初めてパソコンを操作する高齢者が苦手意識を持ちやすいのが「マウス操作」

高齢者とパソコン
flober81 / Pixabay
この記事は約6分で読めます。

高齢者のパソコン教室では毎年新しい生徒さんが入ってきますが、その中にはこの教室に通うのを機にパソコンを買ったという人もいらっしゃいます。

高齢者がパソコン操作で初めに戸惑うこと、第一関門は「マウス操作」、マウスが思うように操作できずにイライラしたり、落ち込んだりする高齢者が多いです。

そこで、パソコン操作の第一関門ともいえる「マウス操作」のコツを今日は書いていきたいと思います。

スポンサーリンク

初めてパソコンを操作する高齢者が苦手意識を持ちやすいのが「マウス操作」

マウス操作がうまくいかない理由のひとつは「マウスの持ち方」

マウスをよく見てもらうと、ふたつのボタンが付いていますね。このボタンひとつずつに指を乗せたまま操作するとうまくいきやすいのですが、ボタンを押してしまうと何かが起きてしまうんじゃないかと、ボタンを押すとき以外は指を上げている人はいませんか?

マウスのボタンというのは押したときに操作が行われます。つまり、押さなければ何も操作されないということ。マウスのボタンに指を乗せているだけなら何も起きません。

マウスを移動させるときはボタンに指を乗せたまま、ボタンを操作するときにマウスのボタンを押し込む(力を入れないで)、それがコツです。

マウス操作がうまくいかない理由として、マウスのボタンを押し込むときにマウスのボタンを見ながら操作してしまうのもあると思います。マウスのボタンを見ているということは、マウスポインタから目を離しているということになります。マウスポインタを合わせてマウスのボタンを見ながら操作してしまうとマウスポインタがずれてしまいます。マウスのボタンは見ずにマウスポインタを見たまま(画面を見たまま)操作できるように練習しましょう。

マウスの操作「クリック」「ダブルクリック」「右クリック」のコツ

マウスでクリックするとは、マウスの左側のボタンを1度押し込むこと

マウス操作の八割は「クリック」です。

クリックとは、マウスの左側のボタンを軽く1度押し込む操作のことを言います。

マウスのクリックがうまくいかない原因のひとつに「マウスのボタンを必要以上に強く押し込む」ことが挙げられます。

マウスと連動して動くのがマウスポインタ(画面上に見えている矢印)ですが、マウスポインタを必要なところ、ボタンやアイコンに合わせてからマウスの左側のボタンを1度軽く押し込みます。

力を入れてしまうとマウスポインタが目標物から外れてしまうことがあるので、本当に軽く1度押し込むだけで大丈夫です。

マウスポインタの尖っている先端部分が目標物(ボタンやアイコンなど)に乗っていないとクリックしても反応しません。

マウスでダブルクリックするとは、マウスの左側のボタンをカチカチッと2度軽く押し込むこと

マウスでダブルクリックする場面といえば、何かを開く場面ですね。たとえばファイルを開くとかソフトを開くとか。

ダブルクリックというからには、クリックが2回と思うかもしれません。が、ゆっくり押し込んでしまうと「クリック、クリック」という操作となってしまいます。

ダブルクリックとは、マウスの左側のボタンを軽く2度、カチカチッと押し込む操作。もし、ダブルクリックがうまくいかないという場合は、ダブルクリックの速度を遅くする設定ができます。

マウスでドラッグするとは、マウスの左側のボタンを軽く押し込みながらマウス自体を動かすこと

何かを移動させたり、どこからどこまでを選択したりするときに使用するのが「ドラッグ(アンドドロップ)」です。

ドラッグするとは、マウスポインタを目標物(アイコンや文字など)に合わせ、マウスの左側のボタンを軽く押し込んだままマウス自体を動かし、任意の場所で押し込んでいたマウスの左側のボタンから指の力を抜くまでの操作をいいます。

マウスの右側のボタンは「右クリック」。マウスポインタを合わせたところでできること一覧を呼び出すときに使うことが多い

マウスの左側のボタンを操作することがほとんどなのですが、マウスにはもうひとつボタンがありますよね。このボタンを軽く押し込むことを「右クリック」と呼んでいます。

ちなみに、右クリックすると文字が並んだものが表示されますが、これを「ショートカットメニュー」と呼んでいます。

ショートカットメニューとは、マウスポインタが置いてある場所で操作できるメニュー(命令)が一覧で並んでいるものです。

たまに、左側のボタンを押し込んだつもりが指がずれて右側のボタンを押し込んでしまい、ショートカットメニューが表示されてしまうことがありますが、マウスポインタをショートカットメニュー以外の所に移動させてクリックすれば、ショートカットメニューは消えてくれます。

スポンサーリンク

マウス操作に早く慣れたい人にお勧めなのが「ペイントでお絵描き」

マウス操作の練習がしたいという方にお勧めしたいのが「ペイント」というソフトを使ったお絵描きです。ペイントはWindowsのパソコンであれば必ず入っているソフトです。

絵を描くという操作は、手元を見ずにという操作に慣れるのに有効です。わたしが担当するパソコン教室でもマウス操作の練習でお絵描きをしていただいています。

初めは「絵心がない」と乗り気ではありませんが、〇を描いたり色を塗ったりしていくうちに、その楽しさで手元を見ることが少なくなりますので、一度試していただければと思います。

高齢者がパソコンを初めて操作するときに苦手意識を持ちやすいのが「マウス操作」のまとめ。

以前は、パソコンを購入すればマウスが同梱されていましたが、最近はマウスが同梱されていない場合もよくあるそうです。

マウスというのは、同梱されているマウスを必ず使わなければならないわけではありません。自分が握りやすい、使いやすいマウスに買い替えてもらっても大丈夫です。

マウスが店頭にたくさん並んでいますが、どのマウスも試し握りができるようになっていますので、マウスに手を当てて握りやすいマウスを選んでみるのもいいかもしれません。

ちなみに、マウスにはパソコンとUSBケーブルで接続する有線マウスとBluetoothという方式で接続する無線マウスがあります。

購入後設定が簡単なものは有線マウスです。

Bluetoothマウスは乾電池が必要な場合もあるのでいざというときのために乾電池を準備しておかれたほうがいいと思います。また、Bluetoothマウスの中には乾電池を入れることで重量が少し重くなるものもあります。

どうしてもマウスが使いづらいという場合は、マウスの設定を変更すると少しは改善するかもしれません。

スポンサーリンク
この記事を書いている人
パソコン教室の先生

市内の60歳以上の方を対象としたパソコン教室でインストラクターをしています。授業の中でお話している内容やパソコン相談会でお受けするご相談などについて書いています。
高齢者のためのICT教室については本サイト「高齢者のためのICT教室」についてお読みください。お問い合わせには随時対応させていただいておりますが、時間がかかりますことをあらかじめご了承くださいませ。

パソコン教室の先生をフォローする
高齢者とパソコン
スポンサーリンク
パソコン教室の先生をフォローする
高齢者のためのICT教室
タイトルとURLをコピーしました