今日は月に2回のパソコン教室。
先生、といきなりやってきたのは調べ物が大好きな生徒さん。
もう少し涼しくなったら登山に行こうと登る山をホームページで調べ、みんなに見てもらうために印刷したら用紙が何枚も必要になったと。おまけに、印刷したくないところまで印刷されてしまってもったいないなという話でした。
ホームページというのは思った以上に縦方向に長く作られています。そのため、必要なところ以外も印刷されることはよくあります。
そこで、ホームページの必要なところだけを印刷する方法をご紹介したいと思います。
ホームページの必要なところだけを印刷する方法(Internet Explorerの場合)
ホームページの中で印刷したいところをマウスを使って選択(ドラッグ)しておきます。
「ファイル」をクリック→「印刷プレビュー」をクリック
印刷プレビュー画面が開いてきます。
何も設定を変更せずにこのホームページを印刷すると、画面下のほう、丸く赤い線で囲ってあるところを見ると印刷には17枚の用紙が必要だと分かります。
そこで、画面の上の方にある「表示されたとおりに印刷する」横の▼をクリック→「画面で選択されたとおりに印刷する」をクリック
「画面で選択したとおりに印刷する」を選択すると、印刷に必要な用紙の数が変わりました。
画面上で選択した部分が間違いなく印刷されるのを確認できたら画面左上にある「印刷」ボタンをクリックして印刷します。
ホームページの必要なところだけを印刷する方法(Microsoft Edgeの場合)
Microsoft Edgeではマウスでドラッグした範囲だけを印刷する設定がない…
Windows10のパソコンを使っている人なら使っている人が多いMicrosoft Edgeは、マウスでドラッグして選択した部分だけを印刷するという設定がありません。
Internet Explorerのようにマウスで選択した部分だけを印刷することはできませんが、印刷プレビューを使って必要な部分が含まれているところだけを印刷すれば、印刷して無駄に用紙やインクを消費することは回避できると思います。
Microsoft Edgeで必要なところが含まれているページのみを印刷するには
Microsoft Edgeで必要なところが含まれているページのみを印刷するには、画面右上にある「…」ボタンをクリック→「印刷」ボタンをクリックします。
同じページを印刷しようとしているのですが、赤枠で囲ったところをみていただくとページ数が半分以下になっています。これは、Internet Explorerよりも印刷に使用する用紙が少なくなりますが、それでも不要なところまで印刷されてしまいます。
赤枠で囲ったところにある矢印ボタンをクリックして、印刷したいところが含まれているページを表示します。
画面左側にある「ページ」をクリック→「現在のページ」をクリック
最後に「印刷」ボタンをクリックすれば、必要なところは印刷できますし、不要なところは印刷せずに済みます。
印刷したいときだけMicrosoft EdgeからInternet Explorerに切り替えるのも手
また、印刷したいときだけMicrosoft EdgeからInternet Explorerに切り替える方法もあります。印刷したいときだけMicrosoft EdgeからInternet Explorerに切り替えれば、必要なところをマウスでドラッグして選択して印刷する方法が使えます。
Microsoft Edgeで見ているホームページをInternet Explorerに切り替えるには、画面右上にある「…」ボタンをクリック→「その他のツール」→「Internet Explorerで開く」をクリックします。
ホームページの必要なところだけを印刷する方法について、まとめ。
ホームページの必要なところだけを印刷する方法についてまとめました。Internet Explorerだとマウスで選択した範囲を印刷する設定がありますが、Microsoft Edgeはその方法が使用できません。
Microsoft Edgeで必要なところだけを印刷することはできませんが、必要なところが含まれているページだけを印刷することはできますし、Microsoft Edgeで見ているホームページを印刷したいときだけInternet Explorerに切り替えることで必要な範囲を印刷することはできます。
ホームページを見ているソフトによって必要な範囲を印刷する方法は異なりますので、自分がどのソフトを使ってホームページを見ているかによって印刷方法を使い分けてもらえればと思います。
最後に、ホームページは意外と縦に長いものです。ホームページを印刷するには用紙をたくさん使用することが多いので用紙切れが起こらないように用紙をセットしておきましょう。