先日、パソコン教室でWordで画像を使用する機会があり、あるホームページからイラストをダウンロードしたのですが、一部の生徒さんから「名前を付けて保存」が出ないと言われました。
「名前を付けて保存」が出ないとおっしゃる生徒さんは、最近、Microsoft Edgeを使い始めた方たちで、これまではInternet Explorerを使われていた方たちでした。
Internet Explorerではファイルをダウンロードしようとすると「名前を付けて保存」という選択肢があり、保存時にどこに保存するかを選択できるようになっていました。
ところが、Microsoft Edgeでは、保存するときに保存先を選択する画面が出ず、ダウンロードできたかが分からない、ダウンロードできていたとしてもどこに保存されているかが分からないとのことでした。
この記事では、Microsoft Edgeでイラストや写真などの画像をダウンロードする方法と、ダウンロードしたものをどこに保存するかを設定できる画面が出るようにする方法について書いていきます。

Microsoft Edgeで画像をダウンロードするには
画像の配布方法によって操作が異なる
画像を無料配布しているホームページから画像をダウンロードするには、画像の近くにある「ダウンロード」というボタンをクリックしてダウンロードする方法と画像の上にマウスポインタを合わせて右クリックする方法があり、それぞれで操作方法が異なります。
ダウンロードボタンをクリックしてダウンロードすると自動で「ダウンロード」というフォルダーにダウンロードされる
「ダウンロード」ボタンをクリックしてダウンロードする方法だと、保存先を指定することができず、自動でダウンロードされます。
ダウンロードが完了すると、画面右上に「ダウンロード」という吹き出しのようなものが表示されます。「ファイルを開く」をクリックするとファイルを直接開くことができますし、

「フォルダーに表示」をクリックすれば、保存された場所を開くことができます。

画像の上にマウスポインタを合わせて右クリックする方法だとダウンロードする場所を指定できる
授業でよく使わせていただいている「かわいいフリー素材集 いらすとや (irasutoya.com)」のようなホームページの場合は、画像を開いてマウスポインタを合わせて右クリック→「名前を付けて画像を保存」をクリックすれば、

ダウンロードする場所を指定することができます。

Microsoft Edgeでファイルをダウンロードするたびにどこに保存するかを選択できるようにしたい
Microsoft Edgeのダウンロード設定を「ダウンロード時の動作を毎回確認する」に変更し、「名前を付けて保存」が選択できるようにする
Microsoft Edgeの設定画面が開いたら、左側に並んだメニューの中から「ダウンロード」をクリック→「ダウンロード時の動作を毎回確認する」のスライダーにマウスポインタを合わせクリックすれば、

保存選択の画面が開くようになり、ダウンロードする場所を任意で選択できるようになります。

