。たとえば自治会など)を入力し、Enterキーでフォルダーの名前を確定します。
ドキュメント内にUSBメモリに入っているファイルをコピーする場所(フォルダー)が作成できたら、ドキュメントの画面は閉じておきます。
USBメモリの画面を開き、ファイルを選択、「コピー先」ボタンをクリック
次に、パソコンのUSBスロットにUSBメモリを挿し込みます。しばらくすると、USBメモリの画面が開いてきます。
パソコンにコピーしたいファイルを選択します。ファイルが複数ある場合は、設定を変えてチェックボックスを表示すると選択しやすくなります。
コピーしたいファイルが選択できrたら、「ホーム」タブにある「コピー先」ボタンをクリックします。
「場所の選択」をクリックしてコピー先を選択する
パソコンでよく使用するフォルダーが表示されます。先ほど作成したフォルダー名が表示されていたらクリック、表示されていなければ一番下にある「場所の選択」をクリックしてフォルダーを探します。
項目のコピー画面が開きます。先ほどパソコン内のドキュメントに作成したフォルダー(自治会)を探すので「ドキュメント」をクリック、
ドキュメント内のフォルダーの名前が並んでいるので先ほど作成したフォルダー(例:自治会)をクリック、
最後にコピーボタンをクリックします。
USBメモリ内のファイルがパソコンのコピーされたか確認してみましょう。
画面左側から、PCの下にある「ドキュメント」をクリックしてパソコンのドキュメントの画面に切り替えます。
ドキュメントの画面に切り替わったら、先ほど作成したフォルダー(例:自治会)を開き、USBメモリに保存されていたファイルがコピーされていればOKです。
この記事では、USBメモリからパソコンにファイルをコピーする方法のひとつ、コピー先ボタンを使う方法について紹介しました。
ファイルのコピーと移動は動作が異なります。ファイルのコピーとは、元の場所にも新しい場所にも同じファイルが存在するということ、ファイルの移動は、新しい場所にファイルが移るので元の場所にはファイルがありません。
最初に書いた通り、ファイルをコピーする方法はいくつかありますので、ご自身が操作しやすい方法をマスターしていただければ、と思います。