ショートメールで宅配便の不在通知が来た?!

高齢者とスマホ
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月に2回のパソコン教室での出来事です。生徒さんのところにある宅配業者と名乗るSMS(ショートメール)が携帯に届いたと見せてくれました。

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不在通知を知らせるショートメールが届いた

ショートメールの内容を読むと宅配便の不在通知と書いてあり、携帯電話番号とホームページのアドレス(URL)が記載されていました。

宅配便を利用した覚えはないけれど何か荷物が届いたのかもしれないと記載されていた携帯電話番号に電話をかけてしまったのですが、相手は電話に出なかったということでした。

仕方がないので記載されていたURLをクリックしてみたところ、「このページは存在しません」と表示されたとのこと。

それから何かあったかと確認しましたが、不審なことはなかったというので今回は仕方ないけれど、こういうショートメールが届いても書いてあるURLをクリックしたり携帯電話番号に電話をかけたりはしないでね、とお話ししました。

調べてみると同じような事例がいくつもありました。

生徒さんが受け取ったSMS、実は佐川急便を名乗っていたのですが、やはり佐川急便の公式サイトで事例とともに注意喚起の内容が公開されていました。

佐川急便を装った迷惑メールが届くというお問い合わせが急増しております。
このような迷惑メールに記載されているアドレスにアクセスしたり、添付ファイルを開いたりされますとコンピューターウィルスに感染する恐れがございますのでご注意ください。なお、当社ではショートメールによるご案内は行っておりません
参考 佐川急便を装った迷惑メールにご注意ください

ショートメールに届くだけじゃない。PCメールも注意!

今回、生徒さんが受け取ったのはショートメッセージでしたが、パソコンメールにも同じような件名・内容のメールが届いている事例がたくさんありました。

そしてその多くが、誰もが知っているような有名企業、大手企業を名乗っていました。

事例としては今回の宅配便の不在通知のほかに、請求書という件名で添付ファイルがついたメールが届いたり、アカウントが乗っ取られたと危険を知らせる内容だったり、パスワードの変更を促したり、二段階認証を促したりなどというものが多く報告されています。

気を付けていても有名企業、大手企業を名乗ったメールだとつい開いてしまいそうになると思いますし、メールの内容を読んでつい連絡を取ってしまいそうになってしまいます。

が、決して連絡を取ってはいけません。メールに記載されているホームページのアドレスをクリックしてはいけません。

ショートメールに届いた不在通知に連絡を取ってしまったら起こり得ること

携帯電話や固定電話の番号を悪用される

まず、ショートメールに記載されている携帯電話番号に電話をかけてしまうと、携帯電話番号が使われていることを証明してしまうことになり、別の詐欺に巻き込まれてしまう可能性が否定できません。また、名簿業者に売られてしまう可能性だってあります。

本物そっくりのホームページに誘導され、アカウントやパスワード、個人情報を盗まれる

ショートメールに記載されているホームページのアドレスをクリックするとホームページが表示されますが、このホームページは巧妙に作られた偽物のホームページであることが多いです。

一見すると本物のように見えるのですが、ホームページのアドレスを見ると全然違うアドレスです。生徒さんにこのことをお話しても、そこまで(ホームページのアドレス)は見ないよと言われます。そうですよね、見ませんよね。だから、偽物だと気付かずに、アカウントやパスワードを入力してしまうのです。

すると、その情報は相手に取られてしまいます。そのアカウントとパスワードを使って本物のホームページを開くとあなたになりすまして情報を入手することができてしまうので大変危険です。

個人情報(アカウントやパスワードも含め)を入力する画面では必ず以下のサイトに書かれているように、アドレスバーを確認するようにしてください。
参考 アドレスバーの鍵マーク確認方法 佐川急便

提供元不明なアプリをインストールさせられてしまう

不在通知を確認するにはアプリをインストールするように言われることもあります。このアプリをインストールしてしまったせいで、スマホの情報を抜き取られてしまったという事例も多く報告されています。

スマホの設定によっては、提供元が不明なアプリをインストールしないようになっていますが、もしこの機能が無効になっていると大変危険です。

Android7.0の場合、「設定」をタップ→「セキュリティ」をタップ→「情報セキュリティ」をタップ→「提供元不明なアプリ」のチェックがオフになっていることを確認してください。
※Android8.0の場合、「設定」をタップ→「アプリと通知」をタップ→「特別なアプリアクセス」をタップ→「不明なアプリのインストール」をタップするとアプリごとに設定を行うことができるようです。

スマホのウイルス感染も報告されている

もし、このアプリをインストールしてしまい、さらに起動させてしまうとスマホがウイルスに感染してしまいます。

スマホがウイルスに感染してしまうと、スマホから情報を抜き取られてしまったり遠隔操作されてしまったりするようです。中にはプリベイトカードをキャリア決済で購入されてしまったという事例も報告されています。

参考 「佐川急便」をかたる偽SMSが横行 不正アプリを導入しないで!【サイバー護身術】

ショートメールで宅配便の不在通知が届いても無視してください

こういう事例は、テレビなどであれほど取り上げられているにも関わらず、被害に遭ってしまう人が後を絶ちません。

実は生徒さんの中では、こういう事例を耳にしたり目にしたりすると自分が騙されてしまうかもしれないと心配する人のほうが意外とこういう事例にひっかかりません。少しでも違ったことがあればすぐに聞いてくれるからです。

反対に、別の記事にも書きましたが、自分は大丈夫だ、そういった被害にはあわないと言い切っている人のほうが被害にあっています。

「セキュリティソフトが入っていれば安心」とは言い切れない理由
セキュリティ対策ソフトを入れていれば安全。そう思われている人は非常に多いです。確かにセキュリティ対策ソフトを入れていればある程度の不安は解消するかもしれません。が、それだけでいいという考えは危険ではないかと思います。今日は、セキュリティ対策ソフトを入れただけではダメなんですよ、という話を書いていこうと思います。

「あれ?」という感覚は大事にしてください。おかしいと思ったらそれ以上操作を続行せず退避してくださいね。

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