パソコンを起動したら危険を知らせる画面が?!

高齢者とパソコン

最近、急増しているのが「パソコンを立ち上げると『パソコンが危ない』っていう画面が出てくるようになった」という相談。

先日もパソコン教室の生徒さんのパソコンも立ち上げるとパソコンのスキャンを行うようにというボタンが表示された画面が…。こんな名前のソフトは知らないとおっしゃる生徒さん。

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見たこともないソフトの画面が表示されるようになったら

確かにパソコンにセキュリティ対策ソフトの類がインストールされていれば、スキャンを促すような画面が表示されることはあります。

でも、生徒さんのパソコンにはインストールした覚えのないソフトのようなので次のような操作を行い、そのソフトの正体を確かめることにしました。

不審なソフトの画面が表示されたら常駐プログラムを確認しよう

まず、タスクバーの右側、時計が表示されているところから少し左側に△のボタンが表示されていタらクリックしてみてください。この△をクリックし、一つ一つのアイコンにマウスポインタを合わせると常駐しているソフトの名称が確認できます。

常駐プログラムとは、画面上は起動していないように見えても陰で動作しているプログラムのことをいいます。これらすべてが不審なソフト(プログラム)というわけではないので注意してください。

常駐プログラムのアイコンにひとつひとつマウスポインタを合わせていくと、現在画面に表示されているソフトの名前と同じものが見つかりました。

  • Driver Tonic
  • Driver Updater
  • OneSafe PC Cleaner
  • Smart PC Care

見つかったソフトを調べてみると、パソコンが危険な状態にあるように見せかけ、ユーザーの不安を煽り、フリーダイヤルで電話をかけさせようとしたりお金を支払えば解決できると有償ライセンスの契約をさせようとしたりするものでした。

これらのソフト(以下、迷惑ソフト)は、有名な企業とライセンス契約をしているかのように見せかけるため、企業のロゴを使用したりパートナーという文字を表示したりして「本物」であるかのように見せかけます。

パソコンが危険だと表示される画面が表示されたからと言ってスキャンボタンなどをクリックしないようにしてください。

それから有償ライセンスの契約を結ばない(お金を支払わないこと)、クレジットカードなどの情報を入力しないようにしてください。

これらの迷惑ソフトがインストールされてしまったら、できればパソコンを購入した店舗に迷惑ソフトを削除してもらうようにしてください。

ご自身で迷惑ソフトを削除する、アンインストールすることはできなくはないですが、これらの迷惑ソフトの中には、通常のアンインストール操作だけでは削除できないものがあります。

迷惑ソフトを削除(アンインストール)する方法は

先ほども書いたとおり、通常の削除(アンインストール)操作では削除しきれない迷惑ソフトがありますので、不安な方や削除しきれなかった場合は専門の人に依頼するようにしてください。

迷惑ソフトを削除(アンインストール)するには、迷惑ソフトの動作を止める(停止または終了)させなければなりません。

まず、迷惑ソフトの名称をメモしておいてください。

次に、迷惑ソフトの動作を停止させます。

常駐プログラムの中にある迷惑ソフトのアイコンにマウスポインタを合わせて右クリック→停止(または終了)をクリックします。

常駐プログラムの動作が止まればアイコンが常駐プログラムの中から消えていると思いますので、迷惑ソフトを削除(アンインストール)の作業に入ります。

Windows10の場合、スタートボタンをクリック→設定をクリックしてWindowsの設定を表示させ、「アプリ」をクリックします。

「アプリと機能」の画面ではパソコンにインストールされているソフト(アプリ)が並んでいますので、先ほどメモした迷惑ソフトを探しだしてクリックします。

「アンインストール」ボタンをクリックして操作を続けます。

※ソフトによっては確認画面が表示されますが、「はい」を選択して進めてください。また、これらの迷惑ソフトを削除するときは、できればインターネットに接続していない状態でアンインストールを行ったほうがいいかもしれません。
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迷惑ソフトがインストールされてしまった原因は

では、これらの迷惑ソフトがインストールされてしまったのはなぜでしょう。

たとえばゲームやソフトをインストールしようとするとき、知らない間にこれらのソフトをインストールすることを了承してしまっていたり、インターネットに接続し、ホームページを見ているときに表示される「広告」をクリックしてしまったりすることが考えられます。

ゲームやソフトをインストールする画面で、不要なソフトがインストール対象になっていないかを必ず確認するようにしてください。

また、ホームページ閲覧中に「Windows修復ツール」や「ダウンロード」などといったボタンが表示された広告が表示されてもクリックしないようにしてください。

それからくれぐれも、これらの迷惑ソフトがインストールされてしまっても有償ライセンスを契約(お金を支払う)してしまったり、電話をかけたりしないようにしてくださいね。

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この記事を書いている人
パソコン教室の先生

市内の60歳以上の方を対象としたパソコン教室でインストラクターをしています。授業の中でお話している内容やパソコン相談会でお受けするご相談などについて書いています。
高齢者のためのICT教室については本サイト「高齢者のためのICT教室」についてお読みください。お問い合わせには随時対応させていただいておりますが、時間がかかりますことをあらかじめご了承くださいませ。

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