パソコンとデジタルカメラをUSBケーブルで接続すると画面の右下に黒い吹き出しが出るのでクリック、「写真とビデオのインポート(フォト)」をクリックするとパソコンに写真を取り込むことができていたのに、いつもの黒い吹き出しが出ず、写真を取り込む操作ができないと相談がありました。
デジタルカメラの電源をオフにしてからUSBケーブルをパソコンから抜いて、パソコンを再起動させてからもう一度同じ操作をしてもらえますかと伝えたのですが、やはり黒い吹き出しがでないとのこと。
デジタルカメラとパソコンをケーブルで接続しても写真の取り込みが始まらないときの対処法
デジタルカメラとパソコンをケーブルで接続しても写真の取り込みが始まらない場合、次の5つが考えられます。
デジタルカメラが充電モードになっている
初めに確認していただきたいのが、デジタルカメラの画面です。デジタルカメラとパソコンをケーブルで接続すると充電が始まるデジタルカメラがあります。
デジタルカメラの画面に「充電」「転送」と表示されていたら「転送」をタッチしてもらうと、写真の取り込みが始まります。
デジタルカメラがパソコンに認識されていない
デジタルカメラの画面に出た転送をタッチしても写真の取り込みが始まらない場合、考えられるのはパソコンがデジタルカメラを認識できていない可能性です。
パソコンがデジタルカメラを認識しているか確認するには、スタートボタン横にある「エクスプローラー(黄色いフォルダーのようなアイコン)」をクリックするとエクスプローラーの画面が開きます。
エクスプローラーの画面左側にある「PC」の下にデジタルカメラが表示されていれば、デジタルカメラはパソコンに認識されています。
エクスプローラーの画面でPCの下に何も表示されていない場合は、「PC」の左側にある▼をクリックすると表示されます。
PCの下にあるデジタルカメラをクリックすると右側の画面に「DCIM」という名前のフォルダーがあると思うので開いてみてください。うまく認識されていれば写真が一覧になって表示されます。
PCの下にデジタルカメラが表示されていない場合は、パソコンがデジタルカメラを認識できていないので、
Windows10の自動再生の設定を確認するには
スタートボタンをクリック→「設定」をクリックし、Windowsの設定画面を開きます。
「デバイス」をクリック

Windows10の自動再生がオフになっていた
画面左側にあるメニューから「自動再生」をクリックして確認すると、自動再生にある「すべてのメディアとデバイスで自動再生を行う」がオフになっていました。

この「すべてのメディアとデバイスで自動再生を行う」をオンにして、

画面を閉じ、もう一度、デジタルカメラの電源を切って、しばらく時間をおいてデジタルカメラの電源を入れてもらうと黒い吹き出しが表示されるようになりました。

黒い吹き出しをクリックするといつも使っている「写真とビデオのインポート フォト」を選択で切る画面が開きました。

Windows10の黒い吹き出し「トースト」がすぐに消えて困る
Windows10のパソコンで画面右下に表示される黒い吹き出しのことを「トースト」といいます。
この「トースト」すぐに消えてしまってクリックできないことがある、もうちょっと長く開いたままにすることはできないかとのことでしたので、トーストの表示時間を変更する方法もあわせてお伝えしました。
Windows10の黒い吹き出し「トースト」の表示時間は変更できる
トーストの表示時間を変更するには、スタートボタンをクリック→「設定」をクリック→Windowsの設定画面を開きます。
次に、「簡単操作」をクリック

左側のメニューで「ディスプレイ」が選択されていることを確認し、「Windowsのシンプル化と個人用設定」にある「通知を表示する長さ(規定値は5秒)」を任意の秒数に変更します。
