コロナ自粛の中、遠く離れた場所に住むお子さんが帰省をとりやめたという話から
子どもからオンラインでやり取りせんか?って言われたんやけど難しそうで
子どもがオンラインっていうのをやれるように設定してくれて言われるとおりにやってるけど今一つよくわかってない
なんていう声が上がりました。
2020年前半からコロナウイルス感染拡大を防止するため、移動自粛、不要不急の外出を避けるように言われていますが、離れて暮らす子どもたち、孫たちに会いたい気持ち、分かります。
そこで、オンラインを使って子どもやお孫さんとやり取りするために使われることが多い「オンラインミーティング」サービスについて少し書いていきたいと思います。
オンライン上で会話できる「オンラインミーティングツール」とは
オンラインミーティング・web会議とは、パソコンやスマホ、タブレットなどの端末をインターネットに接続する(オンライン)ことでやり取りすることをいいます。
ミーティングとか会議とか言われると「仕事に使うもの」とイメージされる方も多いと思いますが、顔を見ながら音声でやり取りができるというこのサービスは会議以外にも利用するシーンが増えています。
オンラインミーティングツール、web会議ツールにはたくさんの種類があります。よく耳にするのが「Zoom」ではないでしょうか。
生徒さんの中にはお子さんからZoomを使ってやり取りしようと言われる方が多くいらっしゃいます。おそらく、お子さんたちがお仕事でこの「Zoom」を使われているからではないかと思われます。
などがあります。
オンラインミーティングツールを使うメリットは?
端末やOSが違っても参加できる
以前からインターネットを介して会話したりやり取りしたりというサービスはありましたが、Zoomを始めとしたこれらのサービスの大きなメリットといえば、パソコン以外の端末、スマホやタブレットでもインターネットに接続できればこれらのサービスを利用することができる、という点。
招待される側はサービスの利用登録は不要
また、これらのサービスには主催者と招待者という関係性があるのですが、招待されるほうは手間がかかる登録などが一切不要。自分のメールアドレス宛に届く招待メールに記載されたURLをクリックするだけで参加することができます。
アカウント登録するなら今使っているものがないかをチェック
たとえば、SkypeやMicrosoft Teamsを利用するには「Microsoftアカウント」でも利用可能ですので、アカウントを新たに登録する必要はありません。Windows10のパソコンであれば、Microsoftアカウントを使っている可能性がありますので、以下の方法でMicrosoftアカウントを持っていないかを確認してみてください。
ユーザーの情報のところに「ローカルアカウントでのサインインに切り替える」とあればMicrosoftアカウントで利用していることが分かります。反対に、「Microsoftアカウントでのサインインに切り替える」とあればローカルアカウントであることが分かります。
また、同じようにAndroidスマホを使っている人なら「Googleアカウント」を持っているはずなので、同じアカウント・パスワードを使ってもらったほうが分かりやすくていいと思います。
AndroidスマホでGoogleアカウントを確認するには、「Google Play」アプリをタップ→左上の「メニュー」をタップ→表示されたメールアドレスがGoogleアカウントです。
オンラインミーティングツールへの登録はこれらのアカウントでも可能な場合があるので、まずは持っているアカウントが利用できるかもチェックしてもらった方がいいです。
もちろん、オンラインミーティング用に新しいアカウントを取ってもらってもいいのですが、アカウントやパスワードを使い分けなくてはならなくなるので、忘れないようにしておきましょう。
遠く離れたところに住んでいる人とオンライン上でコミュニケーションを取りたいなら
年齢を問わず利用者が多い、LINEのLINE電話がお勧めです。というのも、LINEのやり取りの画面でビデオ通話を選ぶだけという操作のシンプルさ、2~5人までのやり取りなら顔を見ながら会話ができるのでシニア世代でも無理なく使用することができるのではと思います。
オンラインミーティングにあると便利な機器
パソコンにもスマホやタブレットにもカメラやマイクがありますので、初めて利用する際には何も準備する必要はないと思いますが、音の聞こえが悪いとか音声に雑音が入るとか不具合を感じたら、ヘッドセットなどを購入してもいいかもしれないですね。
それから、これはスマホやタブレットなどでやり取りする場合なのですが、片手でスマホを持っていなくてはならないので手が疲れます。そんなときは、スマホスタンドを用意するのもひとつだと思います。スタンドにスマホやタブレットを立てかければ手も疲れないし、画面も固定されていいと思います。
あと、これはわたしが使っているものなのですが、パソコンに角度をつけられるスタンドです。
パソコンを使ってオンラインミーティングをするとき、目線が下がりがちで表情がどうしても暗くなりがちなんです。このパソコンスタンドを使うと、パソコンに角度がつけられるため、パソコンのカメラの位置を高くすることができ、目線を上げることができます。
このパソコンスタンドは、角度がついているのでパソコンの熱量も抑えられるので、夏場は特にお勧めしたいです。
最後は宣伝みたいになってしまいましたが、オンラインミーティングツールは決してビジネス利用だけが目的ではありません。最近では、これらを使ったオンラインセミナーやオンライン商談、オンライン面接なども行われるようになっています。
今後はこのような技術を使って在宅でもパソコンやスマホ、タブレットなどがあればオンライン上でできることが増えると考えられます。
今から慣れとかなあかんな
そうですね、新しいことを知るのは難しい側面もありますが、今からの技術です、少しずつ触れることで慣れていくほうがいいと思います。
というわけで、次回の授業はオンラインミーティングツールの授業をやってみることとなりました。みんな楽しんでもらえるといいな。